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リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~
【りあじゅうばくはつしろ へんしんのうりょくてにいれたんだけどしつもんある】
ジャンル
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変身×リア充女×寝取り&嫌がらせアドベンチャー
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対応機種
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Windows XP(32bitのみ)/Vista/7
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発売・開発元
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スワンアイ
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発売日
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2013年1月25日
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定価
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8,800円(税別)
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レーティング
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映像倫:
18歳未満禁止
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判定
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クソゲー
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ポイント
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2013年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板次点
フルプライスでコンプに1時間半しかかからないボッタクリな内容 何もかもがワンパターン 電波すぎるキャラとシナリオ フラグ管理滅茶苦茶 「ずっぷ! ずっぷ! ずっぷ! ずっぷ!」「ああ…もう出そう」
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クソゲーオブザイヤー関連作品一覧
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WARNING!!!!!!!
18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。
概要
前年度KOTYeの覇者となったメーカー、スワンアイの放ったADV。
その軽薄なタイトルからもわかる通り、前作『SEX戦争~愛あるエッチは禁止です!~』と同じバカ抜きゲーとして発売された本作であったが、フルプライスになったことで少しはマシになるかと思われた奇奇怪怪なシナリオが余計酷くなって帰ってこようとは誰が予想できただろうか…。
あらすじ
僕はあの日を忘れない。
リア充撲滅の同志に会った日を。
コミュ障の主人公は誰とも接しない生活を送っており、それにより俗に言う「リア充」を羨ましく思い、同時に敵としていた。
日々鬱憤を晴らすために小さな嫌がらせをしていたが、偶然同じようなことをしている女の子と出会い、二人は協力することに。
同時になぜか「外見を変えるふしぎな変身能力」を手に入れた主人公は、俄然リア充撲滅に力を入れるのだった。
童貞でコミュ障の主人公は、果たしてリア充に勝てるのか?
(公式サイトより抜粋)
問題点
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内容が極めて薄い。
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本作は「主人公がいろいろな人物や器物に変身し、彼氏やセフレのいるような女性キャラたちを次々NTRっていく」というタイトルの名に恥じない単純な内容であるが、それを差し引いてもあまりに内容が薄っぺらすぎる。
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エロシーンこそやたらめったら多いものの、主人公の変身能力が完璧すぎて、作戦を開始した瞬間ターゲットは即座に股を開きおっぱじめる。これでは変身能力を得た後の駆け引きもクソもあったものではない。
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その変身能力を得るまでの道のりも「ネット上で『変身エステ』なるものがあるのを知り、そこに行ったら変身能力を手に入れました」という激烈に簡潔な内容であり、なんと存在を知ってから超能力者になるまで4行しかない。
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異能の力を手にした主人公の感想も「そして、僕は変身能力を手に入れたのだった」(※ノーカット)というなんともあっさりしたもの。
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変身能力を手に入れても、(倫理的にどうかはさておき)テストを行ってその辺のモブを犠牲にして「やっぱり本物だ!」などというシーンが…ない。ターゲットを決めるまで変身能力の実力行使は行わない。
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エロシーンの後も少し挟んですぐにまた別のエロシーンが始まるという安っぽい構成。
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変身能力を駆使した主人公のエロシーンのイラストもさして立ち絵と変化が無い。主人公はターゲットの一人から「きたねー顔近づけんな」とケンシロウにやられたザコのようなことを言われるような外見なんだが…。
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こんなんだから、フルCGコンプに1時間30分もかからない。繰り返して書くが、このゲームは8800円である。
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シナリオが完全に破綻している。
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本作は「エロシーンの合間にシナリオがある」程度の内容であるが、そのエロシーンの文脈自体が驚異的にワンパターン。
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エロシーン一回を平均して20行程度とすると、地の文(主人公のモノローグ)は片手で数えられる程度で、残りは半分以上がヒロインの喘ぎ声。それ以外は主人公の台詞と擬音。ある意味リアルではあるが、エロゲ―としてはつまらない。
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しかもラストは必ずと言っていいほど「ずっぷ! ずっぷ! ずっぷ! ずっぷ!」という擬音が重ねられた後、男が「ああ…もう出そう」と言って終わる始末。たとえ69やパイズリであっても。他に語彙はないのかと問いたい。あまりにワンパターンすぎるせいで、kotyeスレでは「3秒でわかるリア充」と称して、「そして僕は変身能力を手に入れたのだった」→「ずっぷ! ずっぷ! ああ…もう出そう」とギコネコが3回出て来るだけのAAが出来た始末。
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シナリオに矛盾が多い。
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本作はNTRゲーであり、主人公に協力するメインヒロイン「関谷七泉」以外のヒロイン(ターゲット)全員が彼氏やセフレと関係を持っており、中には直接コトに及ぶシーンまで描かれているキャラまでいるが、ほぼ全員が処女である。どうなっとるんじゃ!
