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*バイオ戦士DAN インクリーザーとの闘い
【ばいおせんしだん いんくりーざーとのたたかい】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068H14)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|開発元|アトラス|~|
|発売日|1987年9月22日|~|
|定価|4,900円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|世界観ぶち壊しの各種演出&br()アクションゲームとしての出来は良い|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
まだ下請け制作であったアトラスが開発し、ジャレコが販売したアクションゲーム。
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**ストーリー
西暦1999年。人類は地球外生命体「インクリーザー」による侵略を受けていた。
人類は決死の抗戦を続けるものの、インクリーザーの恐るべき増殖力の前に徐々に押されていった。
そして長い時が流れた西暦2081年。絶滅寸前にまで追い詰められた人類は、一縷の望みをかけた最終作戦を実行に移す。
それは「選ばれた戦士にあらんかぎりの強化を施した後、インクリーザーが来訪した1999年にタイムワープで送り込み、彼らの母体である『ゴッドインクリーザー』を倒して未来を変える」というもの。
そして選ばれた青年「ダン」は、人類の最後の希望を背負いつつ、インクリーザーが侵略を始めたばかりの過去へ時間の旅に出たのである…。
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**特徴・評価点
***練り込まれたアクション性&ゲーム性
ゲーム内容はAボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃というオーソドックスなアクションゲーム。~
『[[リンクの冒険]]』の神殿ステージににた構成のフロアを探索し、最奥部のボス「マザーインクリーザー」を撃破するとクリア。次のステージに移る。全6ステージ(最終ステージはボス戦のみ)。~
難易度は易しすぎず難しすぎずの絶妙なバランスに調整されており、アクション初心者でも何度か練習すればクリアできるようになっている。
-攻撃は通常攻撃のヒートナイフだけでなく、様々な特徴を持った特殊武器を武器屋等で入手・パワーアップして使用できるようになる。特殊武器を活用すれば攻略難度もある程度低く抑えることができる。
--ちなみに特殊武器の使用にはEN(通貨も兼ねる)が必要。主にザコ敵を倒して入手する。
-住民等のNPCの台詞から隠し通路やボスの場所の推測、エリア探索に大切なことを知るなどのステージ探索要素も含んでいる。
-「マザーバイタリティ」システム
--画面右上には「M.V(Mother Vitality)の略」という数字が常に表示されていて、時間経過で徐々に増えていく。これはそのステージのボスの体力を表しており、さらにM.Vが上限の999に達するとDANがミスとなってしまう。
---つまり、M.Vはボスの体力と制限時間を兼ねており、ステージ探索やパワーアップを極力無視してボスが弱いうちに速攻撃破するか、ボスが強くなってもいいから探索を優先してキャラ強化に努めるか、状況を見た判断が必要となる。
***BGM
本作のBGMを手がけているのは、後にFC・SFC時代の女神転生シリーズの作曲で有名となる増子司氏。随所にその流れるようなメロディラインの特徴が見られる。
-なお、本作のファンからは特に1面・3面・4面の人気が高い。
***毒々しいグラフィック
-インクリーザーに侵され変貌してしまった、内臓を思わせる毒々しいステージや敵のグラフィックはファミコンながら良く描かれており雰囲気も十分出ている。
-ステージの主要なザコ敵は、出現時から時間の経過によってノプリス期→ゾエア期→マーズ期→メガロ期の順に外見も含めて進化していく。
--また、ボスはザコ敵の完全体としてデザインされており、撃破時には上記とは逆順に退化しながら消滅するという凝った演出となっている。
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**賛否両論点(というよりバカな点)
***過剰なギャグ演出
前述した通り、本作のストーリーや世界観はハードSFになっているのだが、それを完全にブチ壊すような演出・ギャグがあまりにも多すぎるため、せっかくの良質なアクションよりもバカゲー要素の方がプレイヤーの記憶に残る結果となってしまった。
-インクリーザーに侵略され絶望的な状況下にあるにも関わらず、全く危機感の無い住民達。
