暇を持て余していた俺は、そこらの廃材を拾い集めて、
ヘンテコな道具を造ってみた。
円筒状の鈍器のような、椅子のような、机のような……
何に使うかは自分でもわからないが、とにかくヘンテコな道具だ。
ヘンテコな道具を造ってみた。
円筒状の鈍器のような、椅子のような、机のような……
何に使うかは自分でもわからないが、とにかくヘンテコな道具だ。
俺はその道具の使い道を探るべく、ふと両手にはめてみた。
するとどうだろう、思いもよらぬ見事な装着感だった。
これはいい、人を殴りつけるのに丁度いいかもしれない。
しかし次の瞬間、俺はあることに気が付いた。
するとどうだろう、思いもよらぬ見事な装着感だった。
これはいい、人を殴りつけるのに丁度いいかもしれない。
しかし次の瞬間、俺はあることに気が付いた。
なんと、その道具が手から抜けなくなってしまったのだ。
俺がこれまでに積み重ねた、暴力沙汰に対する天罰だろうか。
困り果てた俺は、物知りで有名な町長に聞いてみることにした。
すると町長は、「良い医者がいる」と紹介状を書いてくれた。
俺がこれまでに積み重ねた、暴力沙汰に対する天罰だろうか。
困り果てた俺は、物知りで有名な町長に聞いてみることにした。
すると町長は、「良い医者がいる」と紹介状を書いてくれた。
俺は紹介状に書かれた医者を訪ねてみた。
医者は俺の手を見ると、さらりと「外せるよ」と言った。
直後、何人かの見習い医師達が俺の身体を取り押さえる。
医者は大きなノコギリを取り出すと、俺の手首に当てた……
医者は俺の手を見ると、さらりと「外せるよ」と言った。
直後、何人かの見習い医師達が俺の身体を取り押さえる。
医者は大きなノコギリを取り出すと、俺の手首に当てた……
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 無法者 |
追加日 | 2021年12月20日 | ||
EN | Outlaw's Scraps |