【かーびぃのえあらいど】
ジャンル | アクションレース | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ハル研究所 | |
発売日 | 2003年7月11日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
セーブデータ |
1個 (メモリーカード使用ブロック数:4) |
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レーティング | CERO:全年齢(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
超シンプル操作なレースゲーム 個性が強すぎるエアライドマシン 奥が深すぎて伝説へ 売れたのにプレミア化 |
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星のカービィシリーズリンク |
数あるカービィシリーズの中でも唯一のレースゲームで、シリーズの生みの親である桜井政博氏がハル研究所在籍時に手がけた最後の作品である。
本作はレースゲームであるが、普通のレースゲームにはない数々の特徴がある。
+ | イベントの一部について、軽めに解説 |
+ | 各モードにおけるCPの特徴 |
数あるレースゲームとは色々な意味で一味違う一作。3つあるモードもそれぞれ全く別の作品と評しても良い程の特徴を有している。
カービィのキャラクターはあまり出てこないが、その分エアライドマシンの個性の豊富さが際立っており十人十色の楽しみがある。
初心者はAとスティックのみの簡単操作からパーティゲームとして、そして上級者でもやりこみ要素の豊富さや記録更新などで楽しめる。
一部調整不足が目に付くシステムと、ステージ不足等に由来するソロプレイでのやり込み要素の少なさが泣き所ではあるが、その欠点を踏まえてもなおプレイするだけの価値を有する作品と評価可能であろう。
発売当時こそゲームキューブ不振の影響であまり目立たない不遇の作品であったが、インターネット上の動画投稿サイトなどでプレイ動画が投稿されると一気にブームに火がついた。今ではどこを探しても品薄という圧倒的なプレミアぶりを見せている。
20年以上経った現在でも続編を望む声があり、多くのプレイヤーに愛されているゲームキューブ屈指の名作。
幸運にも機会に恵まれたのであれば、是非とも遊んでみてほしい。
*1 後に発売された『ロボボプラネット』のサブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」でも平坦な3D空間を操作できる。
*2 ギャラックス裏BGMは『大乱闘スマッシュブラザーズDX』で初登場し、その後『夢の泉デラックス』で本家カービィに逆輸入された「あの曲」のアレンジ。
*3 ワゴンスターについては、人力操作による記録と理論値の両方でレックスウィリーに惨敗している事が判明した為、上記の最弱組と同列扱いするプレイヤーも見られる
*4 コース自動生成の「X-CUP」と、100個までセーブ可能なエディットコース
*5 シティトライアルではマシン同士が接触した場合、攻撃力の高い方が一方的にダメージを与えられるため
*6 下記に示したように、CPが攻撃力が高いデビルスターに積極的に乗ることも起因している。
*7 エラー以外にも、初代スマブラの隠し要素出現メッセージはしばしば語り草になっていたり