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| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
星2
紅蓮
承知。
何百と口にした此の言葉に、感慨など無い。
何百と口にした此の言葉に、感慨など無い。
私は主命に随い、人を殺めるだけの操り人形。
心を殺し、人を殺す。此の身朽ち果てる其の日まで。
心を殺し、人を殺す。此の身朽ち果てる其の日まで。
斯様な時代だからこそ。
生まれる場所は選べずとも、せめて自分らしく生きられたら。
生まれる場所は選べずとも、せめて自分らしく生きられたら。
承知。
彼の日、少女へ向けた其の言葉に、私は初めて心躍った。
彼の日、少女へ向けた其の言葉に、私は初めて心躍った。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 灯火 |
| EN | Shimmering Lotus | ||
| 解放: アケハ(昏の剣客) | |||
赤鉄の大剣
とある村は竜による被害を受けていた。屈強な男たちが退治しようと試みたが、竜の吐く炎はあらゆるものを焼き尽くし、誰も近寄ることができなかった。
このままでは村が滅びかねない。村人たちがどうしたものかと苦悩していると、炎の力を宿す大剣を使い、数々の魔物を倒しているという凄腕剣士の噂を耳にする。
その剣ならば竜の炎にも耐えうるかもしれないと、村人たちは剣士を探し出し、藁にも縋る思いで彼に竜の退治を依頼した。彼は自信あり気にその依頼を引き受けた。
彼らの思惑通り、その大剣は竜から放たれる炎を見事に防いだ。しかし、大剣と共に竜の炎を受けた剣士は跡形もなく灰となって消えてしまった。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 赤鉄 |
| EN | Crimson Greatsword | ||
青鉄の大剣
ある海辺の洞窟に、呪われた大剣が祀られていた。
無謀な男が、その剣に手を伸ばす。
剣を握りしめたとき、男は不思議な声を聞いた。
無謀な男が、その剣に手を伸ばす。
剣を握りしめたとき、男は不思議な声を聞いた。
気が付くと男のまわりに、その剣を手に取り、
戦いの中で死んでいった人々が浮かんでいた。
彼らは男に語りかける。戦うことに、意味はあるのかと。
戦いの中で死んでいった人々が浮かんでいた。
彼らは男に語りかける。戦うことに、意味はあるのかと。
男は気が付くと、なぜ戦うのか思い出せなくなっていた。
一体なぜこんなところにいるんだろう。
こんなところで、俺は何をやっているんだろう。
一体なぜこんなところにいるんだろう。
こんなところで、俺は何をやっているんだろう。
男は死んでいった人々に手を取られ、洞窟を進む。
そこには青く光る透明な泉が広がっていた。
泉に足を踏み入れると、底のない光の中へ落ちていった。
そこには青く光る透明な泉が広がっていた。
泉に足を踏み入れると、底のない光の中へ落ちていった。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | 青鉄 |
| EN | Lapis Lazuli Greatsword | ||
翠鉄の大剣
風の精霊は、とても好奇心が旺盛でした。
精霊でありながら、人間の少女と友達になってみたかったのです。
言葉を持たない精霊は、想いを伝える方法を考えました。
精霊でありながら、人間の少女と友達になってみたかったのです。
言葉を持たない精霊は、想いを伝える方法を考えました。
最初に、そよ風を起こしました。
少女のスカートが風に揺れ、はしゃぐ姿はとても楽しそうです。
精霊は、もっと一緒に遊びたいなと思いました。
少女のスカートが風に揺れ、はしゃぐ姿はとても楽しそうです。
精霊は、もっと一緒に遊びたいなと思いました。
次に、突風を起こしました。
風は木々を大きく揺らし、少女は家に閉じこもってしまいました。
どうしたら出てきてくれるのでしょう?
風は木々を大きく揺らし、少女は家に閉じこもってしまいました。
どうしたら出てきてくれるのでしょう?
