「ルーンファクトリー オーシャンズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ルーンファクトリー オーシャンズ - (2013/11/08 (金) 12:33:18) の編集履歴(バックアップ)


ルーンファクトリー オーシャンズ

【るーんふぁくとりー おーしゃんず】

ジャンル アクション

対応機種 プレイステーション3、Wii
発売元 マーベラスエンターテイメント
開発元 ネバーランドカンパニー
発売日 2011年2月24日
定価 7,140円
廉価版 【PS3】PlayStation 3 the Best:2012年1月26日/2,940円
【Wii】Best Collection:2012年1月26日/2,940円
ルーンファクトリーシリーズリンク

概要

ルーンファクトリーシリーズ通算5作目、据え置き機としては2作目。時系列としては『フロンティア』の数年後の世界らしい。 今回の舞台は海に囲まれた島「フィーニス島」と、その周辺に広がるたくさんの小さな島。

評価点

  • 前作『フロンティア』からの改善点
    • グラフィックが改善されている。『フロンティア』と『オーシャンズ』のゲーム内の文字を見比べてみると分かりやすい。
    • マップ移動の際のロード時間が大幅に短くなっている(前作は10秒強あったが、今作は3秒程度)。発売元を同じくする『朧村正』のロード速度を目指したとのこと。
    • リングコマンドの登録可能数が増えた。
    • モンスターを同時に3体まで冒険につれていくことができる。
  • シリーズ初の「女性主人公」、および「男性の攻略可能キャラクター」が登場。
  • 『フロンティア』のキャラクターのうち何人かがゲスト出演している。
  • アクション性の向上
    • 後方視点の3Dアクションとなり、2段ジャンプを駆使する爽快なアクションになった。
    • 直接攻撃の武器は双剣、両手剣、居合刀、斧(ハンマー)、槍の5種類があり、それぞれで使い勝手が異なるため、各武器の特徴を活かした戦い方が楽しめる。
    • 杖も存在し、装備する杖ごとの魔法を発射できる点は前作同様。
    • 緊急回避も導入され、攻撃のキャンセルや瞬時の移動にも使用でき、スピーディな戦闘が可能になる。

賛否両論点

  • 農業要素の大幅縮小。農業あってのルーンファクトリーシリーズなのに。
    • 畑仕事は仲間にしたモンスターがほとんど行なってくれるので、プレイヤーが農業している感覚があまりない。
    • プレイヤーがする事は「魔法の杖で芽を生やす」「モンスターが生産した木や鉱石を採取する」「収穫箱から作物を取り出す」「モンスターのなつき度を上げる」くらいしかない。
      • そのため、前作品まであった「作物の種」が存在しない。
    • できる作物はモンスターの気まぐれなので、狙った作物だけを生産することが難しい。
  • 攻略対象となるキャラクターの癖が強い。特に男性キャラクターに顕著。
  • ストーリーの進行に住民ほとんどの依頼を遂行する必要がある。
    • 依頼はキャラクターの好感度によって発生するため、気に入らないキャラであっても好感度を上げなければいけない必要がある。
  • アイテムやモンスターのほとんどが前作『フロンティア』からの使い回し。
  • PS3版はHD解像度での出力ができるものの、グラフィックはWii版とあまり変わらないため(同ハードの作品と比べると)荒く感じる。
    • イベントシーン等でのキャラクターのアップが2Dから3Dに変わり、身に着けているアイテム等も表示されるのだが、「2Dの方が良い」という意見も少なくない。
  • PS3版では「3」と同じくインターネットランキングが存在し、結婚候補の人気ランキングも存在するのだが…
    • 結果は人気不人気が露骨に分かる結果となってしまい、特に「男性の攻略可能キャラクター」は顕著である。

総評

『フロンティア』からあった部分は(農業パートを除いて)間違いなく進化しているのだが、新要素がどれも成功したとは言い難い。
レビューサイトでは、本作の1年前に発売された『ルーンファクトリー3』のプレイ・未プレイで大きく評価が分かれる印象である。

余談

ルーンファクトリーシリーズは今作で初めて「男性の攻略可能キャラクター」が登場したのだがその候補数は少なめであり、従来の「女性の攻略可能キャラクター」数は従来ほどの候補数がいる。これに関してプロデューサーのはしもとよしふみ氏は公式ブログにて「今までの男性主人公の相手は少なくする訳にはいかない」と述べて居るのだが、次回作の「4」で何のフォローも無しに「女性の攻略可能キャラクター」を大幅減させたことから、一部ファンの間から不満の声が挙がっている。

関連リンク