【ばいおはざーど しっくす】
ジャンル | サバイバルホラー | |||
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox 360 プレイステーション4 Xbox One Windows XP~8 Nintendo Switch |
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発売・開発元 | カプコン | |||
発売日 |
【PS3/360】2012年10月4日 【Win】2013年3月22日 【PS4/One】2016年3月29日 【Switch】2019年10月31日 |
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定価 |
【PS3/360】7,610円(税抜) 【Win】パッケージ:5,705円/SteamDL:2,990円(税込) 【PS4】2,800円(税込) 【One】2,808円(税込) 【Switch】3,300円(税込) |
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廉価版 |
PlayStation3 the Best / プラチナコレクション:2014年3月6日 パッケージ:2,848円 / PS3ダウンロード:2,800円(税抜) |
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判定 | シリーズファンから不評 | |||
ポイント |
キャラクターの初共演は良いが原点回帰は一切せず QTE大幅増加&理不尽死&ホラー無関係なミニゲーム群 拘る所を間違えて改善点より改悪点ほうが多くなる 理念を忘れゾンビが走り、飛び掛かり、武器を使う |
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BIOHAZARDシリーズリンク? |
すべての闇を、行き抜け
バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル6作目。
ホラーとしての方向性を見失い、全体としても賛否両論だった『5?』の反省を踏まえ、「原点回帰を図る」というコンセプトで開発が進められたが…。
+ | 長いので収納 |
+ | ネタバレ含め、一応閲覧注意。 |
アイテム管理の問題
敵
+ | ネタバレあり |
+ | 以下主人公勢の扱いの落差の例。ネタバレ注意 |
シリーズ御馴染の要素
その他
原点回帰とは一体なんだったのか。
レオン編序盤の雰囲気だけは「バイオらしさ」を残しているものの、全体としてはとてもサバイバルホラーアクションとは言えず、中身はホラー要素皆無の殴り合い&銃撃戦。光る部分も少なからずあるが同じく原点回帰をコンセプトとする『リベレーションズ』を超えるどころか及んでいない。
痒いところに手が届かない操作性、周回プレイを全く想定していないゲーム構成、アップデートで改善されてもなお残る大量の即死QTEなど、TPSとして見ても粗が目立つ。
ただただ反射神経を要求されるQTEや、各種乗り物のドライビングテクニックなど、本来求められるはずのシューティング技術とかけ離れたテクニックを要求される場面での難易度が異様に高く「もはや何のゲームであるかを完全に見失っている」との批判が殺到した。
演出を優先するあまりプレイヤーの利便性を考慮していない点があまりに多く、一部ユーザーからは「バイオハザード6という映画を自分で操作できるゲームでありカメラワークの悪さもそのせい」「観ている分には楽しいがプレイするのは…」と評されている。
ストーリーも、ジェイクやピアーズなど新主人公たちの描写やストーリー上の見せ場などは好評を得ている部分もある一方、事件の中核となるのが至極どうでもいい出来事ばかりで、エイダ以外は特段ストーリーに関与するでもなく、ナンバリング作品としては明らかに見どころが乏しい。
「看板作の迷走が問題になっていたカプコンであったが本作はその極致に達した」と言われても仕方がない出来だろう。