Konqueror

▲Konquerorのロゴ
Konquerorは
KDE
プロジェクトの一環として開発されている、
ウェブブラウザ
、およびファイルマネージャーである。
KonquerorはKDEにおけるデフォルトのウェブブラウザとなっており、KDEBaseパッケージに含まれる。
KonquerorはKDEにおけるデフォルトのウェブブラウザとなっており、KDEBaseパッケージに含まれる。
LinuxやFreeBSDなどのUNIX系OSの他、WindowsやmacOS上でも動作する。

▲Konqueror(Version 5.0.97)のスクリーンショット
各種データ
各種データ
開発者 | The KDE Team |
開発状況 | 開発中 |
初版 | 1996年10月14日 |
最新版 | 23.04.2 / 2023年6月8日(*1) |
リポジトリ | https://invent.kde.org/network/konqueror |
対応OS | クロスプラットフォーム |
ライセンス | GPL |
ウェブサイト | https://kde.org/applications/internet/org.kde.konqueror |
ユーザインタフェース
この節はCC BY-SAでライセンスされています。出典:
Konqueror - Wikipedia
Konquerorは「ナビゲーションパネル」とともに縦横に動作し、表示するパネルは再配置したり追加したりできる。(*2)
また、1つのパネル内にフォルダの階層リストを表示させ、選択されたフォルダの中身をもう1つのパネル内に表示させることもできる。
また、1つのパネル内にフォルダの階層リストを表示させ、選択されたフォルダの中身をもう1つのパネル内に表示させることもできる。
パネルにはかなり柔軟性があり、コンソールウィンドウを含めることさえできる。
パネルの設定は保存でき、いくつかの標準設定がある。(*3)
パネルの設定は保存でき、いくつかの標準設定がある。(*3)
ナビゲーション機能(戻る、進む、履歴など)はすべての操作中で利用できる。
ほとんどのキーボードショートカットはグラフィカルな設定を使って再配置でき、ナビゲーションはコントロールキーを押すことでアクティブなファイル上のノードに文字を割り当てることを通して行なうことができる。
アドレスバーはローカルディレクトリ、過去のURLや過去の検索項目に対する豊富な自動補完をサポートしている。
ほとんどのキーボードショートカットはグラフィカルな設定を使って再配置でき、ナビゲーションはコントロールキーを押すことでアクティブなファイル上のノードに文字を割り当てることを通して行なうことができる。
アドレスバーはローカルディレクトリ、過去のURLや過去の検索項目に対する豊富な自動補完をサポートしている。
このアプリケーションはTabbed Document Interfaceを使っており、ウィンドウはタブで複数のドキュメントを含めることができる。
Multiple Document Interfaceはサポートされていないが、同時に複数のドキュメントを見るのにウィンドウを再帰的に分割したり、単にもう1つのウィンドウを開いたりできる。
Multiple Document Interfaceはサポートされていないが、同時に複数のドキュメントを見るのにウィンドウを再帰的に分割したり、単にもう1つのウィンドウを開いたりできる。
ウェブブラウザ
Konquerorは、どのブラウザからも独立したウェブブラウザプロジェクトとして開発されている。
標準のHTMLレンダリングエンジンとして、Konquerorの為に開発されているKHTMLを採用している。
標準のHTMLレンダリングエンジンとして、Konquerorの為に開発されているKHTMLを採用している。
Konquerorでは、いくつかの登録されているサービスの略号(*4)に続けて検索語を入力することで、そのサービスで検索などを行うことができる。
また、ユーザは独自の検索サービスを追加することもできる。(*5)
また、ユーザは独自の検索サービスを追加することもできる。(*5)
KHTML
KHTMLは、他のレンダリングエンジンと比べて、不正な形式のHTMLで書かれたサイトをあまり寛大にレンダリングしない。
KHTMLを搭載するブラウザはあまり知られておらず、多くのウェブサイトはKHTMLのサポートを行わないか、もしくはKonquerorにてサイトが正確に動作するにもかかわらずサポートしていない。
例えば、GmailはKonquerorが自身を Firefox であると報告しない限り、正常に動作しない。
例えば、GmailはKonquerorが自身を Firefox であると報告しない限り、正常に動作しない。
Appleが開発するウェブブラウザ、Safariで採用されているレンダリングエンジンであるWebKitは、KHTMLからフォークしたものである。
また、ChromiumやGoogle Chromeなどに採用されているBlinkもWebKitからフォークしている為、KHTMLを基礎としていると言える。
また、ChromiumやGoogle Chromeなどに採用されているBlinkもWebKitからフォークしている為、KHTMLを基礎としていると言える。
ファイルマネージャー
アドレスバー内にパスを打ち込むか、ファイルブラウザウィンドウ内の項目を選択することで、Konquerorでローカルやリモート(SambaやFTPなど)のディレクトリ階層をブラウズし、ファイルを実行、表示、コピー、移動、リンク、削除などを行うことができる。
また、組み込まれたKonsoleを開くこともでき、その中でシェルコマンドを直接実行することもできる。
ファイルマネージャーとしての機能はKonquerorから削除されていないが、KDE 4の標準のファイルマネージャーはKonquerorからDolphinに置き換えられた。
ファイルビューアー
KPartsオブジェクトモデルを使って、Konquerorは一部のファイルを表示することもできる。(*6)
KPartsモデルを正しく実装している、どのアプリケーションもこのような方法で組み込むことができる。
KPartsモデルを正しく実装している、どのアプリケーションもこのような方法で組み込むことができる。
また、KPartsはHTMLページに一部のマルチメディアコンテンツを組み込むのにも使われる。
例えばKMPlayerのKPartによって、ウェブページ上に組み込まれたビデオをKonquerorが表示できるようになる。
例えばKMPlayerのKPartによって、ウェブページ上に組み込まれたビデオをKonquerorが表示できるようになる。
関連項目
外部リンク
脚注に記載されているウェブサイトへのリンク
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