そして、台風を起こしました。
家をなぎ倒したはいいものの、少女まで吹き飛んでいきました。
あぁ、あの子は死んでしまったようですよ。やりすぎましたね。
家をなぎ倒したはいいものの、少女まで吹き飛んでいきました。
あぁ、あの子は死んでしまったようですよ。やりすぎましたね。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 翠鉄 |
| EN | Emerald Greatsword | ||
白鉄の大剣
はるか昔、光の神が6つの武器を創り、世界の諸所に隠したという伝承がある。その一つが、所有者の「生きる力」を高めるという大剣。それは険しい雪山の頂に奉られており、幾千もの冒険者達が求めたが、大自然の厳しさに負けて誰一人帰ることはなかった。
一人の高潔な騎士が、この山に挑んでいた。山頂に近づくにつれ、寒さのために腐敗せずに打ち捨てられている冒険者達の死体が増えていった。彼は、それらを丁重に弔いながら、雪深い道なき道を進み、ついに山頂に到達した。
そこにあったのは、温かな光を放つ見事な大剣。しかしながら、騎士に残された体力は既に皆無に等しかった。食料は底を尽いており、十日間何も食べていなかったのだ。騎士は、大剣に手を伸ばしつつも、ここで餓死することを覚悟した。
騎士が大剣を手に取ったその時、力がみなぎってきた。それはたしかに、「生きるための力」だった。喰おう。今なら、なんでも喰える気がする。いや、喰いたいんだ。喰わなくては。騎士は、ゆっくり下山していった。腐敗していない冒険者達の肉を求めて。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 白鉄 |
| EN | Alabaster Greatsword | ||
幽囚の大剣
俺にとって家族は全てだった。
愛する妻と娘を守ることが、使命だと思っていた。
しかし、突如現れた『花』によって息子の命はたやすく奪われた。
愛する妻と娘を守ることが、使命だと思っていた。
しかし、突如現れた『花』によって息子の命はたやすく奪われた。
花によって退廃した世界で人々は管理されて暮らしていた。
日常を取り戻すため、強制的に戦場に立たされる。
まるで囚人のようだが、俺は復讐のため嬉々として剣を握った。
日常を取り戻すため、強制的に戦場に立たされる。
まるで囚人のようだが、俺は復讐のため嬉々として剣を握った。
仲間達とともに花どもを殺し尽くす。
戦い生き伸びた俺と妻は、ともに喜びを分かち合っていた。
その瞬間、世界が静止した。
戦い生き伸びた俺と妻は、ともに喜びを分かち合っていた。
その瞬間、世界が静止した。
俺は思い出した、自分達が管理されていることを。
感情すらも不自由な世界であることを。
そして『人』によって妻の命は奪われた。
感情すらも不自由な世界であることを。
そして『人』によって妻の命は奪われた。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 幽囚 |
| EN | Captive's Broadsword | ||
| 解放: 063y(剛の男囚) | |||
黒鉄の大剣
少女はずっと、暗闇の中に居た。
暗黒に支配された牢獄にただ一人、何年も。
時間さえ見失う暗闇で、時が過ぎるのをただ待っていた。
暗黒に支配された牢獄にただ一人、何年も。
時間さえ見失う暗闇で、時が過ぎるのをただ待っていた。
定期的に与えられる食事の時だけは、少女も光を見る事が出来た。
僅かに開いた扉から、眩い光と共に与えられる食事。
少女はその一瞬の光に縋る様に、ずっと生きてきた。
僅かに開いた扉から、眩い光と共に与えられる食事。
少女はその一瞬の光に縋る様に、ずっと生きてきた。
与えられた食事を綺麗に平らげ、再び光が射す時を待つ。
それが少女の生活、それ以上の出来事は何もない。
ある日、少女の生活を知った男が同情し、少女を救いに現れた。
それが少女の生活、それ以上の出来事は何もない。
ある日、少女の生活を知った男が同情し、少女を救いに現れた。
開け放たれた扉から、男の手が少女へ差し伸べられる。
少女は迷う事なく、その手へと嚙み付いた。
男を綺麗に平らげて、少女はまた、次の光を待ち望む。
少女は迷う事なく、その手へと嚙み付いた。
男を綺麗に平らげて、少女はまた、次の光を待ち望む。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 黒鉄 |
| EN | Ebon Greatsword | ||
星3・火属性
赤血の金棒
かつて存在したという罪深き戦闘部隊、『赤鬼』。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等はただ、殺す事だけを目的に戦場に駆り出される。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等はただ、殺す事だけを目的に戦場に駆り出される。
