「クイズマジックアカデミー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

クイズマジックアカデミー - (2015/07/01 (水) 06:18:49) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *クイズマジックアカデミー 【くいずまじっくあかでみー】 |ジャンル|クイズ| |対応機種|アーケード| |販売・開発元|コナミ| |稼働開始日|2003年7月24日| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| |>|CENTER:''[[クイズマジックアカデミーシリーズ]]''| **概要 コナミからリリースされたクイズゲーム。ネット通信を利用した問題の新規配信や対戦形式、入力デバイスにタッチパネルを利用した出題形式の多彩さなどの新機軸でクイズゲームにありがちだった単調さを払拭。~ 魔法学校を舞台した学園もの風の世界観や登場キャラクターの人気も手伝って人気を呼び、クイズゲームとしてはかなりの息の長いシリーズとなった。 //***攻略法は只一つ「知識を身につけろ」 **ゲームの基本 -基本的な攻略法は「知識を身につけ、誰よりも早く正解のボタンをタッチパネルで押す」ことのみ。~ ただし、上級クラスではそれに加えて「タッチパネルを速く正確に押す技術」「問題文の類推・先読み」も多少要求されてくる。 -トップランカーとして勝ち続けるためには大学の専攻分野レベルの専門知識も、末代まで役に立たなさそうなトリビアも、遠い異国のミュージシャンの楽曲も、日本では公開されないような映画の出演者も、競技人口の少ないスポーツ選手の名前も、果てはマニアすら知らないアニメの主演声優までも瞬時にかつ正確に答えなければならない。 -最上位クラスになると、度重なるプレイで絶えず追加される問題と解答をその都度カメラで撮影して「回収」・丸暗記し、問題文の「決まり字」レベルで瞬時に解答を入力するプレイヤーも多数存在する(中には、調べた解答をノートに書いて持ち込むプレイヤーも存在するが、これは「カンペ」と呼ばれあまりマナーのよくない行為とされる)。 **評価点 //***革命、日本全国で繰り広げられる熾烈な一斉テスト 従来のクイズゲームはROMによって内容が固定されているのが当然であり、稼動後の時間経過で問題の答えが変わってしまったり、問題数が限られていて何度かのプレイで答えを覚えられてしまったりするため、寿命の短いものが多かった。~ 最終的には電源を入れなおすとすべて同じ問題順になるという物もあり、クイズゲームにもかかわらず「シンクロ連射装置を使うと理論点が達成できるためハイスコア集計打ち切り」というものまで出てしまった。時代が進むに連れて何とか容量で誤魔化そうとはするものの、それも頭打ちになってしまう。~ そんなクイズゲームを大きく進化させたのが本作である。 -ネットワーク接続によるゲーム内容の進化 --『全国規模での最大16人同時対戦』と『プレイ内容の継続的な更新・不具合修正』が実現した。 //--これにより「全国各地のプレイヤーと最大16人同時対戦可能」、「アップデートによる新規問題の配信や不具合修正」が実現。~ 前年に稼動開始した「麻雀格闘倶楽部」と同じく採用されたタッチパネルディスプレイによる多彩なクイズ形式の登場もあって、~ 989年当時クイズゲームというジャンルに新風を吹き込んだ「クイズカプコンワールド」以来ほとんど進化のなかったクイズゲームに革命を起こした。 --今までのアーケードクイズゲームは4択が主体だったため、正確な知識が要求されるタイピング形式のクイズは非常に斬新。また、本作以前に新規問題の追加や修正を行えるアーケードクイズゲームは皆無であった。 -クラス分けによるプレイヤーの腕前の住み分け --ある程度の階級分けが成されているために初心者と経験者(上級者)のマッチアップが起こり難く、更に対戦形式であるために「誰も分からないような難問ばかりが出る=即ゲームオーバー」という事態も起こり難い。これによって一見さんからやり込み派まで幅広い客層を得ることに成功した。 --従来のアーケードクイズゲームは「ライフ3」形式がほとんどだったため、3問連続不正解してそのままゲームオーバーという悲劇が珍しくなかった。本作では難問が続出しても予選なら下位4位に入らなければ次へ進める上に、トーナメント前には練習問題が数問できるので、苦手な人でもそれなりに楽しむことが出来るようになっている。 --なお、最新作の「暁の鐘」ではプレイヤーや設置店舗数の減少を受けてか16人対戦のストイックなオンライン対戦モードは廃止され、実況つきで8人でお助け魔法(チートアイテム)を使用しあう「トーナメント☆マジバトル」が導入された。 --ロケテストなどなくいわば抜き打ち的にモードの打ち切り・導入やバランスの悪さ、ストイックなクイズバトルはサークル・店内対戦か店舗大会、敷居の高いリアルクイズで行うほかなくなったことに不満を持つプレイヤーも少なくない賛否の分かれるゲームとなっている。 //*** -ジャンル・形式分けの細分化・「オタク」ジャンルの重点化 --旧来のクイズゲームは攻略のため得意または伸ばしたいジャンルが出題されなかったり、意図的に捨てることが推奨されることがあった。~ しかし本作ではトーナメントでの召集の前に好きな形式・ジャンルの問題を一定数予習ができるようになり好きな問題の出題が保障されるようになった。 --またアニメや漫画、ゲームなどのジャンルを始めて独立させたクイズゲームであるといわれている。 ---クイズ番組や旧来のクイズゲームでは比較的知名度の高い事柄しか出題されないか、オタク等というジャンルわけがされて芸能などと一緒に出題され、パラメーターを伸ばしてもネタ的な攻略対象になることが多かった。 ---しかしQMAではゲームセンターのアーケードクイズゲームということもあり、日本のサブカルチャーということか初代より1ジャンルとして独立しており、2作目からはかわいらしい「魔法少女」のキャラクターが担当キャラにあてがわれているなど確固たる地位を与えられている。 ---スポーツ等とともに出題範囲の偏りがネタにされるジャンルのひとつでもある。 -魔法学園を舞台にした魅力的なキャラクター達 --稼動時に流行していた「ハリー・ポッター」シリーズを彷彿とさせる個性的なキャラクター達も人気に繋がった。当初は8名(ロケテ時点では4名)だった生徒(プレイヤーキャラ)も今では新旧あわせて21名(+DS版専用4名)にまで増えた。 -更に近年ではキャラクターごとのイベントシーンが増え、キャラゲーとしての側面も強まってきた(この点に関しては賛否両論)。 --キャラ属性は、巨乳・メガネっ子+おさげ・ツンデレお嬢様(ついでに貧乳)・ロリ+ニーソ・クール不思議系・体育会系・中国娘・メイド・女顔のショタ・半ズボンショタなど幅広くその道のユーザーを楽しませてくれる。誤解を与えているかもしれないが、案外事実である。 -モードの豊富さ・一人用やりこみモードや協力要素の導入 --ストイックに知識力や暗記力を競って対戦するだけにとどまらず、QMA5以降は特定のテーマに関する問題が出題される「検定試験」や、QMA7~10作目の「天の学舎」に導入された協力プレー、全国大会チームバトルなど多数のモードが登場。モードの豊富さと、より手軽に初心者から全国ランカーなどの超上級者までが楽しめることウリとなっている。 --なお、最新作「暁の鐘」で協力プレーは廃止された。 **問題点 -シリーズ物としての弊害 --シリーズ物に常に付きまとう、古参との実力差による新規参入のハードルの高さやマンネリ化という問題もあり、新要素の追加やバランスの調整も行われてはいるが、プレイヤー人口は緩やかに減少しつつあることも実情である。 --プレイヤー数も4作目の頃がピークであった。それ以降、毎回新要素が試みられてはいるが、受け入れられず軌道修正を余儀なくされているものもままある。 -2010年稼動開始のVIIでは新キャラクターが6人追加されたが、代わりに旧キャラクター9人や電子マネーPASELIやDS版などの購入で付いた限定アイテムが使えなくなり、キャラクターファンからは不満の声が上がっていた。キャラは本作の魅力であり今後の踏ん張りが期待されていたところ、その次のVIIIでは全員復学が決定した。詳細な経緯は[[こちら>クイズマジックアカデミーVII]]を参照。 //賛否両論点 //総評 //余談 //追記お願いします。
