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infinityシリーズ - (2023/02/27 (月) 22:08:17) の最新版との変更点
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*infinityシリーズリンク
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''infinity''|
|>|PS|[[infinity]]|シリーズの原点。しかし最終シナリオが全てを台無しに……|なし|
||NGP|[[INFINITY cure.>infinity#id_75aa7cb1]]|メインヒロインシナリオ及び補完シナリオのみの携帯機版。|なし|
|~|DC/PS2/&br;Win/PSP|[[Never7 -the end of infinity->infinity#id_7dacd8e9]]|『infinity』に『cure.』の補完シナリオを加えた完全版。&br;無印の汚名を返上し、シリーズの路線を確立。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''Ever17''|
|>|DC/PS2|[[Ever17 -the out of infinity-]]|ADV史に残る壮大にして秀逸なトリック。終わり良ければ全て良し。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||DC/PS2/&br;Win/PSP|[[Ever17 -the out of infinity-&br;Premium Edition>Ever17 -the out of infinity-]]|CG、イベントを追加した完全版。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|~|360|[[Ever17>Ever17 -the out of infinity-#id_28449d6e]] |キャラの3D化やシナリオの見直しなど、さらなる調整を加えたリメイク版。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''Remember11''|
|>|PS2/Win/PSP|[[Remember11 -the age of infinity-]]|途中までは良作。最後さえしっかり終わっていれば…。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''code_18''|
|>|360|[[code_18]]|COLOR(blue){''2011年KOTY据置機部門次点''}。&br;誤字脱字、演出ミス、低評価のシナリオ。『infinity』の栄光はどこへ……?|BGCOLOR(lightsalmon):ク|
||PSP|[[code_18]]|360版と同時発売だが、システム面はこちらの方がはるかに良い。|~|
|~|Win|code_18|約1年後に発売されたWindows移植版。||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''オムニバス''|
|>|Win/PS2/PSP|Infinity plus|『Never7』『Ever17 -the out of infinity- Premium Edition』『Remember11』を収録。||
|>|Win|インフィニティセレクション|『Ever17 -the out of infinity-』と『code_18』を収録。&br;Windows版『code_18』と同時発売。||
**シリーズ概要
今は亡きKIDが発売していたADVシリーズ。[[メモリーズオフシリーズ]]と並ぶKIDの看板タイトルで、~
同じく恋愛ADV(所謂「ギャルゲー」)の括りに入るシリーズだが、恋愛に特化したあちらに対し、~
こちらは閉鎖空間からの脱出などをSF的世界観で展開するミステリアスなストーリーをメインとしている。~
特に第三作『Remember11』は恋愛要素が廃された純然たるSFアドベンチャーとなっている。
『Remember11』を除き、他の恋愛ADVと同じく攻略対象ヒロインのルートがそれぞれ存在する構成だが、~
本シリーズの特徴は各ルートには横の繋がりがあり、ルートを攻略していく事で徐々に物語の全貌が見えてくるというものである。~
一つのルートをクリアしただけでは謎は殆ど明かされないため、ヒロインとの恋愛よりもルートの攻略によるストーリーの紐解きそのものに重きが置かれている。~
但し、全体的な種明かしは全ルート攻略後に出現する最終ルートに委ねられており、各ルートは謎の提示と伏線を貼る役割が強い。~
そのため、最終ルートにおいて一気に謎を解き明かすカタルシスが大きな醍醐味としても知られる。~
ヒロインルートの存在しない『Remember11』と関連作『12RIVEN』もこの基本的な構成は同じであり、~