その部隊の中でも最たる巨躯、最たる腕力を持つ男。
彼は愛用する金棒を力任せに振り回し、叩き付け、
家屋や人間が壊れていく様を見て、少年の様に笑っていた。
彼は愛用する金棒を力任せに振り回し、叩き付け、
家屋や人間が壊れていく様を見て、少年の様に笑っていた。
楽しい時は思いっきり笑え、男はかつて父にそう教わった。
そこに罪の意識など無く、楽しい事を楽しみ、楽しいから笑う。
彼が破壊へ執着するようになったのは、両親を失った日の事だ。
そこに罪の意識など無く、楽しい事を楽しみ、楽しいから笑う。
彼が破壊へ執着するようになったのは、両親を失った日の事だ。
その日、母の不倫に乱心した父は、母の死体の傍で笑っていた。
父の笑いの真意など、幼い彼には分かる筈もない。
だから彼は、楽しそうな父の真似をしようと考えたのだ。
父の笑いの真意など、幼い彼には分かる筈もない。
だから彼は、楽しそうな父の真似をしようと考えたのだ。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 赤血 |
| EN | Bloodied Rod | ||
近代軍記ノ壱
町外れに隠居して暮らす老人を知っているか?雨の日に、窓から外をずっと眺めてるあのじいさんさ。現役時代は軍の衛生兵だったみたいで、数々の悲惨な現場に立ち会ってきたんだと。
ある時、激戦地から帰還した兵士の一人が、全身に火傷を負っていたそうだ。手の施しようがないほど酷い状態だが、辛うじて生きていた。しかし軍は、治療は無意味であると判断したんだそうだ。
次の朝、軍は予定通り別地点へ移動して、痛みに呻く火傷の兵士を置き去りにした。死にかけの兵士のために、貴重な水や人手を割くわけにはいかず、当時若造だったじいさんも従うしかなかった。
じいさんは、今もそのことを悔いている。軍にとっては正しい選択だったのだろうけどね。今でも雨が降るたびに願っているんだそうだ。この雨が、置き去りにした彼に降り注いでいればよいと。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 近代軍記 |
| EN | War's Chronicle I | ||
無法者の大鉈
人里離れた山奥に、咎人達が暮らす集落があった。ある時、山で両親とはぐれた幼い少女が、その集落に迷い込んでしまう。さも場違いな来訪者に咎人達は構えた武器をほどき、顔を見合わせた。
純粋無垢な少女にあてられたのか、意外にも咎人達は彼女の事をかわいがった。腹は減ってないか、寒くはないか、綺麗な花をあげるよ、と、咎人達は次々と少女の愛らしさに心が洗われていく。
しばらくのち。少女は家に帰りたいと言った。しかし少女に親心を抱いてしまった人達は、彼女を鉄製の檻に閉じ込める。少女は 「みん なで町に降りよう」と訴えたが、その声は届かなかった。
咎人の集落は、冬眠を逃した野生の巨大熊に襲われた。しかし少女は、皮肉にも檻の中にいたおかげで事なきを得る。血と肉片に囲まれた檻の中で、少女は虚ろに囁く。「だから言ったのに……」と。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 無法者 |
| 追加日 | 2021年10月22日 | ||
| EN | Outlaw's Hatchet | ||
星3・水属性
王宮騎士の忠誠
かの国の王室に仕える騎士団、その団長は、並の騎士が束になっても敵わないほどの剣豪だ。人々は彼を鉄仮面と呼び、それはいかなる場合においても、彼が人前で鉄兜を外さないことに由来する。
実のところ、王自らが騎士団長に鉄兜を外さないように命じているのだ。彼は忠実にそれを守り続けているが、騎士団の中にさえ、その理由を知る者はいない。
そうと気づく者は少ないが、王はこの騎士団長を憎んでいるのだった。しかし殺すにはその腕はあまりに惜しく、顔を全て覆う窮屈な鉄兜を被らせることで、王は溜飲を下げたのである。
理由は実に浅薄だ。この騎士団長は稀にみる美形であり、若かりし女王が熱を上げてしまったのだ。もう何十年も昔のことだが、王は今もそれを許すことができないのだという。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | 王宮騎士 |
| EN | Courtly Loyalty | ||
赫星
かつて、幕府に仕える忍の組織があった。敵将の暗殺、味方の口封じ、復讐の代行。それが任務であるならば、彼等はどれだけ困難な殺しであっても成し遂げてみせたという。
その組織に属する一人の女。彼女が忍の道へ進む事を選んだのは、優秀な忍であった母に憧れた為だ。母と同じく双刀を手に、彼女はただ真っ直ぐ、母の背を追う様に生きてきた。
