【せんごくばさらふぉー】
ジャンル | スタイリッシュ英雄(HERO)アクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2014年1月23日 | |
定価 | 6,658円 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
「新章突入」を宣言するも変化は少ない 賛否両論の新システム これまで以上に史実無視の新武将達 |
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戦国BASARAシリーズ |
戦 国 創 世
『3』から約3年半ぶりとなる『戦国BASARA』シリーズのナンバリング作品。最初に発表されたPVでは「新章突入」を掲げていた。
今作は将軍「足利義輝」が「天政奉還」を行い将軍の職を天に還すところから始まる。
メインキャラクターは、シリーズ通しての主役級である伊達政宗と『3』のメインキャラクターであった石田三成。
また、新キャラクターの柴田勝家と島左近はそれぞれ政宗・三成と密接に関わることとなる。
スタッフも小林裕之プロデューサーと山本真シリーズディレクターの体制こそ変わっていないが、多くのメンバーが刷新。
特にキャラクターデザインの担当がシリーズの顔であった土林誠氏から大久保徹氏に変更となった事で、その交代を惜しむ声は大きい。
アクション関連
ステージ関連
+ | 不評、問題のあるステージ |
シナリオ
戦国創生モードの問題点
新規武将の設定と扱い
復活武将、既存武将の扱い
+ | 既存武将の扱いについて(長いので折りたたみ) |
+ | (ネタバレ注意) |
バグ関連・その他
「戦国創生」を宣言しながらもゲームの出来は中途半端な物になった。
アクション面では新武将に魅力はあるがアクションの下方修正や一部のシステムのオミットは決して見過ごせない。
さらに「戦国創生」を感じないシナリオ、ボリュームの少なさも評価を下げる結果になった。
ただ、理不尽な仕様ではないのが救い。不便であるが武器生成システムや戦友交代も評価される部分もある。
「新キャラクター」「新システム」をどれだけ気に入るかによって本作の価値は変わってくるだろう。
どちらにせよ実に不吉な新章突入となってしまい、その後のシリーズ衰退を招く結果となった。
*1 「ノーダメージクリア」のトロフィーは今作にもあるが、そちらの場合基本的に戦友のダメージはカウントされない。
*2 『3』の仲間武将でも同様の事は起きるのだが、デフォルトでは仲間武将は外されており、強制でもない。
*3 なお、BGM変更や合戦中に流れる台詞の変更も遊戯書で行うようになった。こちらは消耗品ではないのでいくらでも使える。
*4 明智光秀と天海を同一人物とみなすと40人登場していない。直江兼続を入れると40人だがただのモブ同然のキャラクターをカウントしていいものか。
*5 例えば、政宗と幸村の初対面の描写があるのは『1』のみであり、以降の作品では何の説明もなく宿命のライバル関係が続いている。
*6 過去作中でキャラクターがパラレルワールドについて明確に言及している場面は無い。
*7 信長の父・信秀の死後に、信長の弟・信行に協力し信長排除を企てている。
*8 史実において政宗は家臣が勝家と関わりがあったらしいがほとんど逸話程度。左近も昔仕えていた家が織田に与していた位。
*9 後に『BASARAマガジン』におけるディレクターのインタビューでは、「創世ルートEDでの信長の仕打ちは、"挫折した勝家に対して無関心になっていた信長が、勝家の働きに不満を抱く程度には関心を取り戻した(=何一つ期待されていなかった頃よりは評価が上がった)"ということの裏返しであり、全てを諦めていたはずの勝家がその仕打ちに表情を歪ませたことも含め、2人の関係に確実な変化が起こったことを示している」という旨の解説をしている。
*10 一応「嘘を嫌うが故に、自分自身の心情にすら嘘をつく家康の生き方が許せない」という左近個人としての理由もあるのだが、その他の言動からは三成を裏切ったことに対する反発も大きな割合を占めているのが窺える。
*11 攻撃がヒットした瞬間、わずかだが互いの動作が停止する時間が発生する。停止する時間は技によって異なり、多くの敵を巻き込むほど停止時間が長くなりやすくなる。
*12 見切りモーションは通常時のモーションを使用しており、見切り終了後に強化技状態に戻っている。
*13 というより効率が良い金稼ぎができなかったらこれだけでクソゲー扱いされかねない。
*14 もっとも、運要素の強い緑銘の仕様上複数揃えるのは狙わないとまず無理な上、かなりの手間がかかる。また難易度が高くなると敵が非常に硬いので1個付けたぐらいではバランスは崩壊しない。
*15 実は以前からSP商法そのものにそういう疑惑自体はあった。