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*うたっち
【うたっち】
|ジャンル|音楽シミュレーション|&amazon(B0030DFEDW)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売・開発元|コナミデジタルエンタテインメント|~|
|発売日|2010年2月25日|~|
|定価|5,250円|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|BGCOLOR(khaki):''黒歴史''|~|
|ポイント|ポップン外伝作の一作&br;DS版ポップンと呼ぶには程遠い出来|~|
|>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-ニンテンドーDSにて発売された音楽ゲーム。
-通常の音楽ゲームではノーツに対処することで音が鳴り曲を奏でるのが基本だが、本作では音や曲ではなく「歌」を奏でるのが特徴と言える。
--ノーツで鳴るのは歌(歌詞)のみであり、歌っていない場面ではノーツは一切流れない。
-れっきとしたBEMANIシリーズの一作であり、タイトルは違うが実質的には『ポップンミュージック』の外伝作である。
--キャラクターデザインはまんまポップンであり、本家ポップンからもキャラが登場、本家のオリジナル楽曲も収録。
--内容自体もポップンを簡略化した部分が目立つ。
-低年齢層を狙っているのか、作中では曲名以外に漢字は使用されておらず、取扱説明書や公式サイトでも全ての漢字に読み仮名が振ってある。
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**ストーリー
#region(本編とほぼ無関係なので格納)
人気急上昇中のスイートなアイドル「K-SUKE」と「なっつん」は世界を股にかけてツアーを行っていた。
実は二人には秘密があった。「K-SUKE」と「なっつん」はお菓子の国からやって来たお菓子の精だったのだ。
二人の甘くて魅力的な歌は、まるでお菓子のように人々を幸せにするのだった。
ある時、お菓子の国に食いしん坊カエルの「たっちぃ」が大繁殖。
このままではお菓子と歌が大好きな「たっちぃ」によって国中のお菓子が全部食べられてしまう。
このピンチの知らせがツアー中の二人の下へ届く。
「たっちぃを歌で誘き寄せて捕まえよう!」という作戦を考えた二人は、
ライブや歌番組を通じて知り合った世界中の仲間達と共に、お菓子の国に舞い戻るのだった。
(取扱説明書より)
#endregion
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**特徴
-本作はニンテンドーDSの本体を横に持って遊ぶ。
--右側の画面(タッチスクリーン)には譜面が流れ、それをタッチやスライドすることで演奏を行う。左側の画面にはグルーブゲージやスコア、担当キャラクター、楽曲の歌詞といった様々な情報が表示される。
-音ゲーとしてのシステム自体は「降ってくるノーツが判定エリアに重なったらタッチ又はスライド」という、いたってシンプルな内容。
--判定は「イェー」「まぁね」「ブー」の3種類。名称は違うがそれぞれ「GREAT」「GOOD」「BAD」判定と思っていい。
---もちろんポップンなので判定に応じて左画面のキャラクターがアクションを行う。アクション数はニュートラル、GOODアクション、GREATアクション、BADアクション、WINアニメ、LOSEアニメの6つ。FEVERアクションやFEVERWINアニメはない。
--登場するノーツは4種類。普通にタッチする赤いノーツ「たっちぃ」、タイミング良く上方向へ弾く黄色いノーツ「はねっちぃ」、終点までタッチし続ける青いロングノーツ「のびっちぃ」、タッチではなく終点まで擦り続ける緑のロングノーツ「こすっちぃ」。
--クリアの成否は本家ポップン同様のグルーブゲージ方式を採用。ただし本家とは違いゲージは13本と短めで、クリアラインは10本以上となっている。
