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AX-6 パワード・ナイト - (2018/05/25 (金) 14:50:16) の最新版との変更点

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*AX-6 パワード・ナイト 【えーえっくすしっくす ぱわーど ないと】 |ジャンル|オムニバス|&image2(AX6.jpg,center,height=200)| |対応機種|PC-6001|~| |発売元|アスキー出版|~| |発売日|1982年8月|~| |価格|2,800円|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[AXシリーズリンク>AXシリーズ]]''| **概要 -STGとATCのゲーム集。『パワード・ナイト』、『マスター・マインド』、『ヘッド・オン』、『スペース・エネミー』が収録されている。 **パッケージとしての評価点 -パッケージは他のシリーズ同様、凝った作り。 //-各ゲームの評価。 //|タイトル|ジャンル|判定| //|パワード・ナイト|STG|なし| //|マスター・マインド|PZL|BGCOLOR(lightgreen):良| //|ヘッド・オン|ACT|BGCOLOR(lightgreen):良| //|スペース・エネミー|STG|なし| //ルール違反に当たるので内部判定はCO ---- **パワード・ナイト ***概要 -画面内に現れる敵ロボットを、撃破していくSTG。 -使用する武器は装填弾数12発。弾切れを起こすと、リロードするまで少々時間がかかる。 -敵ロボットの出現位置はレーダーに表示され、前後左右どこから現れるか分かるようになっている。ただし敵ロボットはたまにジャンプをし、画面から突然消えたり、逆に突然現れたりする事がある。難易度が上がると、ジャンプの頻度が上がる。 -敵からの攻撃は一切ない。 -12機撃破するとステージクリア。クリアする度に、難易度が上がっていく。時間経過で減少するエネルギーが切れると、ゲームオーバー。 -実はモロに初代ガンダムの%%パクリ%%…オマージュ。 --コックピットはガンダムのものにそっくり。敵ロボットは、どう見てもドムとズゴック。もちろんマニュアルには、そうとは書いてないが。 --サンライズから許可は貰っていない。著作権への意識が薄かった時代とは言え、問題があるのは確かだ。しかし、当時ガンダムのまともなアクションゲームなど出ていなかったため、その意味では喜んだプレイヤーもいただろう。 //これだけだと特徴なのでこちらへ ***評価点 -よく描き込まれたグラフィック。コックピット、敵ロボットが、解像度の低い機種にしてはよく表現されている。 --動きもよく、ちらつきもほとんどない。 ***問題点 -敵が攻撃してこないため、緊張感に欠ける。 --また難易度が上がるとジャンプ頻度が増えるのだが、おかげで画面上にあまり現れなくなる。難しくなるというより、つまらなくなる。 ---- **マスター・マインド ***概要 -古典ゲーム「マスターマインド」を元にしたゲーム。 -ランダムに並べられた色の異なるピンの色と順番を当てるゲーム。 -プレイヤーは回答を予想し提示する。それに対し評価が表示される。内容は、色だけが正しいものの数と、色も位置も正しいものの数。 -制限時間までこれを繰り返し、正当を見つけていく。ただし予想への評価は8回までのものしか表示されない。9回目以降は、予想を提示する度に消える。 -ルールは細かく変更が可能。並べるピンの数や、使う色数、同色ピンの複数使用の有無、制限時間を変更できる。 ***評価点 -「マスターマインド」としては十分な出来。 --ルール変更ができる事により、原作より多彩な遊びができる。 ***問題点 -予想の評価が8回までしか残らない。 --ある程度以上の難易度のルールになると、8回では十分とは言えなくなる。 ---- **ヘッド・オン ***概要 -ドッドイートゲームの元祖と言われる『ヘッドオン』そのもの。 -5車線の周回コース上にあるドッドを全て取ればステージクリア。 -プレイヤー車は反時計回りに進み、敵車両は時計回りに進む。激突するとミス。 -敵車両が、ドッドの上を通過すると高得点のドッドに変わる。 -速度は2種類あり、低速では最大2車線、高速では1車線まで、車線変更が可能。 -ステージをクリアすると、敵車両が2両になる。 ***評価点 -まさしく『ヘッドオン』で、移植品と言っても遜色ない出来。原作での、速度やコースの選択、敵車両の裏をかくコース取りなど、『ヘッドオン』として十分楽しむ事ができる。 //***問題点 ---- **スペース・エネミー ***概要 -宇宙人の小型円盤を、一定数撃破するゲーム。 -プレイヤーは砲台を左右に操作しながら、上方から来る小型円盤を打ち落とす。連射はできない。 -小型円盤はジグザグに動きながら、降下してくる。接触するとミス。ただし攻撃はしてこない。 -母艦からはミサイルが撃たれ、地面に着弾するとしばらく爆炎を維持しつづける。これに接触するとミス。また小型円盤も撃破されると同様に爆炎をその場に維持する。これは弾を防ぐ効果があり、消えるまで背後の円盤を打ち落とせなくなる。 -ステージをクリアするごとに、一度に出現する小型円盤の数が増えていく。 ***評価点 -小型円盤が増えるほど、回避する隙間がなくなる。撃破を狙うためにも、円盤の動きを読む必要がある。その面白味はある。 -ミサイルの爆炎は動きを制限する。このミサイルへの対応は、悪くないアクセント。 ***問題点 -インベーダー系にゲーム性が近い所もあるが、ずっとシンプル。おかげで飽きが早い。 ---- **総評 収録されたゲームに一貫性がなく、まとまりのないゲーム集となっている。しかし、出来のいいものも含まれてはいる。著作権的に少々問題があるのが難点。 ---- **余談 -『ヘッドオン』は権利のあるセガには許可を取っていない。
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ 依頼内容はヘッド・オンにおける問題点の追記です。 ---- #contents(fromhere) ---- *AX-6 パワード・ナイト 【えーえっくすしっくす ぱわーど ないと】 |ジャンル|オムニバス|&image2(AX6.jpg,center,height=200)| |対応機種|PC-6001|~| |発売元|アスキー出版|~| |発売日|1982年8月|~| |価格|2,800円|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[AXシリーズリンク>AXシリーズ]]''| **概要 -STGとATCのゲーム集。『パワード・ナイト』、『マスター・マインド』、『ヘッド・オン』、『スペース・エネミー』が収録されている。 **パッケージとしての評価点 -パッケージは他のシリーズ同様、凝った作り。 //-各ゲームの評価。 //|タイトル|ジャンル|判定| //|パワード・ナイト|STG|なし| //|マスター・マインド|PZL|BGCOLOR(lightgreen):良| //|ヘッド・オン|ACT|BGCOLOR(lightgreen):良| //|スペース・エネミー|STG|なし| //ルール違反に当たるので内部判定はCO ---- **パワード・ナイト ***概要(パワード・ナイト) -画面内に現れる敵ロボットを、撃破していくSTG。 -使用する武器は装填弾数12発。弾切れを起こすと、リロードするまで少々時間がかかる。 -敵ロボットの出現位置はレーダーに表示され、前後左右どこから現れるか分かるようになっている。ただし敵ロボットはたまにジャンプをし、画面から突然消えたり、逆に突然現れたりする事がある。難易度が上がると、ジャンプの頻度が上がる。 -敵からの攻撃は一切ない。 -12機撃破するとステージクリア。クリアする度に、難易度が上がっていく。時間経過で減少するエネルギーが切れると、ゲームオーバー。 -実はモロに初代ガンダムの%%パクリ%%…オマージュ。 --コックピットはガンダムのものにそっくり。敵ロボットは、どう見てもドムとズゴック。