かつて存在したという罪深き戦闘部隊、『赤鬼』。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等はただ、殺す事だけを目的に戦場に駆り出される。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等はただ、殺す事だけを目的に戦場に駆り出される。
その部隊の中でも最たる巨躯、最たる腕力を持つ男。
彼は愛用する金棒を力任せに振り回し、叩き付け、
家屋や人間が壊れていく様を見て、少年の様に笑っていた。
彼は愛用する金棒を力任せに振り回し、叩き付け、
家屋や人間が壊れていく様を見て、少年の様に笑っていた。
楽しい時は思いっきり笑え、男はかつて父にそう教わった。
そこに罪の意識など無く、楽しい事を楽しみ、楽しいから笑う。
彼が破壊へ執着するようになったのは、両親を失った日の事だ。
そこに罪の意識など無く、楽しい事を楽しみ、楽しいから笑う。
彼が破壊へ執着するようになったのは、両親を失った日の事だ。
その日、母の不倫に乱心した父は、母の死体の傍で笑っていた。
父の笑いの真意など、幼い彼には分かる筈もない。
だから彼は、楽しそうな父の真似をしようと考えたのだ。
父の笑いの真意など、幼い彼には分かる筈もない。
だから彼は、楽しそうな父の真似をしようと考えたのだ。
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 赤血 |
EN | Bloodied Rod | ||