--譜面は1レーン、3レーン、5レーンから選べ、それぞれ「簡単」「難しい」の二種類が用意されている(1レーンのみ「簡単」しか選べないが)。パッケージや解説書のプレイ画面から、おそらく3レーンが標準と思われる。
---難易度は☆の数で表示され、最大は☆5つ。
---具体的なBPM表記は存在せず、「ゆったり」「ふつう」「はやめ」「めちゃはや」の4種類のみ。また、ソフラン譜面も存在しない。
---ハイスピやヒドサド、乱やS乱といった楽曲のオプション設定もない。
--楽曲の解禁は演奏後に入手できるポイントを消費して購入するシステム。必要ポイント自体は少なめだが、コナオリ曲は通常の版権に比べ必要ポイントが多め。
-ゲームモードは「シングル」、複数人で遊ぶ「ワイワイ」「ダウンロード」の三つ。加えてオートプレイ機能やキャラクターアクションの閲覧が行える「おまけ」が存在。
--当時推していた「DSダウンロードプレイ」も利用可能。
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**評価点
-「絶望ビリー」「亡国覚醒カタルシス」「全力少年」といった他機種には収録されたものの本家には収録されなかった版権曲がいくつか収録。
--「残酷な天使のテーゼ」「創世のアクエリオン」「ブルーバード」など、本家に収録された版権曲も一部収録している。
-本家から「かごめ」「タイマー」「ナカジ」「フロウフロウ」「鹿ノ子」「ロッテ」「ハヤト」といった比較的人気や知名度が高めなキャラが登場。
--「フロウフロウ」は何故か通常カラーではなく3Pカラー(AC15「オービタリックテクノ」仕様)を起用。
-「撫子ロック(凛として咲く花の如く)」「ハイスピードラブソング(HIGH SCHOOL LOVE)」「フロウビート(CURUS)」など本家の人気曲を収録。
--移植曲も存在し、本家に先駆けて「GIRIGILI門前雀羅」を収録。また「NoN-Fiction Story」は本家には現在でも未収録であり、本作の独自性とも言える。
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**問題点
-低年齢向けの割に判定がやけにシビア。舐めてかかろうものならGOOD判定が大量発生し、ガタガタなスコアが記録される。
-ノーツの内「はねっちぃ」の反応がかなり悪く、見逃しBADや誤反応による空BADが発生しやすい。そのためはねっちぃが多い譜面(「ブルーバード」等)だとフルコンボはかなり厳しい。
--はねっちぃだけでなくロングノーツ二種の反応もイマイチであり、誤反応でのBADが出やすい。
-譜面は数種類用意されているが、レーンの少ない譜面は基本的に''5レーンの譜面をレーン数に合わせ圧縮しているだけ''である。
--そのためレーン数を減らすと''前述のはねっちいの誤反応がさらに猛威を振るうことになる''。
-キャラクター関連の問題点
--キャラクター数は24名と少なめ。
---またキャラクターの人選も謎な部分があり、大して人気があるわけでもないキャラ(ホワイトメリー、スペースマコ、ニッキー、ビーくんなど)をわざわざ起用するなど疑問が残る。
--新規書き下ろしキャラも主人公二人組の「K-SUKE」「なっつん」、AC16の衣装違いでアクションは使い回しの「ミミ」「ニャミ」のみ。
-一部のキャラクターアクションが手抜き。
--本家では別のアニメが用意されていたにも関わらず、なぜか本作ではアクションを使い回しているというケースが多く見られる。
---GOODアクションとGREATアクションが全く同じ、BADアクションとLOSEアニメが全く同じというやたらとアニメ数が少ないキャラも存在する。
--また、「かごめ」の動作が高速化していたり、「アイス」のBADアクションにLOSEアニメが使用されているなど、謎の改変も見られる。
-楽曲は版権曲が中心となっており、コナミオリジナル楽曲は少なめ。単純に楽曲数自体も少ない。
--本作オリジナル楽曲は「星空に舞うロマンス」「エンプティマイハート」と、たったの二曲しかない。
--版権もすべてカバー版で、本人歌唱はなし。
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**総評