シナリオライター・打越鋼太郎、監督・中澤工がそれぞれ手掛けた後年の作品『[[I/O]]』『[[極限脱出>極限脱出 9時間9人9の扉]]』~
『[[ルートダブル>ルートダブル -Before Crime * After Days-]]』『[[AI: ソムニウム ファイル]]』などにも色濃く受け継がれている他、~
一部スタッフが共通する[[科学アドベンチャーシリーズ]]にも少なくない影響が見て取れる。
最初に発売された『infinity』は無限ループを題材に扱った恋愛ADVだが、それまでのルートを台無しにする最終ルートが不評であった。~
その後、緻密なSF考証を盛り込んだ真の最終ルート(+α)を描く『INFINITY cure.』が発売。~
更に『infinity』『INFINITY cure.』の両方のシナリオを収録した完全版『Never7』が発売され、SFアドベンチャー路線を確立した。~
特に第二弾『Ever17』は「ADV史に残る傑作」としてその名を刻み、後にフルリメイク作が発売されるほどの人気を獲得し、~
第三弾『Remember11』もその構成から賛否両論作になってしまったが、多くのプレイヤーから様々な考察が生み出された。~
尚、「ループもの」と紹介されることも多いが、明確にループを主題として扱ったのは初作の『infinity (Never7)』くらいであり、作品毎にSFテーマは異なっている。
三作発売された後、新たなシリーズ「integral」が立ち上げられるも『12RIVEN』が一作発売されたのみで、新展開は無く、~
それから時が流れた2011年には突如として本シリーズの新作『code_18』が、版権を受け継いだサイバーフロントから発表される。~
しかし旧作のスタッフは全くと言っていいほど関わっておらず、作品そのものも評判が悪く、サイバーフロントも解散した事でシリーズそのものは打ち止めとなっている。~
サイバーフロント解散後は『メモリーズオフ』同様にMAGES.が版権を保有している模様で、同社からPCダウンロード版も発売されている。
2023年2月27日『infinity』の[[電撃オンラインインタビュー>https://dengekionline.com/articles/174266/]]にて、シリーズの移植とリメイク企画が進行中だと明かされた。
//ページ内にリンクがあるので説明からは削除
**関連作品
***KID
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|PS|KID MIXセクション|『infinity』『[[メモリーズオフ]]』『夢のつばさ』『[[てんたま]]』のヒロインによるお祭りゲー。||
***SDR project
KID時代の社内ブランドであり、プロデューサーである市川和弘の個人ブランド。シリーズに関係を匂わせる作品や近い作風の作品が多い。~
『Remember11』までのinfinityシリーズが含まれており、KIDからの移籍後もこの社内ブランドは使用されている。~
「SDR」の由来はギャルゲーの要である「センチメンタル(泣き)、ドラマティック(劇的な展開)、ロマンティック(萌え)」から。~
…と言うのは後付けで、当人が乗っていたバイク(YAMAHA SDR)から取ったとの事。
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|DC|Close to ~祈りの丘~|幽体離脱した主人公がヒロインの記憶を取り戻すべく奮闘する。&br;ヒロインの部屋を探索する「ルームパート」が特徴。||
||PS2/PSP|想いのかけら -Close to-|シナリオ追加やグラフィック改訂が施された完全版。||
|>|PS2|Separate Hearts|Close toとは一部舞台を共有している。今度は主人公が自分の記憶を求める内容。||
|>|>|[[メモリーズオフシリーズ>メモリーズオフ]]|>|『Never7 -the end of infinity-』とは公式でぼかしながらもリンク要素有り。|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''integral''|
|>|PS2/Win/PSP|[[12RIVEN -the Ψcliminal of integral-]]|『infinity』に続く新シリーズ『integral』の一作目。しかし第二弾は出ず。&br;infinity譲りの驚きのトリックが魅力だが、SF設定は矛盾だらけ。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''サスペンス・フィクション''|
|>|PS3/360/PSP|[[DUNAMIS15]]|ゲームタイトルが似ているがinfinityシリーズとは関係はなく、&br;シナリオで重点に置いている部分が心理描写のため作風も大きく異なる。|なし|
|>|PS3/360|[[DISORDER6]]|「サスペンス・フィクション」第二弾だが色々と残念な出来。|BGCOLOR(lightsalmon):ク|