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一回もヤっていないターゲットから「私の処女を奪った責任取ってよね」と言われるバグがある。テストプレイをしていないのだろうか…。
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本作は「現代日本」を舞台にしているにもかかわらず、シナリオが不可解を通り越して不愉快なレベルで稚拙かつ電波。以下はその一例。
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街角で偶然出会ったあき(ターゲットの一人。主人公の担任教師)と話している内にエロいことを考えはじめ、突如暴発。正気に戻って愕然とし、躓いて水たまりに突っ込み泥だらけになってあきの家の風呂を借りることに。しかし風呂から上がって部屋の匂いを嗅いだだけでまたエロいことを考えはじめ、あきが来た瞬間ビックリして暴発。恥ずかしさのあまり全裸で逃走、警察に追われる。
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岬咲(ターゲットの一人。いわゆるギャルキャラ。)の彼氏に変身してHした後、どういうわけか主人公だということがバレても怒られるどころか速攻で主人公に乗り換える。断っておくが、岬咲は物語開始時点で主人公を蛇蝎の如く嫌悪している。頭でも打ったのだろうか。
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つくし(ターゲットの一人。後輩のロリビッチ。)のハメ撮り写真に変身して机に潜り込み、信頼を落とそうと画策する。当然つくしはそれを発見し「私じゃない!!」と絶叫するものの、なんと周囲の女子生徒たちがハメ撮り写真自慢大会をおっぱじめる。底辺校すぎやしないか…。
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極めつけは里桜(ターゲットの一人。いわゆるしずかちゃんポジション。)を追い落とそうとブービートラップに変身しパンツをはぎ取ってしまう話。恥ずかしさのあまり失禁する里桜に対し、周囲の男子生徒たちは気の毒がるどころかその場で速攻でシバきはじめ、主人公すら加勢(七泉は「やめんかい!」と突っ込むがお構いなし!)。ぶっかけられてベトベトになった里桜を見て、教室に入ってきたあきは男子たちに「廊下言ってシバいてこい」とバケツを用意して命令。これだけで懲戒免職間違いなしだが、男子生徒(主人公含む)は全員廊下に出てミッションを開始。更に通りかかった女生徒がオカズに志願し、調子こいた彼女たちにされるがままにあきが脱がされ、更に里桜から「あんたも原因だ!」と弾劾された七泉までひん剥かれてオカズにされる。
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何を書いてるのかわからんと思うが、ここを書く際、途中の過程の省略などは行っていない。本当にこんな小中学生の妄想みたいなシナリオが続くんだから手に負えない。
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このような滅茶苦茶な内容から、ネット上では「ターゲットが七泉から主人公をNTRるゲーム」とまで称された。
評価点
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無いと書いてもいいところだが、キャラデザは非常に愛らしい。それしか見どころが無いと言っても過言ではないが。
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ただし塗りの影響か、乳房や乳首がミサイルみたいな形状に見えるCGもあるので賛否が分かれるか。
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実はターゲットのうち1キャラだけ、非処女がいる。この辺の駆け引きは悪くはない。
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思いっきり下らないエロゲーをやってみたいと言う人には(文脈のひどさを除けば)おすすめできるかもしれない。
総評
徹頭徹尾破綻したシナリオに、狂った世界観。ロープライスならまだ許せたかもしれないが、フルプライスでコレではボッタクリゲーと思われても仕方ない。
結局、爆発したのは購入者とメーカーばかりであったことだろう…。