北方の雪深い山岳地帯に、千年に亘り竜と戦い続ける国があった。
人々を護るため槍を掲げるは、戦の女神に命を捧げた騎士たち。
その中でも、類まれな技と力を誇る者だけが、こう呼ばれた。
竜を屠る者、竜騎士と。
人々を護るため槍を掲げるは、戦の女神に命を捧げた騎士たち。
その中でも、類まれな技と力を誇る者だけが、こう呼ばれた。
竜を屠る者、竜騎士と。
半ば崩れかけた我が家の中で、羊飼いの少年は運命を呪った。
眠るように横たわる弟の亡骸を前に、彼はひとり誓いをたてる。
すべてを奪った、黒き邪竜を絶対に殺してやるのだと。
羊飼いの山杖を捨て、彼は竜殺しの槍を求めた。
眠るように横たわる弟の亡骸を前に、彼はひとり誓いをたてる。
すべてを奪った、黒き邪竜を絶対に殺してやるのだと。
羊飼いの山杖を捨て、彼は竜殺しの槍を求めた。
かつての羊飼いの少年は、竜騎士となっていた。
その手に握るは、竜殺しの槍。眼差しは暗く、口数も少ない。
竜に槍を突き立てて微笑む彼を見て、屈強な騎士さえ怖れ慄いた。
彼にも温かな心があると知るのは、師と友の二人だけであった。
その手に握るは、竜殺しの槍。眼差しは暗く、口数も少ない。
竜に槍を突き立てて微笑む彼を見て、屈強な騎士さえ怖れ慄いた。
彼にも温かな心があると知るのは、師と友の二人だけであった。
長き戦いの末、復讐を果たした竜騎士は、その兜を置いた。
しかし、邪竜の返り血に染まった槍だけは、決して手放さない。
戦いの中で、邪竜もまた妹を喪った復讐者であると知ったから。
いつしか彼は、愛用の槍を邪竜と同じ名で呼ぶようになっていた。
しかし、邪竜の返り血に染まった槍だけは、決して手放さない。
戦いの中で、邪竜もまた妹を喪った復讐者であると知ったから。
いつしか彼は、愛用の槍を邪竜と同じ名で呼ぶようになっていた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2022年5月10日 | ||
EN | Gae Bolg | ||
解放 | ノエル(幻想装束の兵器) |