【さいどわいんだーぶい】
ジャンル | フライトシューティング | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | アスミック・エース エンタテインメント | |
開発元 | BIT TOWN | |
発売日 | 2003年12月13日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
判定 | 良作 | |
サイドワインダーシリーズリンク |
サイドワインダーシリーズの5作目。前作とほぼ同じシステムに、いくつかの新要素が盛り込まれた、事実上の最終作。
ストーリーは前作の続編に当たる。ただし、主人公は前作とは別人。前作の作風は暗くて地味だったが、本作では逆に明るくて派手になっている。
西暦20XX年。
「世界連合」傘下の超国家的軍隊「フロンティア・ネーションズ(略称FN)」と、敵対陣営「WORF」間に勃発した地球規模の戦争は、のべ一年の長きにわたる戦いの末、「FN」側の勝利によって終結した。
しかし終戦後の世界再編をめぐり、対立を深めていく「世界連合」陣営各国。
北アメリカ大陸を最重要拠点と定め、事態の立て直しを図ろうとする主流派。
覇権を握られ、自らの国家が衰退していくことを恐れた反主流派のヨーロッパ各国。
旧WORF陣営の残存勢力は秘密裡に反主流派に接触を図り結託、「世界連合」反主流派各国が持つ軍事/工業力と、旧WORFの遺産である巨大兵器プロジェクトの技術が一体になり、新たな陣営が形成された。
「FN-WORF戦争」終結からおよそ三年後。
「ANGIL」と名乗るその陣営は、「世界連合」主流国及び、超国家的軍隊「FN」へとついに反旗を翻した。
※取扱説明書より
+ | ネタバレ |
サイドワインダーだけではなくエアダイバーも含めた、アスミック・エースのフライトシューティングゲームの集大成と呼べる作品。
エアダイバー時代から受け継いできたシステムと『MAX』基準のシステムは本作で完成したと言える。
システムだけでなく、ミッションやBGMも、シリーズ経験者を楽しませる要素になっており、本作の特徴や評価点に含まれる。
やり込み要素は豊富で、機体とミッションを全て揃えるだけでも長く楽しめる。難易度ノーマル以下でもSランク制覇はかなり歯応えがある。
「難しいフライトゲームをやってみたい」というプレイヤーに向いている反面、フライトゲーム未経験者には大変厳しい。ハードルの高さはフライトシミュレーションにも匹敵する。