--家に入るなり、家主(というよりミュータント)にいきなり''押し相撲''を挑まれる。このミュータントが何者なのかは一切語られない(少なくともインクリーザーではないようだが…)。
---背景には''「♂ 押忍 ♂」''の看板。「押す」と「オス」にかけたダジャレなのは言うまでもない。
---そして後ろで流れる陽気なBGM。もちろん増子司氏謹製。『[[つっぱり大相撲]]』にそのまま流用しても違和感が息をしないレベル。
---勝てば大量のENが貰えるのでプレイヤー的にはありがたいのだが…。
--武器屋では、関西弁をしゃべる店主が外で起こっている事などそっちのけで武器を売り込んでくる。ちなみに店主の顔は6代目桂文枝に似ている。
---店の外は毒々しい内臓色溢れるステージが広がっているにも関わらず、とにかく明るい。
---そして後ろで流れる''浪花節のBGM''。もちろん(略)。裏設定で歌詞があるんじゃないか? と疑うレベルでコテコテの浪花節である。
--武器を強化する店ではゼンジー北京のような似非中国喋りをする男が店主を務め、''中国4000年の秘術で武器を強化する。''
--仙人風の人物に話しかけると「わしはひとりでもせんにんじゃ」とか言ったりする。''お前は何を言っているんだ''。
--体力回復方法がホテルでの宿泊なのだが、そこの受付が''キャバレー風のお姉ちゃん''。更に、泊まった時のグラフィックは''和室で浴衣に着替えて団扇を持って涼むDANの一枚絵(風鈴のSE付き)''。海外版では普通のホテルの部屋に変更されているが、そういう問題ではないと思う。
--4面では先に進むために変身しなければならない(またその後先に進むために変身を解かなくてはならない)シーンがあるが、変身する(変身を解除する)ための店の受付もキャバレー風のお姉ちゃんだったり。
-主人公の秘密が隠されているPCが存在し、調べることでDANに秘められた能力が明らかになる。前述したが、DANは2081年の未来からやって来た戦士である。
-ステージクリア後のデモで様々な生物(例:''芋虫'')に変化するDAN。
--本来はステージ間の箸休め的なギャグ演出にすぎないのだが、上記のバカ要素が現実に存在している為、まさか本当に次ステージではその姿で始まるのでは、と少し不安になったりする。実際には元の姿になって始まるが。
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**総評
独特のゲームシステム・適度な難易度で歯ごたえのあるアクション・良質なBGMといった良点が多く、ゲームとしての完成度は高い。~
しかし、世界観ぶち壊しのバカ要素が目立ちすぎた為にそこばかりが取り上げられ、結果として本作をプレイしたことのないゲーマーからはクソゲー扱いされることがある不遇の名作である。
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**余談
-『美食倶楽部バカゲー専科』では、名前が似ていてバカゲー同士だからといって「[[冒険男爵ドン>冒険男爵ドン サン=ハート編]]の知り合いか?」とからかったり、パッケージイラストを描いた「爬沼庵」((「はぬまあん」と読む。元ジャレコ社員で後に漫画家に転向。ジャレコ在籍時には『妖怪倶楽部』のパッケージも担当。その後も精力的に活動を続けるも、2011年3月下旬に46歳の若さで病没。))を「あんなデタラメなゲームにカッコイイ絵を描いてくれた」と嫌味な形で労ったりしていた。&br()ちなみに本文では肝心のDANのゲーム性についての説明が皆無で、用語集という形でちょこっと取り上げられただけだった。
-後にスピードワゴンと杏野はるなが出演している「超クソゲー」というDVDにおいてもクソゲーとして取り上げられているが、批判点は的を射ておらず、やはりクソゲーと呼ぶには無理がある作品である。そもそもこのDVD自体あまり評判が良くないのだが…。
-CSで放送された「新・伝説のクソゲー大決戦」でも取り上げられた。主にバカゲー要素にツッコミを入れており、上記バカな点に書かれていることはだいたい取り上げられていた。グラフィックはいいとほめられていた。なお、この番組も評価はイマイチである。
-テレビ番組『ゲームセンターCX』内のコーナー「有野の挑戦」でも、何度となく候補に挙げられては消えていくを繰り返した末テーマに抜擢された。その際のキャッチコピーは''【二軍の四番】''。
-概要にもある通り本作はアトラス開発・ジャレコ販売のゲームであるが、2017年にニコニコ生放送においてシティコネクション((旧ジャレコ))の吉川延宏社長が語った所によると、「本作と女神転生の2本を持ち込み企画としてアトラスから提案されたが、当時のジャレコは''女神転生には目もくれずにバイオ戦士DANだけを採用した''」とのこと。ジャレコに相手にされなかった女神転生はその後ナムコから発売されることとなり、後にアトラスの自社販売となる。その後の両作品の明暗については言うまでもない。