評価できる要素はあるものの、結局のところ「''駄作揃いのポップン外伝作の一作''」という程度の扱いである。~
当時は[[Wiiポップン>ポップンミュージック (Wii)]]、ビートン、[[ハロポプ>ハロー!ポップンミュージック]]、Be-mouseといったパッとしないポップンの外伝シリーズを乱発し続けていたが、本作はその内の一作として大して注目されることもなく埋もれることとなった。
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**その後の展開
-本作のオリジナル楽曲二曲は後にAC19にて移植された。
--ただし移植されたのは楽曲のみで、本作の新規書き下ろしキャラであったK-SUKEとなっつんは登場せず、それぞれアイスとミミの使い回しで済まされてしまった。
--もっとも、登場させるためにはアクション数の都合上ある程度の書き下ろしが必要ということや、単純にK-SUKE、なっつんの人気や知名度が低いということもあり「わざわざ書き下ろしで登場させるほどの価値がない」と判断された可能性も否定できないが。
*うたっち
【うたっち】
|ジャンル|音楽シミュレーション|&amazon(B0030DFEDW)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売・開発元|コナミデジタルエンタテインメント|~|
|発売日|2010年2月25日|~|
|定価|5,250円|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|BGCOLOR(khaki):''黒歴史''|~|
|ポイント|ポップン外伝作の一作&br;DS版ポップンと呼ぶには程遠い出来|~|
|>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-ニンテンドーDSにて発売された音楽ゲーム。
-通常の音楽ゲームではノーツに対処することで音が鳴り曲を奏でるのが基本だが、本作では音や曲ではなく「歌」を奏でるのが特徴と言える。
--ノーツで鳴るのは歌(歌詞)のみであり、歌っていない場面ではノーツは一切流れない。
-れっきとしたBEMANIシリーズの一作であり、タイトルは違うが実質的には『ポップンミュージック』の外伝作である。
--キャラクターデザインはまんまポップンであり、本家ポップンからもキャラが登場、本家のオリジナル楽曲も収録。
--内容自体もポップンを簡略化した部分が目立つ。
-低年齢層を狙っているのか、作中では曲名以外に漢字は使用されておらず、取扱説明書や公式サイトでも全ての漢字に読み仮名が振ってある。
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**ストーリー
#region(本編とほぼ無関係なので格納)
人気急上昇中のスイートなアイドル「K-SUKE」と「なっつん」は世界を股にかけてツアーを行っていた。
実は二人には秘密があった。「K-SUKE」と「なっつん」はお菓子の国からやって来たお菓子の精だったのだ。
二人の甘くて魅力的な歌は、まるでお菓子のように人々を幸せにするのだった。
ある時、お菓子の国に食いしん坊カエルの「たっちぃ」が大繁殖。
このままではお菓子と歌が大好きな「たっちぃ」によって国中のお菓子が全部食べられてしまう。
このピンチの知らせがツアー中の二人の下へ届く。
「たっちぃを歌で誘き寄せて捕まえよう!」という作戦を考えた二人は、
ライブや歌番組を通じて知り合った世界中の仲間達と共に、お菓子の国に舞い戻るのだった。
(取扱説明書より)
#endregion
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**特徴
-本作はニンテンドーDSの本体を横に持って遊ぶ。
--右側の画面(タッチスクリーン)には譜面が流れ、それをタッチやスライドすることで演奏を行う。左側の画面にはグルーブゲージやスコア、担当キャラクター、楽曲の歌詞といった様々な情報が表示される。
-音ゲーとしてのシステム自体は「降ってくるノーツが判定エリアに重なったらタッチ又はスライド」という、いたってシンプルな内容。
