注意:このページでは、『Rewrite』とそのファンディスク『Rewrite Harvest festa!』を扱っています。
【りらいと】
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム | ASINが有効ではありません。 |
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対応機種 |
Windows XP/Vista/7 プレイステーション・ポータブル プレイステーション・ヴィータ プレイステーション3 |
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開発元 |
【Win】Key 【PSP/PSV/PS3】プロトタイプ |
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発売日 |
【Win】2011年6月24日 【PSP】2014年4月17日 【PSV】2014年8月28日 【PS3】2015年2月11日 |
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定価 |
【Win】8,800円 【PSP/PSV】5,800円 【PS3】6,100円(パッケージ版)/5,400円(ダウンロード版) |
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レーティング |
【Win】ソフ倫:全年齢対象 【PSP/PSV】CERO:C(15才以上対象) |
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判定 | なし | |||
ポイント |
複数のシナリオライター 単体で評価するか否か |
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Key作品リンク |
緑化都市、風祭。文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。 そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。 都市を上げての収穫祭。巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は記事のネタ集めのバイトを始めることに。 風祭では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。 同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。 瑚太朗はオカルト研究会の部長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。 それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。 騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。 瑚太朗はまだ気付かない。それが誰も知らない『真実』の探求へ繋がっていくことを。 ―――書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。
公式ホームページから引用
+ | 長いので収納 |
※以下はネタバレが含まれるため、収納
+ | 平和な日常はやがて終わる… |
※この作品の含蓄の深さを解説するために紹介するが、プレイ予定者には忌避すべきネタバレとなってしまっている。十分に注意してほしい。
+ | 閲覧注意! |
個性あるキャラクター
世界観
BGM
シナリオ・演出
システム
実績要素
話が難しい
+ | ネタバレ回避のため、収納 |
ルチアルート
+ | ネタバレ回避のため、収納 |
ちはやルート
+ | ネタバレ回避のため、収納 |
クエスト
シナリオ間の統一性の欠如
各組織の内情や登場人物の性格・行動原理等に齟齬が生じている。本作の批判点は、ほぼこの点に集約される。
本作は著名なシナリオライターを初めとする豪華な開発スタッフによって、同社他作品のファンを初めとする多くの人々から多大な期待を集めながら発売された。その分、作品内の整合性等の粗が明らかになった際には相応の批判を浴びることとなった。
しかし、3人のシナリオライターの描いたストーリーは総じて質の高いものであり、キャラクターや演出等の要素も含めた本作のトータルのポテンシャルも間違いなく高いと言える。 また、「ルート(ライター)による主人公の違いを楽しませたい」といった内容のことを事前に言っていたこともあり、複数ライター制のADVで批判を受けやすい部分をあえて果敢に攻めた意欲作でもある。 ネット上では本作単体でのクオリティからやや逸脱した賛否両論も目立っているため手を出しにくいだろうが、食わず嫌いをするにはもったいないレベルの作品である。興味があれば是非プレイしてみてほしい。
後述しているが、ファンディスク『Rewrite Hervest festa!』が発売された。
その後、2014年4月14日にPSP版が、同年8月28日にPS Vitaが発売された。
変更点はモブキャラにボイス追加、井上(重要なサブキャラ)の立ち絵追加等であり、シナリオに変更はない。
2016年7月29日には本編とファンディスクが同梱された『Rewrite+』が発売された。
2015年にテレビアニメ化が決定し、2シーズン(計24話)を2016年秋と2017年冬に分けて放送された。
しかし、作画の悪さと重要なイベントが再現されないことが災して、ファンからの評価はよくない。
2017年2月6日にはスマートフォン向けに『Rewrite IgnisMemoria』が配信された。
【りらいと はーヴぇすと ふぇすた!】
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム | ASINが有効ではありません。 |
対応機種 | Windows XP/Vista/7 | |
開発元 | Key | |
発売日 | 2012年7月27日 | |
定価 | 5,800円 | |
レーティング | ソフ倫:15歳以上推奨 | |
判定 | なし | |
ポイント | Rewriteクリア前提のファンディスク | |
Key作品リンク |
「Key」初のファンディスク(*2)で、『Rewrite』をクリアしていない場合は説明不足な作品である。
シナリオライターは全員続投しており、FDにも関わらず豪華な面子のままである。
内容は各ヒロイン毎に1つのスピンオフストーリーを集めた作品で、キャラのさらなる活躍やシナリオの補完・補足がされている。
また、おまけでRPGがあり、少しゆるいノリだったりはするが、原作設定を生かしたシナリオ・設定になっている。
作品単独で見ると質は良いものの、規模・作品のテーマ・作り込みなどからそれ以上のものにはならず、凄い作品とは言えない。
ただ、原作では難しかったことも遠慮なくやっていたりと、FDとしては無難に良い作品である。
『Rewrite』を楽しんだ上で、更にFDをやってみたいと思う人なら忌憚なくお勧めできる。