もちろんマニュアルには、そうとは書いてないが。 --サンライズから許可は貰っていない。著作権への意識が薄かった時代とは言え、問題があるのは確かだ。しかし、当時ガンダムのまともなアクションゲームなど出ていなかったため、その意味では喜んだプレイヤーもいただろう。 //これだけだと特徴なのでこちらへ ***評価点(パワード・ナイト) -よく描き込まれたグラフィック。コックピット、敵ロボットが、解像度の低い機種にしてはよく表現されている。 --動きもよく、ちらつきもほとんどない。 ***問題点(パワード・ナイト) -敵が攻撃してこないため、緊張感に欠ける。 --また難易度が上がるとジャンプ頻度が増えるのだが、おかげで画面上にあまり現れなくなる。難しくなるというより、つまらなくなる。 ---- **マスター・マインド ***概要(マスター・マインド) -古典ゲーム「マスターマインド」を元にしたゲーム。 -ランダムに並べられた色の異なるピンの色と順番を当てるゲーム。 -プレイヤーは回答を予想し提示する。それに対し評価が表示される。内容は、色だけが正しいものの数と、色も位置も正しいものの数。 -制限時間までこれを繰り返し、正当を見つけていく。ただし予想への評価は8回までのものしか表示されない。9回目以降は、予想を提示する度に消える。 -ルールは細かく変更が可能。並べるピンの数や、使う色数、同色ピンの複数使用の有無、制限時間を変更できる。 ***評価点(マスター・マインド) -「マスターマインド」としては十分な出来。 --ルール変更ができる事により、原作より多彩な遊びができる。 ***問題点(マスター・マインド) -予想の評価が8回までしか残らない。 --ある程度以上の難易度のルールになると、8回では十分とは言えなくなる。 ---- **ヘッド・オン ***概要(ヘッド・オン) -ドッドイートゲームの元祖と言われる『ヘッドオン』そのもの。 -5車線の周回コース上にあるドッドを全て取ればステージクリア。 -プレイヤー車は反時計回りに進み、敵車両は時計回りに進む。激突するとミス。 -敵車両が、ドッドの上を通過すると高得点のドッドに変わる。 -速度は2種類あり、低速では最大2車線、高速では1車線まで、車線変更が可能。 -ステージをクリアすると、敵車両が2両になる。 ***評価点(ヘッド・オン) -まさしく『ヘッドオン』で、移植品と言っても遜色ない出来。原作での、速度やコースの選択、敵車両の裏をかくコース取りなど、『ヘッドオン』として十分楽しむ事ができる。 //***問題点 ---- **スペース・エネミー ***概要(スペース・エネミー) -宇宙人の小型円盤を、一定数撃破するゲーム。 -プレイヤーは砲台を左右に操作しながら、上方から来る小型円盤を打ち落とす。連射はできない。 -小型円盤はジグザグに動きながら、降下してくる。接触するとミス。ただし攻撃はしてこない。 -母艦からはミサイルが撃たれ、地面に着弾するとしばらく爆炎を維持しつづける。これに接触するとミス。また小型円盤も撃破されると同様に爆炎をその場に維持する。これは弾を防ぐ効果があり、消えるまで背後の円盤を打ち落とせなくなる。 -ステージをクリアするごとに、一度に出現する小型円盤の数が増えていく。 ***評価点(スペース・エネミー) -小型円盤が増えるほど、回避する隙間がなくなる。撃破を狙うためにも、円盤の動きを読む必要がある。その面白味はある。 -ミサイルの爆炎は動きを制限する。このミサイルへの対応は、悪くないアクセント。 ***問題点(スペース・エネミー) -インベーダー系にゲーム性が近い所もあるが、ずっとシンプル。おかげで飽きが早い。 ---- **総評 収録されたゲームに一貫性がなく、まとまりのないゲーム集となっている。しかし、出来のいいものも含まれてはいる。著作権的に少々問題があるのが難点。 ---- **余談 -『ヘッドオン』は権利のあるセガには許可を取っていない。『スターダストハイウェイ』と名前を変える案もあったが、結局そのままでいった。

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