--判定は「イェー」「まぁね」「ブー」の3種類。名称は違うがそれぞれ「GREAT」「GOOD」「BAD」判定と思っていい。
---もちろんポップンなので判定に応じて左画面のキャラクターがアクションを行う。アクション数はニュートラル、GOODアクション、GREATアクション、BADアクション、WINアニメ、LOSEアニメの6つ。FEVERアクションやFEVERWINアニメはない。
--登場するノーツは4種類。普通にタッチする赤いノーツ「たっちぃ」、タイミング良く上方向へ弾く黄色いノーツ「はねっちぃ」、終点までタッチし続ける青いロングノーツ「のびっちぃ」、タッチではなく終点まで擦り続ける緑のロングノーツ「こすっちぃ」。
--クリアの成否は本家ポップン同様のグルーブゲージ方式を採用。ただし本家とは違いゲージは13本と短めで、クリアラインは10本以上となっている。
--譜面は1レーン、3レーン、5レーンから選べ、それぞれ「簡単」「難しい」の二種類が用意されている(1レーンのみ「簡単」しか選べないが)。パッケージや解説書のプレイ画面から、おそらく3レーンが標準と思われる。
---難易度は☆の数で表示され、最大は☆5つ。
---具体的なBPM表記は存在せず、「ゆったり」「ふつう」「はやめ」「めちゃはや」の4種類のみ。また、ソフラン譜面も存在しない。
---ハイスピやヒドサド、乱やS乱といった楽曲のオプション設定もない。
--楽曲の解禁は演奏後に入手できるポイントを消費して購入するシステム。必要ポイント自体は少なめだが、コナオリ曲は通常の版権に比べ必要ポイントが多め。
-ゲームモードは「シングル」、複数人で遊ぶ「ワイワイ」「ダウンロード」の三つ。加えてオートプレイ機能やキャラクターアクションの閲覧が行える「おまけ」が存在。
--当時推していた「DSダウンロードプレイ」も利用可能。
----
**評価点
-「絶望ビリー」「亡国覚醒カタルシス」「全力少年」といった他機種には収録されたものの本家には収録されなかった版権曲がいくつか収録。
--「残酷な天使のテーゼ」「創世のアクエリオン」「ブルーバード」など、本家に収録された版権曲も一部収録している。
-本家から「かごめ」「タイマー」「ナカジ」「フロウフロウ」「鹿ノ子」「ロッテ」「ハヤト」といった比較的人気や知名度が高めなキャラが登場。
--「フロウフロウ」は何故か通常カラーではなく3Pカラー(AC15「オービタリックテクノ」仕様)を起用。
-「撫子ロック(凛として咲く花の如く)」「ハイスピードラブソング(HIGH SCHOOL LOVE)」「フロウビート(CURUS)」など本家の人気曲を収録。
--移植曲も存在し、本家に先駆けてDDRより「GIRIGILI門前雀羅」を収録。またIIDXからの移植曲「NoN-Fiction Story」は本家には現在でも未収録であり、本作の独自性とも言える。
-本作の楽曲はボーカルこそカバーあるいは本家の物を使用しているが、ハードの都合なのか全てニンテンドーDS音源でアレンジされている。
--その為、音源こそ機種相応のチープさが目立つが、それが本家シリーズとは違った趣向のアレンジという事もあってか「むしろいい」と一部のファンから支持の声がある。
-本作の版権カバーなどボーカル曲の一部は現行ポップンのSDであるPONとDJ YOSHITAKA、SOUND VOLTEXのSDを務めるポップンスタッフのcodyによるユニット「ビンビンWAVES」が担当。
--その為、本作はPONがボーカルを務めた楽曲が多く収録されているのだが、氏が本格的に本家ポップンで台頭する事になる[[せんごく列伝>ポップンミュージック18 せんごく列伝]]以降のバージョンが家庭用機種に移植されてない事からか、本作はCSシリーズにおける氏の活躍が見られる作品として稀少価値もある。
--codyは後に[[発見!よみがえったBEMANI遺跡>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント]]での「KHAMEN BREAK」で作曲を経験する事になるが、作品自体の知名度こそ非常に低いものの楽曲参加について語るには本作を欠かす事は出来ないだろう。
