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MATE」(2021/09/23 (木) 21:21:39) の最新版変更点

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*MATE #ref(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e8/Mate-logo.svg) &font(75%){▲MATEのロゴ} &font(b){MATE}は、GNOME 2のコードからフォークされて開発がスタートしたデスクトップ環境である。 #ref(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/86/Desktop_Ubuntu_MATE_20.04.png) &font(75%){▲Ubuntu MATEのスクリーンショット} &font(b){各種データ} |開発者|Perberos及びMATE Developers| |開発状況|開発中| |初版|2011年8月19日| |最新版|1.24 / 2020年2月10日| |対応OS|X11を有するUnix-like| |ツールキット|GTK3| |対応言語|多言語| |ウェブサイト|https://mate-desktop.org/| #contents(fromhere=true) 名称は、マテ茶とその原料となることで知られる南米の亜熱帯地域原産の植物イェルバ・マテに由来する。 **歴史 従来のデスクトップメタファーをGNOME Shellによる新しいインターフェースで置き換えた[[GNOME 3>GNOME]]はLinuxコミュニティの一部から批判を受けた。 そのため、一部ユーザーは新しいGNOMEを拒否し、GNOME 2の継続を求めた。 MATEプロジェクトは、[[Arch Linux]]ユーザーであるPerberosによってこのタスクを行うために立ち上げられた。 プロジェクト黎明期のMATEはGNOME 2.32関連パッケージのソースコードを機械的にリネームし、それによって生じる動作の不具合を手作業で修正するという単純で強引なものだった。 この手法はとにかく動作するGNOME 2のフォークを提供するという点ではある意味現実的ではあったが、GNOMEが廃止したlibgnome, libgnomeui等の旧式ライブラリに依存するという問題もはらんでいた。 現在のMATEでは、これらの旧式ライブラリはバージョンが進むごとに、GNOME 3が利用するのと同等の新ライブラリに移行もしくは廃止しており、コードベースの観点からは、MATEはGNOME 2よりむしろGNOME 3に近くなっていると言える。 GTK+3への移行についても既にほぼ完了している。 保守的なUXとリソース消費の少なさについては将来的にも維持するとしている。 **アプリケーション いくつかのGNOMEアプリケーションはフォークされ、リネームされた。 |一般名|GNOME|MATE| |ファイルマネージャ|Nautilus|Caja| |テキストエディタ|gegit|Pluma| |画像ビューア|Eye of GNOME|Eye of MATE| |ドキュメントビューア|Evince|Atril| |ファイルアーカイバ|アーカイブマネージャー|Engrampa| |ターミナルエミュレーター|GNOME 端末|MATE Terminal| |ウィンドウマネージャ|Metacity|Marco| |ディスプレイマネージャ|GDM|MDM| **リリース |バージョン|リリース日|主要変更点|廃止パッケージ (カッコ内は移行先パッケージ)| |1.2|2012/4/16|動作の安定化|| |1.42|012/7/30|不安定なアプリケーションの廃止 evolution依存を排除|mate-disk-utility mate-policy-kit mate-sound-recorder| |1.6|2013/4/2|GNOME 2.32からフォークした旧式ライブラリの多くを廃止|MateConf(GSettings) MateCorba(DBus) MateVFS(GIO)&br()libmatenotify(libnotify) libmateui libmatecanvas&br()libmatecomponent libmatecomponentui libmate| |1.8|2014/3/4|GTK+3に依存しない範囲での旧式ライブラリの廃止がほぼ完了|mate-doc-utils(yelp) libmatekeyring(libsecret)&br()mate-keyring(gnome-keyring) libmatewnck(libwnck)&br()mucharmap(gucharmap) mate-bluetooth(blueman)| |1.10|2015/6/11|GTK+3の実験的サポート|mate-calc(galculator) mate-dialog(zenity)&br()mate-system-tools| |1.12|2015/11/05|GTK+3の正式サポート&br()Wayland , systemd-logind , Accounts Supportのサポート|| |1.14|2016/04/08||| |1.16|2016/09/21||| |1.18|2017/03/13||| |1.20|2017/02/07|HiDPI のサポート、GTK+3.22 採用|| |1.22|2019/03/18||| |1.24|2020/02/10||| **外部リンク -[[公式ウェブサイト>>https://mate-desktop.org/]] **関連項目 -[[Ubuntu公式派生>Debian系/Ubuntu・Ubuntu派生/Ubuntu公式派生]] -[[Cinamon]] -[[GNOME]] **コメント欄 #include(ページ:コメント欄/テンプレート) #region(close,上記の内容を守れる方のみご利用ください。) 上記の内容を守れる方のみご利用ください。 #pcomment(reply,enableurl,10,MATE/コメントログ) [[コメントログ>MATE/コメントログ]] #endregion