だがある日、彼女は母を殺せと命じられる。多くの任務をこなしたが為の口封じだった。忍に、任務の拒否が認められる筈もない。泣き喚く彼女の刃は鈍り、必要以上に母を苦しめてしまった。
その後彼女は、自分の刀と母の刀を合わせて打ち直した、一振りの大太刀を使う様になった。母の最期の顔を振り払い、彼女は逃げる様に歩み出す。その大太刀に一撃必殺を誓って。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | 灯火 |
| EN | Flamestar | ||
| 解放: アケハ(異存たる剣客) | |||
葉影
その当主は忠義に厚い男だった。大名の為その身を尽くして戦った。
だからこそ、大名が栄華を手にした時、この家が生まれたのだ。
だからこそ、大名が栄華を手にした時、この家が生まれたのだ。
その当主は殺人の術に長けた、鬼の巣としての家を確立した。
当家の者達が誇る技量と戦術は、彼の功績と言って差し支えない。
当家の者達が誇る技量と戦術は、彼の功績と言って差し支えない。
その当主は、大名の栄光の輝きが増す程に、深くなる影を担った。
私情を挟むことなど許されない、冷酷な教えが根付いていった。
私情を挟むことなど許されない、冷酷な教えが根付いていった。
その当主は過ちを犯した。己と似た道を行く少女の為に。
その為に命を落とした、そう思われていた。
その為に命を落とした、そう思われていた。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年8月31日 | ||
| EN | Hakage | ||
| 解放 | アケハ(守護たる剣客) | ||
稀少鉄器の斬刀
私が持つ剣は軍から支給された標準装備だ。リーチも短く耐久性も低いこの剣では、敵を倒すどころか自分が生き残ることだって難しい。どうにか強い武器を手に入れ戦果を上げて多くの金を手に入れなければ、なんの為に命を懸けているのか。
同じ部隊ですごい男を見た。身の丈と同じぐらいの大剣を振り回し戦場を縦横無尽に駆け、大量の敵を瞬時に葬る。あれだ。あの剣だ。あれさえ手に入れれば俺も戦果を上げることができる。俺はもっと強くなれるはずだ。
あの大剣を持つ男と同じ戦場で戦うことになった。私は男に近づき援護をする。そして実行した。混乱に乗じてあの男の背中に貧弱な剣を突き刺したのだ。誰も私の仕業と疑うものはいない。男は死に最期を看取った私はあの大剣を手に入れた。
この白く美しい大剣が、血で汚れ刃がこぼれ持ち手が汚くなってしまう姿を見たくなかった。私はまだ美しい状態の大剣を売り、かわりに一生使いきれないほどの大金を手にした。今は軍もやめて残りの人生をゆっくり平穏に過ごしている。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | |
| 追加日 | 2022年1月31日 | ||
| EN | Rare-Iron Blade | ||
| 解放 | 063y(守護たる男囚) | ||
星3・風属性
裁定の大剣
彼の振るう大剣は、この国の正義を体現していた。
どんな危険な戦場からも帰還する彼は、市民にとって英雄であり、
私たち兵士にとってはそれ以上の存在だった。
しかし彼はある日、忽然と姿を消した。私は彼を探している。
どんな危険な戦場からも帰還する彼は、市民にとって英雄であり、
私たち兵士にとってはそれ以上の存在だった。
しかし彼はある日、忽然と姿を消した。私は彼を探している。
彼を探すうちに、色々な噂を耳にした。
どうやら全てがほら話というわけではなさそうだ。
しかし私はそれを信じたくなかった。
噂の中の彼は、別人のような姿をしていたから。
どうやら全てがほら話というわけではなさそうだ。
しかし私はそれを信じたくなかった。
噂の中の彼は、別人のような姿をしていたから。
残念なことに、どうやら噂は本当のようだ。
彼は今や、見境なく人を殺している。
しかし私は彼のことを殺すことができるだろうか。
私を救い、私を導き、私を愛してくれた彼を。
彼は今や、見境なく人を殺している。
しかし私は彼のことを殺すことができるだろうか。
私を救い、私を導き、私を愛してくれた彼を。
荒廃した国の教会の廃墟で、彼に再会した。
私は問う、彼は答える、正義の名のもとに人を殺し続けた人生を。
床の砂埃が私の血で黒く染まっていく。
彼は耳元で「己の命が尽きるまで正義を貫く」と囁いた。
私は問う、彼は答える、正義の名のもとに人を殺し続けた人生を。
床の砂埃が私の血で黒く染まっていく。
彼は耳元で「己の命が尽きるまで正義を貫く」と囁いた。
| 武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 裁定 |
| EN | Arbiter's Greatsword | ||
黒キ大剣