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *クイズマジックアカデミー 【くいずまじっくあかでみー】 |ジャンル|クイズ| |対応機種|アーケード| |販売・開発元|コナミ| |稼働開始日|2003年7月24日| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| |>|CENTER:''[[クイズマジックアカデミーシリーズ]]''| **概要 コナミからリリースされたクイズゲーム。ネット通信を利用した問題の新規配信や対戦形式、入力デバイスにタッチパネルを利用した出題形式の多彩さなどの新機軸でクイズゲームにありがちだった単調さを払拭。~ 魔法学校を舞台した学園もの風の世界観や登場キャラクターの人気も手伝って人気を呼び、クイズゲームとしてはかなりの息の長いシリーズとなった。 //***攻略法は只一つ「知識を身につけろ」 **ゲームの基本 -基本的な攻略法は「知識を身につけ、誰よりも早く正解のボタンをタッチパネルで押す」ことのみ。~ ただし、上級クラスではそれに加えて「タッチパネルを速く正確に押す技術」「問題文の類推・先読み」も多少要求されてくる。 -トップランカーとして勝ち続けるためには大学の専攻分野レベルの専門知識も、末代まで役に立たなさそうなトリビアも、遠い異国のミュージシャンの楽曲も、日本では公開されないような映画の出演者も、競技人口の少ないスポーツ選手の名前も、果てはマニアすら知らないアニメの主演声優までも瞬時にかつ正確に答えなければならない。 -最上位クラスになると、度重なるプレイで絶えず追加される問題と解答をその都度カメラで撮影して「回収」・丸暗記し、問題文の「決まり字」レベルで瞬時に解答を入力するプレイヤーも多数存在する(中には、調べた解答をノートに書いて持ち込むプレイヤーも存在するが、これは「カンペ」と呼ばれあまりマナーのよくない行為とされる)。 **評価点 //***革命、日本全国で繰り広げられる熾烈な一斉テスト 従来のクイズゲームはROMによって内容が固定されているのが当然であり、稼動後の時間経過で問題の答えが変わってしまったり、問題数が限られていて何度かのプレイで答えを覚えられてしまったりするため、寿命の短いものが多かった。~ 最終的には電源を入れなおすとすべて同じ問題順になるという物もあり、クイズゲームにもかかわらず「シンクロ連射装置を使うと理論点が達成できるためハイスコア集計打ち切り」というものまで出てしまった。時代が進むに連れて何とか容量で誤魔化そうとはするものの、それも頭打ちになってしまう。~ そんなクイズゲームを大きく進化させたのが本作である。 -ネットワーク接続によるゲーム内容の進化 --『全国規模での最大16人同時対戦』と『プレイ内容の継続的な更新・不具合修正』が実現した。 //--これにより「全国各地のプレイヤーと最大16人同時対戦可能」、「アップデートによる新規問題の配信や不具合修正」が実現。~ 前年に稼動開始した「麻雀格闘倶楽部」と同じく採用されたタッチパネルディスプレイによる多彩なクイズ形式の登場もあって、~ 1989年当時クイズゲームというジャンルに新風を吹き込んだ「クイズカプコンワールド」以来ほとんど進化のなかったクイズゲームに革命を起こした。 --今までのアーケードクイズゲームは4択が主体だったため、正確な知識が要求されるタイピング形式のクイズは非常に斬新。また、本作以前に新規問題の追加や修正を行えるアーケードクイズゲームは皆無であった。 -クラス分けによるプレイヤーの腕前の住み分け --ある程度の階級分けが成されているために初心者と経験者(上級者)のマッチアップが起こり難く、更に対戦形式であるために「誰も分からないような難問ばかりが出る=即ゲームオーバー」という事態も起こり難い。これによって一見さんからやり込み派まで幅広い客層を得ることに成功した。 --従来のアーケードクイズゲームは「ライフ3」形式がほとんどだったため、3問連続不正解してそのままゲームオーバーという悲劇が珍しくなかった。