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Raspberry Pi OS

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Raspberry Pi OS

▲Raspberry Piのロゴ

Raspberry Pi OSは、子供の教育及び小規模な開発者向けに開発されている、Raspberry Pi用の Debian系 Linuxディストリビューション。
2020年5月に正式名称がRaspbianからRaspberry Pi OSへ変更された。

▲デスクトップ画面(Based by Debian 10 "buster")
各種データ
開発者 Raspberry Pi Foundation
系統 Debian系
開発状況 開発中
初版 2012年6月
最新版 Raspberry Pi OS May 3rd 2023 / 2023年5月3日
アップデート方式 APT
パッケージ管理 dpkg
カーネル Linux
デスクトップ環境 LXDE
プラットフォーム armhf, i386
ウェブサイト https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-os/

概要

Raspberry Pi Foundationには直接的に付属していないものの、Raspberry Pi OSは正式にRaspberry Piに対応したOSである。

初期のRaspbianはマイク・トンプソンや、ピーター・グリーンによって完成し 、2012年6月から現在まで開発が続けられている。

浮動小数点演算命令をもつCPUを高速に活用できる「hard-float」(反対語は「soft-float」)でコンパイルしたソフトウェアを実行できる特長をもつ。

エディション

Raspberry Pi OSのエディションは2020年現在3つある。

Raspberry Pi OS with desktop and recommended software

Raspberry Pi Foundationが推奨するソフトウェア一式が入ったバージョン。

Raspberry Pi OS with desktop

GUIを提供するX Window Systemをはじめ、PCのDesktopと同様に、ブラウザ、ワープロ、表計算、プレゼンテーションなど事務用の必要最小限のソフトウェアも同梱している。
使用するには4GB以上のImageで8GBのSDが必要。

Raspberry Pi OS Lite

コマンドラインで利用する軽量版で、事務用などのソフトウェアの他、GUIを提供するX Window Systemも最初は入っていない。
コマンドには、Linux Standard Baseで参照しているコマンド、Debian固有のコマンド(apt)、Raspberry Pi OS固有のコマンド(raspi-config)などがあり、これらのコマンドはDesktopでも利用できる。

また、IntelやAMDのCPUを採用しているパソコン向けに設計されたi386版もある。

導入方法

導入には複数の方法がある。

  • Raspberry Pi OS導入済microSDメモリーカード(以下SD)を購入する。
  • NOOBS LiteをSDにコピー後、Raspberry Piで起動し、Wifi経由でRaspberry Pi OSのDesktopかLiteを導入する。
  • NOOBSをSDにコピーする。Raspberry Pi OSを含んでいる。
  • SDをフォーマットして、Raspberry Pi OSのイメージファイルを書き込む。
  • Raspberry Pi Imagerを使用してSDカードをフォーマットしRaspberry Pi OSのDesktopかLiteを選択し書き込む

派生ディストリビューション


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  • コメントログ作成 - 名無しさん (2020-05-03 18:42:30)
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