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*バトルフィールド バッドカンパニー2 【ばとるふぃーるどばっどかんぱにーつー】 |ジャンル|ファーストパーソン・シューティングゲーム|&amazon(B002ZROUN4)|&amazon(B002ZROUP2)| |対応機種|プレイステーション3、Xbox360、Windows|~|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ|~|~| |開発元|DICE|~|~| |発売日|2010年3月11日(木)|~|~| |定価|7,665円|~|~| |レーティング|【PS3/360】CERO:D(17歳以上対象)|~|~| |廉価版|Xbox360・PS3・ULTIMATE EDITION&br;各3,980円|~|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[バトルフィールドシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 [[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]の直接の続編。~ ストーリーは前作と同じメンバーが活躍し、マルチプレイはマップや破壊表現がさらに進化した。 **シングルプレイ ***ストーリー 1944年、太平洋戦争中。~ 日本軍が開発したという秘密兵器の情報を探る為にアメリカ軍による特殊作戦「オーロラ作戦」が実行された。~ しかし、その作戦は公になることなく、歴史の闇へと葬り去られた。~ ~ 現代では共産主義の台頭により、世界中で紛争が起きていた。~ B中隊ことバッドカンパニーのメンバーは軍規を犯したものの、結果は軍の利益になったということで何とか存続し、シベリアで特殊作戦の任務に就いていた。~ そして、ひょんなことからロシア軍の秘密プロジェクトを知ることになったB中隊はこれを追っていくことに。 ***登場人物 基本的には[[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]と同じ。~ -プレストン・マーロウ --前作同様プレイヤーキャラクターとなる。階級は二等兵。認識番号は000BFH008ME008。&br;軍人の家系で自身も軍に憧れ入隊したものの派兵先のヨーロッパで退屈な日々を過ごし、暇潰しで操縦したヘリコプターを軍将校の車に激突させたことでB中隊送りとなる。B中隊の中では比較的常識人。 -サミュエル・D・レッドフォード --マーロウ達の所属する隊の隊長で階級は軍曹。彼自身は問題を起こしておらず、早期退役と退職金を条件にB中隊へ志願した。律儀な性格で部下思い。&br;前作での行動が原因で退役を延期させられている。 -ジョージ・ゴードン・ハガード・ジュニア --階級は伍長。認識番号は000BF1942002BF2005。通称「ハグ」。爆発好きが災いし、自軍の武器庫を爆破させたことでB中隊送りとなっていた。&br;今作では爆破のスペシャリストとしてその知識を披露する場面もある。 -テレンス・スウィートウォーター --階級は二等兵。認識番号は0BFMCPS2005MC360006。通称「スウィーツ」。軍のコンピュータにウィルスを侵入させる悪戯が発覚してB中隊送りとなった。&br;おしゃべり好きで軽率な性格。レッドフォード曰く「役には立たないが、しゃべる相手が必要ならそいつが最適だ」。 -フリン --B中隊を輸送するヘリのパイロット。ヒッピー風で平和主義者。タバコ好き。 ***シングルプレイの特徴・評価点 -スケールの大きくなったストーリー --旧日本軍の開発したという秘密兵器を巡って極寒のシベリアから南米の密林や砂漠地帯など様々なロケーションでの戦闘が繰り広げられる。 --序章では第2次世界大戦中の日本を舞台にしている。 ---マルチプレイでも使用できず、ここでしか使うことのできない武器も登場する。 ***シングルプレイの賛否両論点 -コメディ要素の減ったストーリー --前作は金塊を巡る破天荒な話だったが、今作はB中隊のメンバーも任務に忠実。軽いジョークなどを交わす場面もあるが前作を知っているとおとなしいと感じる。 -一本道なステージ --だだっ広いマップを自由に動けた前作と違い、今作では他のFPSと同じスタイルの縦長なマップを進むようになった。 --その代わり、前作のようにリスポンせずに中断ポイントからの再開となる。 -他社製戦争ゲームへの冷やかし --「スノーモービルは女の乗り物」「ハートビートセンサーをつけたチキンな特殊部隊」「カウボーイハットを被って戦争したがる奴がいるか?」といったCoDを茶化すセリフがある。 --ただしこれはBFBCシリーズの「味付け」ともいえるもので、前作BFBCリリース前のプロモーションビデオには、メタルギアソリッド・Gears of War・レインボーシックスなど他社製ゲームのネタをふんだんに仕込んだものがあった(詳細は[[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]の項目参照) **マルチプレイ ***マルチプレイの特徴・評価点 -進化した破壊表現 --前作では壊せなかった家屋の屋根や柱も破壊可能に。 ---破壊が進行すると最終的には建物が倒壊し、中にいる人は押し潰されて死ぬ((味方も巻き込む))。 --ラウンドスタート直後と決着前では線状の様相が大きく変わり、戦略的に倒壊を狙ったり環境の変化に対応するといった楽しみが増えた。 -フレドリーファイア(FF)廃止 --ハードコアモードなどの専用モードでのみONになった。 -スポットの仕様向上 --ボタン1つで敵の位置を知らせることができるようになった。索敵にも便利。 --ただし、スポットを連打しすぎると一定時間スポットできなくなるオーバーヒートが発生する。 -BFBC2 Vietnam --有料ダウンロードコンテンツ。 --[[バトルフィールド ベトナム]]のリメイクに近くなっており、当時のマップが出てくる。 --モーションセンサーやトレーサーガンといった%%珍兵器%%近代兵器が出ないため、純粋な撃ち合いを楽しめる。 --ビークルに乗ると1960年代当時の流行歌がラジオで聞ける。 --兵科はBFBC2に準拠する。 ***マルチプレイの問題点 -シリーズ共通の問題点については[[こちら>バトルフィールド1942]]を参照 -一方的な展開になりやすい --フレンドと組んだ状態だと次ゲーム突入時にシャッフルされずにそのままなので、人数や戦力に偏りが生じやすい。 --コンクエストでは全拠点を押さえられるとベースレイプになることも多く、特にLAGUNA ALTAでは基地の出口が細いためこうなってからの逆転は非常に難しい。 -ヘリ無双 --BF2の戦闘機ほどではないが、上手い人の乗った戦闘ヘリ(アパッチ・ハボック)は手がつけられない。 --トレーサーガンや対空機銃など対抗手段はあるが、どちらもヘリの乗り手や特殊能力によってはどうにもならない。 **総評 前作からストーリーや破壊表現を順当に進化させ、遊びやすくなった本作。~ バッドカンパニーシリーズの特徴であるシングルプレイのボリューム破壊表現がナンバリングタイトルに導入されたことで役目を果たしたのか。今のところ続編の製作発表は無い。~ しかしB中隊のキャラクター達は相当な人気で、本編のストーリーのできの不安もあってBCシリーズの新作を求める声は多い。 ***余談 -旧日本軍が登場するので作中に日本語が出てくるが、BF1942よりもおかしな日本語が出てくる。 --爆弾に「危機」と書かれていたり(恐らく「危険」と書きたかった)、基地の壁に唐突に「上野」と書かれていたり、史実では配備に至らなかった「四式自動小銃」が普通に配備されていたり。 -今作はPC版もリリースされているが、元々BCシリーズのコンセプト自体「コンソール市場向けにデザインされたマルチプレイと、ちゃんとしたシングルプレイモードを含んだ作品」として位置付けられており、それに合せて戦場マップもスケールダウンされていることから「これまでのBFシリーズをプレイしていたPCユーザーには到底受けないだろう」というDICE側の見解もあってかPC版は発売する予定すらなかった。~ だが、予想に反してPC版を要望する声が大きかったため、PCユーザー向けの調整を施した上でPC、Xb360、PS3の3機種での発売となった。