*バイオ戦士DAN インクリーザーとの闘い
【ばいおせんしだん いんくりーざーとのたたかい】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068H14)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|開発元|アトラス|~|
|発売日|1987年9月22日|~|
|定価|4,900円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|世界観ぶち壊しの各種演出&br()アクションゲームとしての出来は良い|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
まだ下請け制作であったアトラスが開発し、ジャレコが販売したアクションゲーム。
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**ストーリー
西暦1999年。人類は地球外生命体「インクリーザー」による侵略を受けていた。
人類は決死の抗戦を続けるものの、インクリーザーの恐るべき増殖力の前に徐々に押されていった。
そして長い時が流れた西暦2081年。絶滅寸前にまで追い詰められた人類は、一縷の望みをかけた最終作戦を実行に移す。
それは「選ばれた戦士にあらんかぎりの強化を施した後、インクリーザーが来訪した1999年にタイムワープで送り込み、彼らの母体である『ゴッドインクリーザー』を倒して未来を変える」というもの。
そして選ばれた青年「ダン」は、人類の最後の希望を背負いつつ、インクリーザーが侵略を始めたばかりの過去へ時間の旅に出たのである…。
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**特徴・評価点
***練り込まれたアクション性&ゲーム性
ゲーム内容はAボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃というオーソドックスなアクションゲーム。~
『[[リンクの冒険]]』の神殿ステージににた構成のフロアを探索し、最奥部のボス「マザーインクリーザー」を撃破するとクリア。次のステージに移る。全6ステージ(最終ステージはボス戦のみ)。~
難易度は易しすぎず難しすぎずの絶妙なバランスに調整されており、アクション初心者でも何度か練習すればクリアできるようになっている。
-攻撃は通常攻撃のヒートナイフだけでなく、様々な特徴を持った特殊武器を武器屋等で入手・パワーアップして使用できるようになる。特殊武器を活用すれば攻略難度もある程度低く抑えることができる。
--ちなみに特殊武器の使用にはEN(通貨も兼ねる)が必要。主にザコ敵を倒して入手する。
-住民等のNPCの台詞から隠し通路やボスの場所の推測、エリア探索に大切なことを知るなどのステージ探索要素も含んでいる。
-「マザーバイタリティ」システム
--画面右上には「M.V(Mother Vitality)の略」という数字が常に表示されていて、時間経過で徐々に増えていく。これはそのステージのボスの体力を表しており、さらにM.Vが上限の999に達するとDANがミスとなってしまう。
---つまり、M.Vはボスの体力と制限時間を兼ねており、ステージ探索やパワーアップを極力無視してボスが弱いうちに速攻撃破するか、ボスが強くなってもいいから探索を優先してキャラ強化に努めるか、状況を見た判断が必要となる。
***BGM
本作のBGMを手がけているのは、後にFC・SFC時代の女神転生シリーズの作曲で有名となる増子司氏。随所にその流れるようなメロディラインの特徴が見られる。
-なお、本作のファンからは特に1面・3面・4面の人気が高い。
***毒々しいグラフィック
-インクリーザーに侵され変貌してしまった、内臓を思わせる毒々しいステージや敵のグラフィックはファミコンながら良く描かれており雰囲気も十分出ている。
-ステージの主要なザコ敵は、出現時から時間の経過によってノプリス期→ゾエア期→マーズ期→メガロ期の順に外見も含めて進化していく。
--また、ボスはザコ敵の完全体としてデザインされており、撃破時には上記とは逆順に退化しながら消滅するという凝った演出となっている。
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**賛否両論点(というよりバカな点)
***過剰なギャグ演出
前述した通り、本作のストーリーや世界観はハードSFになっているのだが、それを完全にブチ壊すような演出・ギャグがあまりにも多すぎるため、せっかくの良質なアクションよりもバカゲー要素の方がプレイヤーの記憶に残る結果となってしまった。
-インクリーザーに侵略され絶望的な状況下にあるにも関わらず、全く危機感の無い住民達。