その子供は、周りの子供達の輪に馴染むことができなかった。彼は言葉で物事を伝えるのが苦手な性格で、喋ることにコンプレックスを持っていた。
その子供は周りの人間と距離を置きながら育っていった。社会はそんな彼を異質なものとして扱った。「上手く喋れないだけなのに……」彼の心は孤独に閉じていく。
彼は食い扶持を得るために、雇われ兵となることを選んだ。その仕事なら、寡黙な彼を咎める者もいない。戦場でお喋りをする必要はなく、求められるのはただ敵を殺すことだった。
敵が死の間際に見せる恐怖の眼差しと命乞いの言葉を聞いて、彼は初めて自分が人として扱われていると感じることができた。幸福感に包まれる彼の周りには、黒い鳥が羽ばたいていた。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 黒キ |
| 追加日 | 2021年8月9日 | ||
| EN | Dark Longsword | ||
星3・光属性
無骨包丁
とあるところに「帰らず山」という山があった。その山に踏み入れた者は帰ってこず、人を喰う鬼が住まうとか、万病に効く温泉があるとか、様々な伝承が噂されていた。
ある日、夫の行方が分からなくなったという女が現れた。女は村中を探し回ったが夫は見つからず、村人達は「帰らず山」に飲み込まれたと噂をしていた。
女は一縷の望みをかけ「帰らず山」へ向かうことにする。鬱蒼な森を奥へ奥へと進んでいくと、大量の血を流して倒れている夫の姿を見つけた。
女は胸を撫で下ろす。夫を殺そうと包丁で突き刺したが、逃げられてしまっていたからだ。「帰らず山」の万病の温泉でも当てにしたのだろうかと考えていたとき、背後で大きな何かが動く音がした。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 刺殺 |
| EN | Rustic Knife | ||
四〇式斬機刀
【四〇式斬機刀取扱マニュアル(ヨルハ部隊配布用)】
-ご使用の前に
付属品が正しく揃っているか、お確かめ下さい。初回起動時は、テスターを使用して通電確認を行って下さい。
-ご使用の前に
付属品が正しく揃っているか、お確かめ下さい。初回起動時は、テスターを使用して通電確認を行って下さい。
-安全上のご注意
機動性、演算能力などの異常により本来の運動性能を発揮できない場合、本製品のご使用はお控え下さい。また、本来の用途以外への使用は避けて下さい。
機動性、演算能力などの異常により本来の運動性能を発揮できない場合、本製品のご使用はお控え下さい。また、本来の用途以外への使用は避けて下さい。
-お手入れ方法
交戦後、汚損があった場合は、柔らかい布に洗浄用の薬品を塗布して拭き取って下さい。破損があった場合は、担当オペレーターに直接ご相談下さい。
交戦後、汚損があった場合は、柔らかい布に洗浄用の薬品を塗布して拭き取って下さい。破損があった場合は、担当オペレーターに直接ご相談下さい。
-免責事項
本製品は、軍事品安全基準の規格外です。本製品を用いて行う一切の行為において、負傷あるいは死亡した場合、その原因を問わず、ヨルハ技術開発部への責任請求は行えないものとします。
本製品は、軍事品安全基準の規格外です。本製品を用いて行う一切の行為において、負傷あるいは死亡した場合、その原因を問わず、ヨルハ技術開発部への責任請求は行えないものとします。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 斬機 |
| 追加日 | 2021年2月18日 | ||
| EN | Type-4O Blade | ||
| 解放: A2(讐ノ戦機) NieR:Automata SINoALICE | |||
| + | NieR:Automata |
| + | SINoALICE |
覇国の宿運
ある国の軍に、大剣使いの男がいた。戦争好きな国王のおかげで、国は年中争いごとばかり。疲弊する兵士も多い中、大剣使いの男だけは国の方針に喜んだ。男は戦争の度に戦果をあげ、軍の中で出世していった。
男には唯一、戦い以外の楽しみがあった。それは城郭に登り、国の街並みを一望すること。男は眺めながら想う。決して有象無象の国民にはならないと。戦争という政策により、己の生き様を肯定してくれた国王に、一人の兵士として認められることを決意する。
数々の戦果の末に、男は軍の長へと昇りつめていた。ある日、男は国王の元へと呼ばれる。近年、戦争の規模を拡大し続けた国王。次はよほど重要な戦争を行うのだろうと、男は胸を躍らせながら玉座へと向かった。
男が国王から言い渡されたのは、用済みだという解雇通知。戦争に人間を使うのはやめ、全て機械兵へと転換するという。その日、男は城郭から飛び降り、地面のシミとなった。有象無象の国民は気にも留めずその上を歩き、しばらくしてシミは消えた。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 覇国 |
| 追加日 | 2021年4月30日 | ||
| EN | Stratocratic Fortune | ||
鉄塊
その武器は無用の長物とされた。人が振るえぬほどの重さだと。人を殺すには不必要なほどの大きさだと。何故このような武器が作られたのか、知る者はその国にはいなかった。
その武器は溶かされた。そしていくつかの、鎧と片手剣に姿を変えた。鎧は魚の鱗ほどの薄さだったが、貫かれることはなく、剣は猫の尾ほどの細さだったが、折れることはなかったという。
その武器は屍の山を築いた。鎧と片手剣を装備した兵士たちは、戦場を蹂躙し、敵を殺し尽くす。その鎧で命が守られる度、その片手剣で命を奪う度、兵士たちは得も言われぬ興奮を覚えた。
その武器で勝利を収めた兵士たちは気付く。鎧が脱げないことに。剣が手を離れぬことに。そしてそれらは互いに引き合い、兵士を巻き込み、やがて一つの鉄の塊となった。元より大きな鉄塊に。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年5月9日 | ||
| EN | Iron Will | ||
|
DOD
DOD2 NieR Replicant DOD3 NieR:Automata SINoALICE | |||
| + | DOD |
| + | DOD2 ※『折れた鉄塊』として登場 |
| + | NieR Replicant |
| + | DOD3 ※『折れた鉄塊』として登場 |
| + | NieR:Automata |
| + | SINoALICE |
星3・闇属性
拷奪の斬刑
使用方法:1ページ目
◆好きな箇所を切り刻んでみましょう。
大きく振り下ろせば切断することも容易です。出血が多いので注意しましょう。
◆好きな箇所を切り刻んでみましょう。
大きく振り下ろせば切断することも容易です。出血が多いので注意しましょう。
使用方法:2ページ目
◆剣の重さを利用して叩き潰してみましょう。
ぐちゃぐちゃに拉げた身体は対象に多大な精神的苦痛をもたらすでしょう。患部が膿まないよう注意しましょう。
◆剣の重さを利用して叩き潰してみましょう。
ぐちゃぐちゃに拉げた身体は対象に多大な精神的苦痛をもたらすでしょう。患部が膿まないよう注意しましょう。
使用方法:3ページ目
◆刃先に挟んで締め上げましょう。
特に苦痛を与えたい場合は頭部がオススメです。ハンドルで加減を調整できますが、強くしすぎて壊さないように注意しましょう。
◆刃先に挟んで締め上げましょう。
特に苦痛を与えたい場合は頭部がオススメです。ハンドルで加減を調整できますが、強くしすぎて壊さないように注意しましょう。
使用方法:4ページ目
◆
白紙だ。この剣で罰を受けるのはどうやら私で四人目らしい。一人ずつ色々な方法を試しているのだろう。私は一体どうやって……
◆
白紙だ。この剣で罰を受けるのはどうやら私で四人目らしい。一人ずつ色々な方法を試しているのだろう。私は一体どうやって……
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 拷奪 |
| EN | Tormented Decollator | ||
花憐の大剣
心の優しい貴族の男がいました。
その男は街の領主でしたが、身分に甘えることなく、
畑仕事や裁縫なども行い、領民から敬愛されていました。
その男は街の領主でしたが、身分に甘えることなく、
畑仕事や裁縫なども行い、領民から敬愛されていました。
男は常に民と共に在り、暮らしを良くすることに努めます。
街の水車が故障すれば、自らが修繕し、
獣が街を襲えば、最前線で戦いました。
街の水車が故障すれば、自らが修繕し、
獣が街を襲えば、最前線で戦いました。
しかし、男と言えども自然には抗えません。
日照りが続いて、農作物が枯れ果ててしまいます。
食べ物を買おうにも、どこも凶作で売るほどの蓄えはありません。
日照りが続いて、農作物が枯れ果ててしまいます。
食べ物を買おうにも、どこも凶作で売るほどの蓄えはありません。
優しき男は、せめてもの施しにと自身に火をかけます。
空腹な民は涙を流し、焼けた男に群がりました。
そして民達はそれに習い、毎日人を焼き貪りました。
空腹な民は涙を流し、焼けた男に群がりました。
そして民達はそれに習い、毎日人を焼き貪りました。
| 武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 花憐 |
| 追加日 | 2021年3月13日 | ||
| EN | Blossoming Greatsword | ||
| 解放: 063y(異存たる男囚) | |||
| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
