NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

黒の誓約

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nier_rein

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持て余していたのは、システムで制御されているはずの思考だった。「●●」と呼ばれるそれに、いつだって僕達は振り回されていた。

全てを知り尽くしたいという衝動。割り当てられた性能以上の好奇心は、人間が言うところの恋にも愛にも似ていた。

そう、その命令の実行はエラーなんかじゃなかった。大丈夫、僕は解っているから、キミは泣かなくていいんだ。

だって、プログラム通りの予定調和を、二人に下された悲しい運命と呼ぶことなんてできないんだから。

武器種 小型剣 レアリティ ★★★  
属性 シリーズ
追加日 2021年2月18日
EN Cruel Oath
解放: 9S(絶ノ探機)
NieR Replicant
NieR:Automata

+ NieR Replicant ※ver.1.22でのみ登場
NieR Replicant ※ver.1.22でのみ登場
「起動セットアップを始めますね」
僕は、目の前で眠る貴方に話しかける。
もう少し寝かせてあげたかったんですけど、これも命令なので。

「まずは明度の調整、お願いします」
貴女が目を覚ましたときに、最初に見るのは僕の姿……
寝ぐせ、ついてないですよね。

「次は音声認識の設定です。もしもーし、聞こえますかー?」
貴女が目を覚ましたときに、最初に聞くのは僕の声……
上ずらないように、気を付けないといけませんね。

「これでオプションの設定は完了です。おはようございます」
こうやって僕たちは、今日も穏やかに起動する。
……敵である、機械達と殺し合う為に。

+ NieR:Automata
NieR:Automata
むかしむかし、ある所に。七人の少年がいました。
少年達は同じ場所で生まれましたが、兄弟ではありませんでした。
でも、みんな仲良しで楽しく暮らしていました。

ある寒い夜。占い師がやってきて言いました。「お前達兄弟の中に裏切り者がいる」少年達はその占いを信じませんでしたが、翌朝になると七人のうち一人が殺されていました。

それから毎晩一人ずつ殺されていきました。明日は自分が殺されるかもしれません。少年達はお互いを疑いはじめ、誰を信じていいのかわからなくなっていきました。

6日後の朝。最後に生き残った少年が立っていました。結局誰が裏切り者だったかはわかりません。少年は血まみれの手を見ながら「裏切り者を探しに行かなきゃ」と笑いました。
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