※その他、『My Merry May』等のKIDゲームも小ネタとして登場している。
//↑Ever17の選択肢ネタ
*infinityシリーズリンク
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''infinity''|
|>|PS|[[infinity]]|シリーズの原点。しかし最終シナリオが全てを台無しに……|なし|
||NGP|[[INFINITY cure.>infinity#id_75aa7cb1]]|メインヒロインシナリオ及び補完シナリオのみの携帯機版。|なし|
|~|DC/PS2/&br;Win/PSP|[[Never7 -the end of infinity->infinity#id_7dacd8e9]]|『infinity』に『cure.』の補完シナリオを加えた完全版。&br;無印の汚名を返上し、シリーズの路線を確立。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''Ever17''|
|>|DC/PS2|[[Ever17 -the out of infinity-]]|ADV史に残る壮大にして秀逸なトリック。終わり良ければ全て良し。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||DC/PS2/&br;Win/PSP|[[Ever17 -the out of infinity-&br;Premium Edition>Ever17 -the out of infinity-]]|CG、イベントを追加した完全版。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|~|360|[[Ever17>Ever17 -the out of infinity-#id_28449d6e]] |キャラの3D化やシナリオの見直しなど、さらなる調整を加えたリメイク版。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''Remember11''|
|>|PS2/Win/PSP|[[Remember11 -the age of infinity-]]|途中までは良作。最後さえしっかり終わっていれば…。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''code_18''|
|>|360|[[code_18]]|COLOR(blue){''2011年KOTY据置機部門次点''}。&br;誤字脱字、演出ミス、低評価のシナリオ。『infinity』の栄光はどこへ……?|BGCOLOR(lightsalmon):ク|
||PSP|[[code_18]]|360版と同時発売だが、システム面はこちらの方がはるかに良い。|~|
|~|Win|code_18|約1年後に発売されたWindows移植版。||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''オムニバス''|
|>|Win/PS2/PSP|Infinity plus|『Never7』『Ever17 -the out of infinity- Premium Edition』『Remember11』を収録。||
|>|Win|インフィニティセレクション|『Ever17 -the out of infinity-』と『code_18』を収録。&br;Windows版『code_18』と同時発売。||
**シリーズ概要
今は亡きKIDが発売していたADVシリーズ。[[メモリーズオフシリーズ]]と並ぶKIDの看板タイトルで、~
同じく恋愛ADV(所謂「ギャルゲー」)の括りに入るシリーズだが、恋愛に特化したあちらに対し、~
こちらは閉鎖空間からの脱出などをSF的世界観で展開するミステリアスなストーリーをメインとしている。~
特に第三作『Remember11』は恋愛要素が廃された純然たるSFアドベンチャーとなっている。
『Remember11』を除き、他の恋愛ADVと同じく攻略対象ヒロインのルートがそれぞれ存在する構成だが、~
本シリーズの特徴は各ルートには横の繋がりがあり、ルートを攻略していく事で徐々に物語の全貌が見えてくるというものである。~
一つのルートをクリアしただけでは謎は殆ど明かされないため、ヒロインとの恋愛よりもルートの攻略によるストーリーの紐解きそのものに重きが置かれている。~
但し、全体的な種明かしは全ルート攻略後に出現する最終ルートに委ねられており、各ルートは謎の提示と伏線を貼る役割が強い。~
そのため、最終ルートにおいて一気に謎を解き明かすカタルシスが大きな醍醐味としても知られる。~
ヒロインルートの存在しない『Remember11』と関連作『12RIVEN』もこの基本的な構成は同じであり、~
シナリオライター・打越鋼太郎、監督・中澤工がそれぞれ手掛けた後年の作品『[[I/O]]』『[[極限脱出>極限脱出 9時間9人9の扉]]』~