*バトルフィールド バッドカンパニー2 【ばとるふぃーるどばっどかんぱにーつー】 |ジャンル|ファーストパーソン・シューティングゲーム|&amazon(B002ZROUN4)|&amazon(B002ZROUP2)| |対応機種|プレイステーション3、Xbox360、Windows|~|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ|~|~| |開発元|DICE|~|~| |発売日|2010年3月11日(木)|~|~| |定価|7,665円|~|~| |レーティング|【PS3/360】CERO:D(17歳以上対象)|~|~| |廉価版|Xbox360・PS3・ULTIMATE EDITION&br;各3,980円|~|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[バトルフィールドシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 [[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]の直接の続編。~ ストーリーは前作と同じメンバーが活躍し、マルチプレイはマップや破壊表現がさらに進化した。 **シングルプレイ ***ストーリー 1944年、太平洋戦争中。~ 日本軍が開発したという秘密兵器の情報を探る為にアメリカ軍による特殊作戦「オーロラ作戦」が実行された。~ しかし、その作戦は公になることなく、歴史の闇へと葬り去られた。~ ~ 現代では共産主義の台頭により、世界中で紛争が起きていた。~ B中隊ことバッドカンパニーのメンバーは軍規を犯したものの、結果は軍の利益になったということで何とか存続し、シベリアで特殊作戦の任務に就いていた。~ そして、ひょんなことからロシア軍の秘密プロジェクトを知ることになったB中隊はこれを追っていくことに。 ***登場人物 基本的には[[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]と同じ。~ -プレストン・マーロウ --前作同様プレイヤーキャラクターとなる。階級は二等兵。認識番号は000BFH008ME008。&br;軍人の家系で自身も軍に憧れ入隊したものの派兵先のヨーロッパで退屈な日々を過ごし、暇潰しで操縦したヘリコプターを軍将校の車に激突させたことでB中隊送りとなる。B中隊の中では比較的常識人。 -サミュエル・D・レッドフォード --マーロウ達の所属する隊の隊長で階級は軍曹。彼自身は問題を起こしておらず、早期退役と退職金を条件にB中隊へ志願した。律儀な性格で部下思い。&br;前作での行動が原因で退役を延期させられている。 -ジョージ・ゴードン・ハガード・ジュニア --階級は伍長。認識番号は000BF1942002BF2005。通称「ハグ」。爆発好きが災いし、自軍の武器庫を爆破させたことでB中隊送りとなっていた。&br;今作では爆破のスペシャリストとしてその知識を披露する場面もある。 -テレンス・スウィートウォーター --階級は二等兵。認識番号は0BFMCPS2005MC360006。通称「スウィーツ」。軍のコンピュータにウィルスを侵入させる悪戯が発覚してB中隊送りとなった。&br;おしゃべり好きで軽率な性格。レッドフォード曰く「役には立たないが、しゃべる相手が必要ならそいつが最適だ」。 -フリン --B中隊を輸送するヘリのパイロット。ヒッピー風で平和主義者。タバコ好き。 ***シングルプレイの特徴・評価点 -スケールの大きくなったストーリー --旧日本軍の開発したという秘密兵器を巡って極寒のシベリアから南米の密林や砂漠地帯など様々なロケーションでの戦闘が繰り広げられる。 --序章では第2次世界大戦中の日本を舞台にしている。 ---マルチプレイでも使用できず、ここでしか使うことのできない武器も登場する。 ***シングルプレイの賛否両論点 -コメディ要素の減ったストーリー --前作は金塊を巡る破天荒な話だったが、今作はB中隊のメンバーも任務に忠実。軽いジョークなどを交わす場面もあるが前作を知っているとおとなしいと感じる。 -一本道なステージ --だだっ広いマップを自由に動けた前作と違い、今作では他のFPSと同じスタイルの縦長なマップを進むようになった。 --その代わり、前作のようにリスポンせずに中断ポイントからの再開となる。 -他社製戦争ゲームへの冷やかし --「スノーモービルは女の乗り物」「ハートビートセンサーをつけたチキンな特殊部隊」「カウボーイハットを被って戦争したがる奴がいるか?」といったCoDを茶化すセリフがある。 --ただしこれはBFBCシリーズの「味付け」ともいえるもので、前作BFBCリリース前のプロモーションビデオには、メタルギアソリッド・Gears of War・レインボーシックスなど他社製ゲームのネタをふんだんに仕込んだものがあった(詳細は[[前作>バトルフィールド バッドカンパニー]]の項目参照) **マルチプレイ ***マルチプレイの特徴・評価点 -進化した破壊表現 --前作では壊せなかった家屋の屋根や柱も破壊可能に。 ---破壊が進行すると最終的には建物が倒壊し、中にいる人は押し潰されて死ぬ((味方も巻き込む))。 --ラウンドスタート直後と決着前では線状の様相が大きく変わり、戦略的に倒壊を狙ったり環境の変化に対応するといった楽しみが増えた。 -フレドリーファイア(FF)廃止 --ハードコアモードなどの専用モードでのみONになった。 -スポットの仕様向上 --ボタン1つで敵の位置を知らせることができるようになった。索敵にも便利。 --ただし、スポットを連打しすぎると一定時間スポットできなくなるオーバーヒートが発生する。 -BFBC2 Vietnam --有料ダウンロードコンテンツ。 --[[バトルフィールド ベトナム]]のリメイクに近くなっており、当時のマップが出てくる。 --モーションセンサーやトレーサーガンといった%%珍兵器%%近代兵器が出ないため、純粋な撃ち合いを楽しめる。 --ビークルに乗ると1960年代当時の流行歌がラジオで聞ける。 --兵科はBFBC2に準拠する。 ***マルチプレイの問題点 -シリーズ共通の問題点については[[こちら>バトルフィールド1942]]を参照 -一方的な展開になりやすい --フレンドと組んだ状態だと次ゲーム突入時にシャッフルされずにそのままなので、人数や戦力に偏りが生じやすい。 --コンクエストでは全拠点を押さえられるとベースレイプになることも多く、特にLAGUNA ALTAでは基地の出口が細いためこうなってからの逆転は非常に難しい。 -ヘリ無双 --BF2の戦闘機ほどではないが、上手い人の乗った戦闘ヘリ(アパッチ・ハボック)は手がつけられない。 --トレーサーガンや対空機銃など対抗手段はあるが、どちらもヘリの乗り手や特殊能力によってはどうにもならない。 -陣営ごとの兵器・マップ格差 --据付対空砲がアメリカ軍とロシア軍で全く性能が違い、アメリカのVADSはほぼ間断無く連射できるのに対して、ロシアのZSU-23-2は8発撃つごとにインターバルが発生し、連射速度も遅い。 --マップが対称ではないので、それぞれのマップで有利不利が発生し常に議論のタネになってきた。 **総評 前作からストーリーや破壊表現を順当に進化させ、遊びやすくなった本作。~ バッドカンパニーシリーズの特徴であるシングルプレイのボリューム破壊表現がナンバリングタイトルに導入されたことで役目を果たしたのか。今のところ続編の製作発表は無い。~ しかしB中隊のキャラクター達は相当な人気で、本編のストーリーのできの不安もあってBCシリーズの新作を求める声は多い。 ***余談 -旧日本軍が登場するので作中に日本語が出てくるが、BF1942よりもおかしな日本語が出てくる。 --爆弾に「危機」と書かれていたり(恐らく「危険」と書きたかった)、基地の壁に唐突に「上野」と書かれていたり、史実では配備に至らなかった「四式自動小銃」が普通に配備されていたり。 -今作はPC版もリリースされているが、元々BCシリーズのコンセプト自体「コンソール市場向けにデザインされたマルチプレイと、ちゃんとしたシングルプレイモードを含んだ作品」として位置付けられており、それに合せて戦場マップもスケールダウンされていることから「これまでのBFシリーズをプレイしていたPCユーザーには到底受けないだろう」というDICE側の見解もあってかPC版は発売する予定すらなかった。~ だが、予想に反してPC版を要望する声が大きかったため、PCユーザー向けの調整を施した上でPC、Xb360、PS3の3機種での発売となった。

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