「Wizardry 6 Bane of the Cosmicforge」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【うぃざーどりぃしっくす きんだんのまひつ】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 24MbitROMカートリッジ | |
発売元 | アスキー | |
開発元 | ゲームスタジオ | |
発売日 | 1995年9月29日 | |
定価 | 12,800円(税抜) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 3個(バッテリーバックアップ) | |
判定 | 良作 | |
シリーズファンから不評 | ||
ポイント |
システムを大幅改変 日本人向けに良アレンジ 再開不可能バグあり |
|
Wizardryシリーズリンク |
『Wizardry #6 Bane of the Cosmicforge』(通称BCF)のSFC移植作品。
PC版は#6から#8までの3部作となっており、キャラ引き継ぎも可能だったが、SFC版は続編が出ておらず、引き継ぎは不可能である。
前作にあたる『ウィザードリィV 災渦の中心』もゲームシステムの変化はあったが、本作はもはや別ゲーと言ってもいいくらい大幅な改革がなされている。
画面構成や一部システムに『Dungeon Master』の影響が見られる。ただしあちらと違ってリアルタイム制ではない。
新システム初導入作だけあって多少粗削りなものの、これはこれで良く出来ている。
しかし、旧来のシステムで新たな冒険をしたかったファンにとっては期待を裏切る形となり、不評を買ってしまった。
この世には知らねばならないことがある
100と20年ほどの昔、その城には、もっとも邪悪な王と妃が住んでいた。
王は自らにならぶほど邪悪な魔法使いと手を結び、彼ら以外の邪悪なるものたちを滅ぼす魔法の戦いをくり広げた。
彼らがコズミック・フォージの存在を知ったのは、こうした戦いの最中だった。
彼らが敵の魔神を倒したとき、その最後の言葉によって、彼らはその魔法のペンの存在を知った。
コズミック・フォージと呼ばれるそのペンによって書き記された言葉はすべて現実のものとなるのだ。
彼らはこのペンを盗み出し、だれも想像すらできないほどの恐怖を宇宙の中におりこみ始めた。
しかし、ペンを盗み出すと間もなく、二人はおたがいの力をねたみ始めた。
もはや彼らは、おたがいの力を必要とはしなくなっていたのだ。
そして、おたがいの運命とこの魔法のペンの行く末を定める、最後の戦いがくり広げられた。
それが知られていることのすべてである。
城はそれ以来、住む者もなく、王、妃、魔法使い、魔法のペンがどうなったのかを知る者もない。
しかし、今、新たな冒険者たちがこの城を訪れたことによって、すべてが変わろうとしている…
旧来のファンから「ダンジョンマスターのパクリ」「Wizardryは#5で終わった」などと散々に叩かれた作品。
顔グラがあるのが気に入らないとか、呪文名が気にくわないとか、システムと関係ないものまで批判する人もいる。
実際にプレイしてみればダンジョンマスターとは全然別物であり、旧作Wizardryを引き継いでいる部分もしっかりあることがわかる。
臨場感やユーザビリティの良さから、Wizardry6の移植版で最高傑作なのは間違いなくSFC版だろう。
再開不可能バグだけは擁護できないが、バグる手順さえ踏まなければ特に問題はない。
現在市場に出回っている中古ソフトは既に再開不可能状態になっている可能性が高いので、可能ならば確かめてから購入したい。
セガサターンでWizardry7とのカップリング作品が出ているが、