『[[ルートダブル>ルートダブル -Before Crime * After Days-]]』『[[AI: ソムニウム ファイル]]』などにも色濃く受け継がれている他、~
一部スタッフが共通する[[科学アドベンチャーシリーズ]]にも少なくない影響が見て取れる。
最初に発売された『infinity』は無限ループを題材に扱った恋愛ADVだが、それまでのルートを台無しにする最終ルートが不評であった。~
その後、緻密なSF考証を盛り込んだ真の最終ルート(+α)を描く『INFINITY cure.』が発売。~
更に『infinity』『INFINITY cure.』の両方のシナリオを収録した完全版『Never7』が発売され、SFアドベンチャー路線を確立した。~
特に第二弾『Ever17』は「ADV史に残る傑作」としてその名を刻み、後にフルリメイク作が発売されるほどの人気を獲得し、~
第三弾『Remember11』もその構成から賛否両論作になってしまったが、多くのプレイヤーから様々な考察が生み出された。~
尚、「ループもの」と紹介されることも多いが、明確にループを主題として扱ったのは初作の『infinity (Never7)』くらいであり、作品毎にSFテーマは異なっている。
三作発売された後、新たなシリーズ「integral」が立ち上げられるも『12RIVEN』が一作発売されたのみで、新展開は無く、~
それから時が流れた2011年には突如として本シリーズの新作『code_18』が、版権を受け継いだサイバーフロントから発表される。~
しかし旧作のスタッフは全くと言っていいほど関わっておらず、作品そのものも評判が悪く、サイバーフロントも解散した事でシリーズそのものは打ち止めとなっている。~
サイバーフロント解散後は『メモリーズオフ』同様にMAGES.が版権を保有している模様で、同社からPCダウンロード版も発売されている。
2023年2月27日の[[電撃オンラインインタビュー>https://dengekionline.com/articles/174266/]]にて、シリーズの移植とリメイク企画が進行中だと明かされた。
//ページ内にリンクがあるので説明からは削除
**関連作品
***KID
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|PS|KID MIXセクション|『infinity』『[[メモリーズオフ]]』『夢のつばさ』『[[てんたま]]』のヒロインによるお祭りゲー。||
***SDR project
KID時代の社内ブランドであり、プロデューサーである市川和弘の個人ブランド。シリーズに関係を匂わせる作品や近い作風の作品が多い。~
『Remember11』までのinfinityシリーズが含まれており、KIDからの移籍後もこの社内ブランドは使用されている。~
「SDR」の由来はギャルゲーの要である「センチメンタル(泣き)、ドラマティック(劇的な展開)、ロマンティック(萌え)」から。~
…と言うのは後付けで、当人が乗っていたバイク(YAMAHA SDR)から取ったとの事。
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|DC|Close to ~祈りの丘~|幽体離脱した主人公がヒロインの記憶を取り戻すべく奮闘する。&br;ヒロインの部屋を探索する「ルームパート」が特徴。||
||PS2/PSP|想いのかけら -Close to-|シナリオ追加やグラフィック改訂が施された完全版。||
|>|PS2|Separate Hearts|Close toとは一部舞台を共有している。今度は主人公が自分の記憶を求める内容。||
|>|>|[[メモリーズオフシリーズ>メモリーズオフ]]|>|『Never7 -the end of infinity-』とは公式でぼかしながらもリンク要素有り。|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''integral''|
|>|PS2/Win/PSP|[[12RIVEN -the Ψcliminal of integral-]]|『infinity』に続く新シリーズ『integral』の一作目。しかし第二弾は出ず。&br;infinity譲りの驚きのトリックが魅力だが、SF設定は矛盾だらけ。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''サスペンス・フィクション''|
|>|PS3/360/PSP|[[DUNAMIS15]]|ゲームタイトルが似ているがinfinityシリーズとは関係はなく、&br;シナリオで重点に置いている部分が心理描写のため作風も大きく異なる。|なし|
|>|PS3/360|[[DISORDER6]]|「サスペンス・フィクション」第二弾だが色々と残念な出来。|BGCOLOR(lightsalmon):ク|
※その他、『My Merry May』等のKIDゲームも小ネタとして登場している。
//↑Ever17の選択肢ネタ