--家に入るなり、家主(というよりミュータント)にいきなり''押し相撲''を挑まれる。このミュータントが何者なのかは一切語られない(少なくともインクリーザーではないようだが…)。
---背景には''「♂ 押忍 ♂」''の看板。「押す」と「オス」にかけたダジャレなのは言うまでもない。
---そして後ろで流れる陽気なBGM。もちろん増子司氏謹製。『[[つっぱり大相撲]]』にそのまま流用しても違和感が息をしないレベル。
---勝てば大量のENが貰えるのでプレイヤー的にはありがたいのだが…。
--武器屋では、関西弁をしゃべる店主が外で起こっている事などそっちのけで武器を売り込んでくる。ちなみに店主の顔は6代目桂文枝に似ている。
---店の外は毒々しい内臓色溢れるステージが広がっているにも関わらず、とにかく明るい。
---そして後ろで流れる''浪花節のBGM''。もちろん(略)。裏設定で歌詞があるんじゃないか? と疑うレベルでコテコテの浪花節である。
--武器を強化する店ではゼンジー北京のような似非中国喋りをする男が店主を務め、''中国4000年の秘術で武器を強化する。''
--仙人風の人物に話しかけると「わしはひとりでもせんにんじゃ」とか言ったりする。''お前は何を言っているんだ''。
--体力回復方法がホテルでの宿泊なのだが、そこの受付が''キャバレー風のお姉ちゃん''。更に、泊まった時のグラフィックは''和室で浴衣に着替えて団扇を持って涼むDANの一枚絵(風鈴のSE付き)''。海外版では普通のホテルの部屋に変更されているが、そういう問題ではないと思う。
--4面では先に進むために変身しなければならない(またその後先に進むために変身を解かなくてはならない)シーンがあるが、変身する(変身を解除する)ための店の受付もキャバレー風のお姉ちゃんだったり。
-主人公の秘密が隠されているPCが存在し、調べることでDANに秘められた能力が明らかになる。前述したが、DANは2081年の未来からやって来た戦士である。
-ステージクリア後のデモで様々な生物(例:''芋虫'')に変化するDAN。
--本来はステージ間の箸休め的なギャグ演出にすぎないのだが、上記のバカ要素が現実に存在している為、まさか本当に次ステージではその姿で始まるのでは、と少し不安になったりする。実際には元の姿になって始まるが。
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**総評
独特のゲームシステム・適度な難易度で歯ごたえのあるアクション・良質なBGMといった良点が多く、ゲームとしての完成度は高い。~
しかし、世界観ぶち壊しのバカ要素が目立ちすぎた為にそこばかりが取り上げられ、結果として本作をプレイしたことのないゲーマーからはクソゲー扱いされることがある不遇の名作である。
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**余談
-『美食倶楽部バカゲー専科』では、名前が似ていてバカゲー同士だからといって「[[冒険男爵ドン>冒険男爵ドン サン=ハート編]]の知り合いか?」とからかったり、パッケージイラストを描いた「爬沼庵」((「はぬまあん」と読む。元ジャレコ社員で後に漫画家に転向。ジャレコ在籍時には『妖怪倶楽部』のパッケージも担当。その後も精力的に活動を続けるも、2011年3月下旬に46歳の若さで病没。))を「あんなデタラメなゲームにカッコイイ絵を描いてくれた」と嫌味な形で労ったりしていた。&br()ちなみに本文では肝心のDANのゲーム性についての説明が皆無で、用語集という形でちょこっと取り上げられただけだった。
-後にスピードワゴンと杏野はるなが出演している「超クソゲー」というDVDにおいてもクソゲーとして取り上げられているが、批判点は的を射ておらず、やはりクソゲーと呼ぶには無理がある作品である。そもそもこのDVD自体あまり評判が良くないのだが…。
-CSで放送された「新・伝説のクソゲー大決戦」でも取り上げられた。主にバカゲー要素にツッコミを入れており、上記バカな点に書かれていることはだいたい取り上げられていた。グラフィックはいいとほめられていた。なお、この番組も評価はイマイチである。
-テレビ番組『ゲームセンターCX』内のコーナー「有野の挑戦」でも、何度となく候補に挙げられては消えていくを繰り返した末テーマに抜擢された。その際のキャッチコピーは''【二軍の四番】''。
-概要にもある通り本作はアトラス開発・ジャレコ販売のゲームであるが、2017年にシティコネクション((旧ジャレコ))の吉川延宏社長が語った所によると、「本作と女神転生の2本を持ち込み企画としてアトラスから提案されたが、当時のジャレコは''女神転生には目もくれずにバイオ戦士DANだけを採用した''」とのこと。ジャレコに相手にされなかった女神転生はその後ナムコから発売されることとなり、後にアトラスの自社販売となる。その後の両作品の明暗については言うまでもない。