Trinity Desktop Environment

▲Trinity Desktop Environmentのロゴ
Trinity Desktop Environment(TDE)は、KDE 3.5からフォークして開発されているデスクトップ環境である。

▲スクリーンショット(Trinity R14.0.5 Development)
各種データ
各種データ
開発者 | TDE Development Team |
開発状況 | 開発中 |
初版 | 2010年4月29日 |
最新安定版 | R14.0.10 / 2021年4月30日 (*1) |
最新開発版 | 14.1.0 Development / 2020年1月1日 |
リポジトリ | https://mirror.git.trinitydesktop.org/cgit/ |
対応OS | UNIX系 |
ツールキット | TQt(C++) |
対応言語 | 多言語 |
ライセンス | GPLなど |
ウェブサイト | https://trinitydesktop.org/ |
概要
TDEは、Kubuntuが
KDE Plasma 4
に移行したのちにKubuntuのリミックス版を調整していたTimothy Pearsonによって主導された。
プロジェクトは、バグの修正、機能の追加、最近のハードウェアとの互換性のあるリリースを続けることを目標としている。
3.5.12からは、自らフォークしたTQtと呼ばれる独自のQt 3のフォークを用いており、新しいバージョンのQtと一緒にインストールすることが容易になった。
Trinityの初期のリリースではKDE 3.5のバージョン体系に基づいたバージョン体系が使用されていたが、新しいビジュアルテーマに基づくR14.0リリースでは、KDEとの混同を防ぐ為に新しいバージョン管理スキームが採用された。
新しいビジュアルテーマは、KDE 3.4の壁紙パッケージに含まれている「KDE Lineart」の背景に基づいており、デスクトップの背景をカバーし、スプラッシュ画面、アプリケーション情報画面(一部のKonquerorやTrinity Control Centerなどのアプリ)、バナー(KPersonalizerやKateなどの他のアプリの場合)を持つ。
ウィンドウ、ウィジェット、およびアイコンのテーマは、すべてのKDEロゴをTrinityロゴに置き換えることを除いて、そのまま残された。
ウィンドウ、ウィジェット、およびアイコンのテーマは、すべてのKDEロゴをTrinityロゴに置き換えることを除いて、そのまま残された。
これ以前は、TrinityはK-Menuを使用しKDE 3.5のビジュアルテーマを維持していたが、「Kabel Book」フォント以外のKDEフォントの「KDE 3.5」ブランドは「TDE」ブランドに置き換えていた。
一方、Kubuntuバージョンでは、K-Menuの「サイドイメージ」、大きなメニュー項目、およびKubuntu 8.04のメニューレイアウトとともに、付属の「Crystal Fire」の背景がデフォルトのデスクトップの背景として使用されていた。
一方、Kubuntuバージョンでは、K-Menuの「サイドイメージ」、大きなメニュー項目、およびKubuntu 8.04のメニューレイアウトとともに、付属の「Crystal Fire」の背景がデフォルトのデスクトップの背景として使用されていた。
リリース
主なバージョン | リリース日 | |
3.5 | 3.5.11 | 2010年4月29日 |
3.5.12 | 2010年10月3日 | |
3.5.13 | 2011年11月1日 | |
3.5.13.1 | 2012年10月12日 | |
3.5.13.2 SRU | 2013年7月21日 | |
R14.0 | R14.0.0 | 2014年12月16日 |
R14.0.1 | 2015年8月30日 | |
R14.0.2 | 2015年11月28日 | |
R14.0.3 | 2016年2月28日 | |
R14.0.4 | 2016年11月7日 | |
R14.0.5 | 2018年8月18日 | |
R14.0.6 | 2019年3月30日 | |
R14.0.7 | 2019年12月30日 | |
R14.0.8 | 2020年4月29日 | |
R14.0.9 | 2020年11月1日 | |
R14.0.10 | 2021年4月30日 |
外部リンク
脚注に記載されているウェブサイトへのリンク
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