--他、彼らのボーカル曲全体の雰囲気としても全体的ににぎやかで、ある意味では2011年以降のBEMANI機種で隆盛する事になる「VENUS」曲といった「BEMANI芸人」らしさを押し出した楽曲群を先取っているとも言える。
-ロングノーツの採用。
--この点は他の派生作品の多くでも当てはまる事だが、現在の本家ポップンではボタン長押しが楽曲に組み込まれているが、当時はロングノートすら存在せず、ポップンで長押しが出来るというのは貴重だったとも言える。
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**問題点
-低年齢向けの割に判定がやけにシビア。舐めてかかろうものならGOOD判定が大量発生し、ガタガタなスコアが記録される。
-ノーツの内「はねっちぃ」の反応がかなり悪く、見逃しBADや誤反応による空BADが発生しやすい。そのためはねっちぃが多い譜面(「ブルーバード」等)だとフルコンボはかなり厳しい。
--はねっちぃだけでなくロングノーツ二種の反応もイマイチであり、誤反応でのBADが出やすい。
-譜面は数種類用意されているが、レーンの少ない譜面は基本的に''5レーンの譜面をレーン数に合わせ圧縮しているだけ''である。
--そのためレーン数を減らすと''前述のはねっちいの誤反応がさらに猛威を振るうことになる''。
-キャラクター関連の問題点
--キャラクター数は24名と少なめ。
---またキャラクターの人選も謎な部分があり、大して人気があるわけでもないキャラ(ホワイトメリー、スペースマコ、ニッキー、ビーくんなど)をわざわざ起用するなど疑問が残る。
--新規書き下ろしキャラも主人公二人組の「K-SUKE」「なっつん」、AC16の衣装違いでアクションは使い回しの「ミミ」「ニャミ」のみ。
-一部のキャラクターアクションが手抜き。
--本家では別のアニメが用意されていたにも関わらず、なぜか本作ではアクションを使い回しているというケースが多く見られる。
---GOODアクションとGREATアクションが全く同じ、BADアクションとLOSEアニメが全く同じというやたらとアニメ数が少ないキャラも存在する。
--また、「かごめ」の動作が高速化していたり、「アイス」のBADアクションにLOSEアニメが使用されているなど、謎の改変も見られる。
-楽曲は版権曲が中心となっており、コナミオリジナル楽曲は少なめ。単純に楽曲数自体も少ない。
--本作オリジナル楽曲は「星空に舞うロマンス」「エンプティマイハート」と、たったの二曲しかない。
--版権もすべてカバー版で、本人歌唱はなし。
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**総評
評価できる要素はあるものの、結局のところ「''駄作揃いのポップン外伝作の一作''」という程度の扱いである。~
当時はWiiポップン、ビートン、ハロポプ、Be-mouseといったパッとしないポップンの外伝シリーズを乱発し続けていたが、本作はその内の一作として大して注目されることもなく埋もれることとなった。
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**その後の展開
-本作のオリジナル楽曲二曲は後にAC19にて移植された。
--ただし移植されたのは楽曲のみで、本作の新規書き下ろしキャラであったK-SUKEとなっつんは登場せず、それぞれアイスとミミの使い回しで済まされてしまった。
--もっとも、登場させるためにはアクション数の都合上ある程度の書き下ろしが必要ということや、単純にK-SUKE、なっつんの人気や知名度が低いということもあり「わざわざ書き下ろしで登場させるほどの価値がない」と判断された可能性も否定できないが。
--一方、本作のオブジェクトを務めていた「たっちぃ」についてはラピストリアのスミレのWinアニメでアゲハら他のCS pop'n出身キャラに混じってゲスト出演を果たしている。%%またも主役キャラを差し置いての登場である。%%
-また、本作で結成されたDJ YOSHITAKA、PON、codyによるユニット「ビンビンWAVES」はスマホアプリ「ポップンリズミン」の書き下ろし曲「Rhythm in Pocket」の歌唱を務めた。