*MATE #ref(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e8/Mate-logo.svg) &font(75%){▲MATEのロゴ} &font(b){MATE}は、GNOME 2のコードからフォークされて開発がスタートしたデスクトップ環境である。 #ref(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/86/Desktop_Ubuntu_MATE_20.04.png) &font(75%){▲Ubuntu MATEのスクリーンショット} &font(b){各種データ} |開発者|Perberos及びMATE Developers| |開発状況|開発中| |初版|2011年8月19日| |最新版|1.24 / 2020年2月10日| |対応OS|X11を有するUnix-like| |ツールキット|GTK3| |対応言語|多言語| |ウェブサイト|https://mate-desktop.org/| #contents(fromhere=true) 名称は、マテ茶とその原料となることで知られる南米の亜熱帯地域原産の植物イェルバ・マテに由来する。 **歴史 従来のデスクトップメタファーをGNOME Shellによる新しいインターフェースで置き換えた[[GNOME 3>GNOME]]はLinuxコミュニティの一部から批判を受けた。 そのため、一部ユーザーは新しいGNOMEを拒否し、GNOME 2の継続を求めた。 MATEプロジェクトは、[[Arch Linux]]ユーザーであるPerberosによってこのタスクを行うために立ち上げられた。 プロジェクト黎明期のMATEはGNOME 2.32関連パッケージのソースコードを機械的にリネームし、それによって生じる動作の不具合を手作業で修正するという単純で強引なものだった。 この手法はとにかく動作するGNOME 2のフォークを提供するという点ではある意味現実的ではあったが、GNOMEが廃止したlibgnome, libgnomeui等の旧式ライブラリに依存するという問題もはらんでいた。 現在のMATEでは、これらの旧式ライブラリはバージョンが進むごとに、GNOME 3が利用するのと同等の新ライブラリに移行もしくは廃止しており、コードベースの観点からは、MATEはGNOME 2よりむしろGNOME 3に近くなっていると言える。 GTK+3への移行についても既にほぼ完了している。 保守的なUXとリソース消費の少なさについては将来的にも維持するとしている。 **アプリケーション いくつかのGNOMEアプリケーションはフォークされ、リネームされた。 |一般名|GNOME|MATE| |ファイルマネージャ|Nautilus|Caja| |テキストエディタ|gegit|Pluma| |画像ビューア|Eye of GNOME|Eye of MATE| |ドキュメントビューア|Evince|Atril| |ファイルアーカイバ|アーカイブマネージャー|Engrampa| |ターミナルエミュレーター|GNOME 端末|MATE Terminal| |ウィンドウマネージャ|Metacity|Marco| |ディスプレイマネージャ|GDM|MDM| **リリース |バージョン|リリース日|主要変更点|廃止パッケージ (カッコ内は移行先パッケージ)| |1.2|2012/4/16|動作の安定化|| |1.42|012/7/30|不安定なアプリケーションの廃止 evolution依存を排除|mate-disk-utility mate-policy-kit mate-sound-recorder| |1.6|2013/4/2|GNOME 2.32からフォークした旧式ライブラリの多くを廃止|MateConf(GSettings) MateCorba(DBus) MateVFS(GIO)&br()libmatenotify(libnotify) libmateui libmatecanvas&br()libmatecomponent libmatecomponentui libmate| |1.8|2014/3/4|GTK+3に依存しない範囲での旧式ライブラリの廃止がほぼ完了|mate-doc-utils(yelp) libmatekeyring(libsecret)&br()mate-keyring(gnome-keyring) libmatewnck(libwnck)&br()mucharmap(gucharmap) mate-bluetooth(blueman)| |1.10|2015/6/11|GTK+3の実験的サポート|mate-calc(galculator) mate-dialog(zenity)&br()mate-system-tools| |1.12|2015/11/05|GTK+3の正式サポート&br()Wayland , systemd-logind , Accounts Supportのサポート|| |1.14|2016/04/08||| |1.16|2016/09/21||| |1.18|2017/03/13||| |1.20|2017/02/07|HiDPI のサポート、GTK+3.22 採用|| |1.22|2019/03/18||| |1.24|2020/02/10||| **外部リンク -[[公式ウェブサイト>>https://mate-desktop.org/]] **関連項目 -[[Ubuntu公式派生>https://linuxja.miraheze.org/wiki/Debian%E7%B3%BB/Ubuntu%E3%83%BBUbuntu%E6%B4%BE%E7%94%9F/Ubuntu%E5%85%AC%E5%BC%8F%E6%B4%BE%E7%94%9F]] -[[Cinamon]] -[[GNOME]] **コメント欄 #include(ページ:コメント欄/テンプレート) #region(close,上記の内容を守れる方のみご利用ください。) 上記の内容を守れる方のみご利用ください。 #pcomment(reply,enableurl,10,MATE/コメントログ) [[コメントログ>MATE/コメントログ]] #endregion

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