本作では難問が続出しても予選なら下位4位に入らなければ次へ進める上に、トーナメント前には練習問題が数問できるので、苦手な人でもそれなりに楽しむことが出来るようになっている。 --なお、最新作の「暁の鐘」ではプレイヤーや設置店舗数の減少を受けてか16人対戦のストイックなオンライン対戦モードは廃止され、実況つきで8人でお助け魔法(チートアイテム)を使用しあう「トーナメント☆マジバトル」が導入された。 --ロケテストなどなくいわば抜き打ち的にモードの打ち切り・導入やバランスの悪さ、ストイックなクイズバトルはサークル・店内対戦か店舗大会、敷居の高いリアルクイズで行うほかなくなったことに不満を持つプレイヤーも少なくない賛否の分かれるゲームとなっている。 //*** -ジャンル・形式分けの細分化・「オタク」ジャンルの重点化 --旧来のクイズゲームは攻略のため得意または伸ばしたいジャンルが出題されなかったり、意図的に捨てることが推奨されることがあった。~ しかし本作ではトーナメントでの召集の前に好きな形式・ジャンルの問題を一定数予習ができるようになり好きな問題の出題が保障されるようになった。 --またアニメや漫画、ゲームなどのジャンルを始めて独立させたクイズゲームであるといわれている。 ---クイズ番組や旧来のクイズゲームでは比較的知名度の高い事柄しか出題されないか、オタク等というジャンルわけがされて芸能などと一緒に出題され、パラメーターを伸ばしてもネタ的な攻略対象になることが多かった。 ---しかしQMAではゲームセンターのアーケードクイズゲームということもあり、日本のサブカルチャーということか初代より1ジャンルとして独立しており、2作目からはかわいらしい「魔法少女」のキャラクターが担当キャラにあてがわれているなど確固たる地位を与えられている。 ---スポーツ等とともに出題範囲の偏りがネタにされるジャンルのひとつでもある。 -魔法学園を舞台にした魅力的なキャラクター達 --稼動時に流行していた「ハリー・ポッター」シリーズを彷彿とさせる個性的なキャラクター達も人気に繋がった。当初は8名(ロケテ時点では4名)だった生徒(プレイヤーキャラ)も今では新旧あわせて21名(+DS版専用4名)にまで増えた。 -更に近年ではキャラクターごとのイベントシーンが増え、キャラゲーとしての側面も強まってきた(この点に関しては賛否両論)。 --キャラ属性は、巨乳・メガネっ子+おさげ・ツンデレお嬢様(ついでに貧乳)・ロリ+ニーソ・クール不思議系・体育会系・中国娘・メイド・女顔のショタ・半ズボンショタなど幅広くその道のユーザーを楽しませてくれる。誤解を与えているかもしれないが、案外事実である。 -モードの豊富さ・一人用やりこみモードや協力要素の導入 --ストイックに知識力や暗記力を競って対戦するだけにとどまらず、QMA5以降は特定のテーマに関する問題が出題される「検定試験」や、QMA7~10作目の「天の学舎」に導入された協力プレー、全国大会チームバトルなど多数のモードが登場。モードの豊富さと、より手軽に初心者から全国ランカーなどの超上級者までが楽しめることウリとなっている。 --なお、最新作「暁の鐘」で協力プレーは廃止された。 **問題点 -シリーズ物としての弊害 --シリーズ物に常に付きまとう、古参との実力差による新規参入のハードルの高さやマンネリ化という問題もあり、新要素の追加やバランスの調整も行われてはいるが、プレイヤー人口は緩やかに減少しつつあることも実情である。 --プレイヤー数も4作目の頃がピークであった。それ以降、毎回新要素が試みられてはいるが、受け入れられず軌道修正を余儀なくされているものもままある。 -2010年稼動開始のVIIでは新キャラクターが6人追加されたが、代わりに旧キャラクター9人や電子マネーPASELIやDS版などの購入で付いた限定アイテムが使えなくなり、キャラクターファンからは不満の声が上がっていた。キャラは本作の魅力であり今後の踏ん張りが期待されていたところ、その次のVIIIでは全員復学が決定した。詳細な経緯は[[こちら>クイズマジックアカデミーVII]]を参照。 //賛否両論点 //総評 //余談 //追記お願いします。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: