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火属性
近代軍記ノ参
何十年と戦争が続くその国は、戦地へと駆り出された男達が毎年大勢死んでいた。ついに国は、不足する戦力を埋めるために、年若い子供さえも徴兵するという令を公布した。
そうして、母親と離れたくないと泣く子供達は、役人によって強制連行されていった。あらゆる町村で、無表情な役人に引きずられた子供達の、母親に助けを求める悲痛な叫びが響いた。
連行された子供達は施設に集められ、軍事教育を施された。たった1か月のうちに叩き込まれたのは、人間を殺す方法、脅す方法、拷問する方法。そうして、ついに実戦投入される日となった。
子供達がまず最初に殺したのは、自軍の指揮官だった。そして次々と上官を殺していった。子供達にとっての敵は、相手国ではない。自分達を母親から引き離し、利用しようとした大人達なのだ。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 近代軍記 |
EN | War's Chronicle III | ||
王位簒奪者の槍
その日、俺は王の影武者として城へ連行された。大切な家族との生活を奪われてしまったが、代わりに、繁栄を続けるこの大国の王族としての暮らしが与えられた。
数か月後、俺は食料や金銭を持ってこっそりと家族の元へ戻った。しかしそこに家族の姿はなく、家の中には腐った死体だけが残されていた。俺は王に詰め寄った。
「影武者であるお前の存在が外へ漏れぬように殺したのだ。当然であろう?」悪びれる様子もない王に憤慨した俺は、その場にあった一本の槍を王の顔面に突き立てた。「これで俺が王だ……!!」
次の日、俺が王の間へと向かうと、そこには殺したはずの王の姿があった。昨夜殺したのは影武者だったのか? いや影武者は俺だ。ならあいつは誰だ。本物は誰だ? 俺は……誰だ?
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年3月31日 | ||
EN | Spear of the Usurper | ||
解放: 世界を滅ぼした男(異分岐の青年) DOD DOD2 NieR Replicant DOD3 NieR:Automata |
+ | DOD |
+ | DOD2 |
+ | NieR Replicant |
+ | DOD3 |
+ | NieR:Automata |
三式戦術槍
武器開発記録:その1
近頃、機械生命体たちの侵攻が拡大している。それに対抗すべく、武器の開発担当にこの私が選ばれた。奴らを痛めつける強力な武器を作ってやろう。
近頃、機械生命体たちの侵攻が拡大している。それに対抗すべく、武器の開発担当にこの私が選ばれた。奴らを痛めつける強力な武器を作ってやろう。
武器開発記録:その4
一刀両断できる剣か? それとも叩き潰す槌か? いやそれとも……だめだ、どんな武器が最良なのか分からない。どうすれば奴らにとって恐ろしい武器を作れるんだ……
一刀両断できる剣か? それとも叩き潰す槌か? いやそれとも……だめだ、どんな武器が最良なのか分からない。どうすれば奴らにとって恐ろしい武器を作れるんだ……
武器開発記録:その8
かれこれ数か月、武器開発は停滞している。そんな私をみかねた友人が声をかけてくれた。なんともありがたいことだ。おかげで良いアイデアを思いついた。そうだ、これならうまくいく。
かれこれ数か月、武器開発は停滞している。そんな私をみかねた友人が声をかけてくれた。なんともありがたいことだ。おかげで良いアイデアを思いついた。そうだ、これならうまくいく。
武器開発記録:その18
ついに完成した。私たちアンドロイドも同じ機械、これなら機械生命体たちも恐れるに違いない。これで奴らを殲滅し、実験台となってくれた仲間へ少しでも手向けを送るとしよう。
ついに完成した。私たちアンドロイドも同じ機械、これなら機械生命体たちも恐れるに違いない。これで奴らを殲滅し、実験台となってくれた仲間へ少しでも手向けを送るとしよう。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 三式 |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | Type-3 Lance | ||
NieR:Automata |
+ | NieR:Automata |
赫灼ノ朧槍
オレが迷いこんだのは、一万人もの乗員を誇る巨大な移民船だった。人類が新たな星を求めて漕ぎだした船の一つだ。しかし、中で出会ったのは人間ではなく、ロボットばかりだった。
ロボット達は人間そっくりに作られていた。オレはそんなロボット達を一人ずつ殺していく。従順に作られたロボット達は不平も言わず、血も流さず、無抵抗のまま死んでいった。
オレは人間を探していた。故に彼らの腹を開き、人間かロボットかを判別していたのだ。しかし、人間は一人もいなかった。オレもロボットかもしれない……そんな疑念を抱きながら、船を彷徨った。
七つ目の区画で反撃にあった。オレの腹から赤い血が溢れる。それは人間であることの証明。そして、オレを刺した男が従順なロボットではないことを意味する。オレは満足して瞳を閉じた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 赫灼 |
追加日 | 2021年9月10日 | ||
EN | Shiny Lance |
CRUD-lore
人物記録:李 玄植
災害発生に備えて作成された、避難時点呼リストにて氏名を確認。恐らく通常の研究員と思われるが資料が少ない。もしかすると、情報を意図的に抹消された人物かもしれない? 念のため記録。
災害発生に備えて作成された、避難時点呼リストにて氏名を確認。恐らく通常の研究員と思われるが資料が少ない。もしかすると、情報を意図的に抹消された人物かもしれない? 念のため記録。
人物記録: イーサン・クロウリー
当時の本施設で所長を務めていた人物。大きな財力の裏側には、政府による援助があったのではと噂されていた。これまた噂だが、気弱な性格の為、政府から圧力を受けた傀儡と疑われもしたそうだ。
当時の本施設で所長を務めていた人物。大きな財力の裏側には、政府による援助があったのではと噂されていた。これまた噂だが、気弱な性格の為、政府から圧力を受けた傀儡と疑われもしたそうだ。
人物記録:デイビッド・アンダーウッド
かつて本施設で行われた研究の内、人体に関する物の主幹研究員。同じ研究所から移籍した、一部研究員からは主任と呼ばれていた。恐らく呼称の更新がされなかったのみで、他意はないと思われる。
かつて本施設で行われた研究の内、人体に関する物の主幹研究員。同じ研究所から移籍した、一部研究員からは主任と呼ばれていた。恐らく呼称の更新がされなかったのみで、他意はないと思われる。
人物記録:ヘレナ・アンダーウッド
【編集済み】
【編集済み】
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2022年1月1日 | ||
EN | CRUD-lore | ||
解放 | ノエル(兵器の正月) |
絡繰ノ疵物
壊れた機械は、ただの鉄屑。鉄屑はただの不用品。
そして不用品はただのゴミとして処理される。
今日もたくさんの機械がゴミ捨て場に捨てられていた。
そして不用品はただのゴミとして処理される。
今日もたくさんの機械がゴミ捨て場に捨てられていた。
役立たずは即時廃棄。
それは人間社会でも同様だった。
仕事で失態を犯した俺は、職場に捨てられて失職した。
それは人間社会でも同様だった。
仕事で失態を犯した俺は、職場に捨てられて失職した。
ゴミ捨て場を漁っていると一本の槍を発見した。
立派に見える機械仕掛けの槍だが……壊れている。
俺と同じだな。不良品同士仲良くしようぜ、相棒。
立派に見える機械仕掛けの槍だが……壊れている。
俺と同じだな。不良品同士仲良くしようぜ、相棒。
しばらくして、俺たちは元職場に乗り込んだ。
俺たちの足元にはかつての同僚たちが血を流して転がっていた。
なんだ、不良品でも合わせれば使えるじゃないか。
俺たちの足元にはかつての同僚たちが血を流して転がっていた。
なんだ、不良品でも合わせれば使えるじゃないか。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 絡繰 |
追加日 | 2022年3月22日 | ||
EN | Mechanical Refuse |
水属性
銀雪の尾
山を覆う珂雪、星満ちる夜天。
汎ゆる音を雪が呑む、静謐に支配された場所。
命を拒絶するそんな深山に、古くから生きる人々が居た。
人々は彼等を「銀雪の狼」と呼ぶ。
汎ゆる音を雪が呑む、静謐に支配された場所。
命を拒絶するそんな深山に、古くから生きる人々が居た。
人々は彼等を「銀雪の狼」と呼ぶ。
山麓の民は「彼の山は冬に呪われた」と語った。
死の香る玄冬は多くの者に恐れられる。
故に彼等狼たちは、深き山に好んで根を下ろすのだ。
一切の甘えを捨てて、己が生死と向き合う為に。
死の香る玄冬は多くの者に恐れられる。
故に彼等狼たちは、深き山に好んで根を下ろすのだ。
一切の甘えを捨てて、己が生死と向き合う為に。
無論、極寒の山に生きる事は容易ではない。
食糧は少なく、命を奪う要因など何処にでも転がっている。
安寧を嫌い、平穏を拒む彼等の精神を、
ある者は嗤い、ある者は感心し、そしてある者は憧れた。
食糧は少なく、命を奪う要因など何処にでも転がっている。
安寧を嫌い、平穏を拒む彼等の精神を、
ある者は嗤い、ある者は感心し、そしてある者は憧れた。
何時の日か、彼等の生活に深く感銘を受けた男が、
彼等の仲間に加わりたいと、その深山へと足を運んだ。
然し男は、静謐に潜む微かな足音に気付けなかった。
狼は貴重な食糧を、手早く仕留めたと言う。
彼等の仲間に加わりたいと、その深山へと足を運んだ。
然し男は、静謐に潜む微かな足音に気付けなかった。
狼は貴重な食糧を、手早く仕留めたと言う。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 銀雪 |
EN | Silversnow Tail | ||
王妃の玉座
昔ある国に絶世の美女と呼ばれた王妃の甥が恋した淑女に花束を贈ろうとした老人の幼馴染と自称する町役場の主任の養子と些細なことで喧嘩した詩人が大切にしている竪琴を作った楽器屋の並びに本店を構える武器屋の主人の姉の叔父と仲良しの王宮料理人がいた。
料理人は腕によりをかけてヌーゲンツ・ア・ゾルメ産オチヌルス・ヴィ・ラコンテを添えたブッフォーヌ風クリティア・ドゥ・ラヴァルフォンス伝来のトルタフィン包み蒸しに近いスルソーサを三日三晩煮込んだ気まぐれチョ・ヴォワール風ゾルゴイ仕立てを作った。
その料理を口にした王妃はこれは遥か海の彼方に浮かぶ幻の孤島にある村の近くを流れる川から船に乗ると見える集落の裏に広がる草原の端にある城からの眺めが最高だと評判の山脈の麓に茂る森の中にある太古の木の根を切り刻み泥で煮詰めたような味だと言った。
すると料理人は王妃の機嫌を損ねたと悲観し王宮の壁に飾られた斧槍を掴むと衛兵が止める間もなく自身の喉を貫くがそれを目の当たりにした王妃は極上の珍味だと褒めたのに勘違いさせてしまったと落胆するも時すでに遅し覆水盆に返らずと開き直り食事を続けた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年4月22日 | ||
EN | The Devil Queen | ||
解放: アルゴー(忘我救国の冒険者)
DOD NieR Replicant |
+ | DOD |
+ | NieR Replicant |
Si'F-06
「イライザ」
私をそう呼ぶのは、一人しか居ない。
彼女は私達のオリジナル。要事の際には護衛すべき対象。
私をそう呼ぶのは、一人しか居ない。
彼女は私達のオリジナル。要事の際には護衛すべき対象。
「何か私にお願いとかない?」
私達は兵器、願いなど抱く事はない。
なのに彼女は、何故か私達を必要以上に気にかけた。
私達は兵器、願いなど抱く事はない。
なのに彼女は、何故か私達を必要以上に気にかけた。
「辛かったら、私を頼ってね」
彼女の主張は、正当な物ではない。
使い捨てである私達は、彼女が生きる限り滅ぶ事は無いのだから。
彼女の主張は、正当な物ではない。
使い捨てである私達は、彼女が生きる限り滅ぶ事は無いのだから。
オリジナルの行動は、私達には理解できない。
けれど、彼女の咆哮が施設を震わせた、その日。
どうしてあれ程までに私達を気にかけたのか、分かった気がした。
けれど、彼女の咆哮が施設を震わせた、その日。
どうしてあれ程までに私達を気にかけたのか、分かった気がした。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年5月31日 | ||
EN | Si'F-06 | ||
解放: ノエル(形而上の兵器) |
黒鳥ノ長槍
人里離れた僻地に暮らす竜人の一族。人間たちは特別に強い力を持っていた彼らを頼り、各地に出没する恐ろしい化け物たちの退治を頼していた。
化け物を退治するのは竜人の一族の長。一族に代々受け継がれる槍を振るうことは誇りでもあり、誉れでもあった。今の長も、この槍をもって幾千の戦場を駆け抜けた。
ある日は毒を吐く化け物を、ある日は雷を降らす化け物を、そしてある日は黒い鳥が群れる化け物を相手にしてきた。すべてはこの力を頼ってくれる人間たちのために。
かつて人間は竜人の一族を僻地に追いやった。彼らの死骸が化け物に変化することを知っていたからだ。一族の長は、よもや同士討ちさせられているとも知らず、今日も誇りと誉れのために槍を振るう。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 黒鳥 |
追加日 | 2021年6月22日 | ||
EN | Blackbird Lance | ||
貞節の槍
昔々、竜が空を飛んでいた時代。竜の鱗の一部は不死の薬になると言われていた。そんな時代のとある山。そこには鱗を狙われる竜と、その竜の鱗を狙う一人の男がいた。竜と男は十数年に渡り戦いを繰り広げ続けた。
男からの攻撃を受け流しながら竜は考えていた。なぜこの男はこうも執拗に鱗を狙ってくるのだろうか。「鱗は伴侶となる者へのみ渡しなさい」そう幼き頃から教えられていた竜は、貞操とも言える鱗を今日も守り切る。
決着の時は突然来た。ひと時の休息中、いつか出会う伴侶に想いを馳せ、うたた寝をしている竜の背後に男が忍び寄る。そして一瞬にして鱗を一枚奪ったのだ。鱗を奪われた竜の悲痛な咆哮が大きく響き渡った。
嘆く竜に男は近づき、一輪の花を捧げた。男は人を愛することができず、竜に愛を捧げるためにこの地にやってきたのだ。男の瞳は恋の炎で燃え上がっていた。竜は男の意図がわからず、怒りのまま男を平らげた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Chaste Spear |
稲交接の祷槍
「戦の神」と呼ばれる男が、「神の雷」と呼ばれる槍の噂を聞いた。百戦錬磨のその男は、伝え聞くその槍こそが自分に相応しいと考え、部下に命を下す。「何としても槍を手に入れろ」と。
男の部下は優秀だった。月が満ち、再び欠ける頃には「神の雷」を辺境の地より見つけ出し、男に献上したのだ。男は部下への労いもそこそこに、戦場に赴いた。
男が「神の雷」を手に戦場を駆ける姿は、まさに雷の閃光だった。ほとんどの敵を一人で殲滅した男は、自身の力と槍の力を誇示するように鬨の声を上げる。
その瞬間。誇らしげに突き上げられたその槍に、雷が落ちる。男は立ったまま黒焦げになり、絶命した。部下は後に語る。「あの槍は、よく雷が落ちていたから、神の雷と呼ばれていたそうですよ」と。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年11月10日 | ||
EN | Thunderflash Lance | ||
解放 | アルゴー(破砕裂の冒険者) |
黒角ノ恨槍
疑問:対象のエネルギー源、食糧。
施行:観察。
補足:未確認の地域があれば、帰り道に繋がるかも知れない。
施行:観察。
補足:未確認の地域があれば、帰り道に繋がるかも知れない。
疑問:対象の移動方法。
施行:追跡。
補足:前回は霧で見失ってしまった、体格差を考え肉薄し追跡する。
施行:追跡。
補足:前回は霧で見失ってしまった、体格差を考え肉薄し追跡する。
疑問:対象の肉体構造。
施行:皮膚等のサンプル採取。
補足:信じ難い事だが、霧に消えたのではなく体が霧状に変化?
施行:皮膚等のサンプル採取。
補足:信じ難い事だが、霧に消えたのではなく体が霧状に変化?
疑問:
施行:
補足:あれは生き物じゃなイ。にげナくては。
施行:
補足:あれは生き物じゃなイ。にげナくては。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 黒角 |
追加日 | 2022年2月18日 | ||
EN | Blackhorn Spite |
春夏秋冬
Si'F-06alter
風属性
蟬蛻
最近、我ながら自分のことをひどい男だと思うようになった。
家族のことをないがしろにし、
自分の好きなこと――冒険ばかりしているのだから。
家族のことをないがしろにし、
自分の好きなこと――冒険ばかりしているのだから。
ひと昔前の俺なら、家に帰りたいなどと思ったこともなかった。
しかし今は、冒険中でもふと家族のことが頭をよぎってしまう。
家族を恋しがるなど、俺も焼きが回ったものだ。
しかし今は、冒険中でもふと家族のことが頭をよぎってしまう。
家族を恋しがるなど、俺も焼きが回ったものだ。
あいつら――妻と娘には、ずっと苦労をかけている。
俺だって本当は、本当はわかっているんだ。
でも生来の口下手さと、冒険家の矜持がいつも邪魔をする。
俺だって本当は、本当はわかっているんだ。
でも生来の口下手さと、冒険家の矜持がいつも邪魔をする。
今度家に帰ったら、勇気を出して言葉で伝えよう。
いつも迷惑ばかりかけて申し訳ないと。
今度帰ったら、必ず――
いつも迷惑ばかりかけて申し訳ないと。
今度帰ったら、必ず――
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | |
追加日 | 2021年8月18日 | ||
EN | Cicada Husk | ||
解放: アルゴー(冒険者の祝宴) |
塗炭の槍
俺はもう、いつ死ぬかもわからない戦場には行きたくなかった。しかし、弟の病は自然に治るものではない。普通の仕事では、金が集まるより前に弟の命は尽きてしまうだろう。
硝煙の煙が、人間の死肉をスモークしている。俺は弟の為だと自分に言い聞かせ、また戦場に戻ってきた。そして、叫び声を上げながら戦地を駆け抜ける。
死線をくぐり抜け、俺は戦場から生還することができた。そして、稼いだ金で弟に手術を受けさせてやることもできた。病院で弟が目を覚ますまで、俺も眠ることにしよう。
弟の声で目を覚ます。弟は泣いていた。俺は、お前が無事ならそれでいいんだと言う。しかし、弟の涙を拭ってやることはもうできない。戦場で負傷した俺は、首から下を動かすことができなかった。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | 塗炭 |
追加日 | 2021年11月20日 | ||
EN | Wretched Spear |
祝依の魂槍
代々屈強な戦士が国を治めた逸話の残る、とある国。その歴代の王たちは皆、ありとあらゆる武芸に長け、筋骨隆々で博識であった。いつの時代も、王は戦の際に常に最前線で戦い、兵に勇気を与え、古の秘術などを用い、国に数々の勝利をもたらしたという。
この国の王は、いつの時代もとてつもなく強いのだが、どの王も在位の期間は短かった。それでも、王の退任ののち、王位を継いだ若き王子たちは、他国が驚くほど速く、戦士としての頭角を現すため、国の強さが揺るぐことは決して無かったという。
この国では王子が成人を迎えると祝宴の儀式が行われる。またの名を「親殺しの儀」。それは、王子が祝宴の席で代々引き継がれる槍を用いて王を貫くという儀式で、それくらいの覚悟が無ければ国を治めることなど出来ないという、初代王の強い志から始まったという。
「親殺しの儀」の様子の一部がある手記に残されている。
「王子は半ば狂乱しながら王の体を槍で突き刺す。直後、膝から崩れた王子は少しの静寂ののち、ゆっくりと立ち上がり豪快に笑った。まるで先代の王の生き写しのような笑い方で」。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | |
追加日 | 2022年2月4日 | ||
EN | Jubilant Spirit |
Si'F-06scar
槍を握り締める、強く。そこに在る事を確かめるように。
続く戦闘の疲労、負った傷。曖昧になる指先の感覚。
私の手の指は10本残っているだろうか、それを確かめる余裕もない。
赤くなる視界。それは私の血の色か、あるいは。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2022年3月31日 | ||
EN | Si'F-06scar | ||
解放 | ノエル(破砕裂の兵器) |
光属性
四〇式戦術槍
■【機密】ヨルハ機体8B・22B・64Bの捕縛及び破壊命令
差出人:司令官
受信者:オペレーター6O
差出人:司令官
受信者:オペレーター6O
■(Re:)【機密】ヨルハ機体8B・22B・64Bの捕縛及び破壊命令
差出人:オペレーター6O
受信者:司令官
差出人:オペレーター6O
受信者:司令官
■【※追記】当該情報へのアクセス禁止措置について
差出人:司令官
受信者:オペレーター6O
差出人:司令官
受信者:オペレーター6O
■極秘任務詳細
差出人:オペレーター6O
受信者:2B
※本命令は司令官からの直接命令の為、転送を禁じます。
差出人:オペレーター6O
受信者:2B
※本命令は司令官からの直接命令の為、転送を禁じます。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 四〇式 |
EN | Type-4O Lance | ||
NieR:Automata |
+ | NieR:Automata |
枢の鉾槍
むかしむかしあるところに、自由な出入りを禁ずる、とても閉鎖的な国があった。他国との交流は最低限で、国のことを知る人間はほとんどいない。なぜなら入国審査でほとんどの者は落とされ、入国を拒否されるからだ。
噂の内容は様々だが、審査を通過できる人が少ないというのは事実だった。審査は厳粛に行われる。申請をすると過去を洗いざらい調べられた後国境に呼び出され、大きな槍を背中に携えた審査員との質疑応答を経て、その場で審査の結果を告げられるのであった。
今月の審査対象は5人。従来通りの審査が行われたが、誰一人通過できず入国を拒否された。4人は大人しく踵を返したが、残る1人の男が審査員に掴みかかる。男は武器を取り出し強行突破を試みたが、審査員の取り出した槍によって刺し殺された。
審査員の正体はその国の姫君であった。彼女は腕っ節には自信があるため旦那には強い男がふさわしい、と考えていた。これからも姫は身分を隠し、背中に大きな槍を携え、審査に訪れる人間をジャッジする。いつか現れる素敵な王子様を夢見て。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 枢 |
EN | Core Half-Pike | ||
解放 | アルゴー(形而上の冒険者) |
白の矜持
その白く美しい槍は、曰く付きの業物だった。歴代の所有者を悲劇的な死へと導いた後に、妹想いの素直な少年の手に収まった。槍を携えて旅をした少年もまた、悲劇的な運命を辿った。
少年の死後、この槍の行方を知る者はいなかった。なぜなら、人類が滅んでしまったからだ。槍は、気の遠くなるような長い間、自然にさらされ続けた。
人類が建造した街は風化し、廃墟となっていたが、そこには野生生物が生き続けていた。ある時、群れをはぐれた小鹿が、草むらの中に鈍く曇った白い槍が横たわっているのを見つけた。
小鹿は槍を咥えて、寝床としていた太い木の根元にある洞穴の中へ運んだ。小鹿はやがて死に、夜が消え、地上からは人間もいなくなってしまったが、槍は静かに新たな持ち主を待ち続けていた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 白 |
追加日 | 2021年4月30日 | ||
EN | Virtuous Dignity | ||
NieR Replicant
NieR:Automata |
+ | NieR Replicant ※ver.1.22でのみ登場 |
+ | NieR:Automata |
黒金の道標
何処から生まれ、何処へ行く。
判るはずもない。造られたばかりの命に、感情などないのだから。
判るはずもない。造られたばかりの命に、感情などないのだから。
生まれた命は、確かな形も得られずに消えていく。
自分が何者かも、自分が得た感情にも気付かぬまま。
自分が何者かも、自分が得た感情にも気付かぬまま。
解き放たれた命は、姉の想いを継いでいく。
けれどもしその願いを叶えたら、次は何処へ向かうのだろう。
けれどもしその願いを叶えたら、次は何処へ向かうのだろう。
何処から生まれ、何処へ行く。
判る必要はない。明日の事など、誰にも判らないのだから。
判る必要はない。明日の事など、誰にも判らないのだから。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2021年8月18日 | ||
EN | Iron Signpost | ||
解放: ノエル(兵器の祝宴) |
不死鳥の槍
とある村に一人の兵士がいた。戦果と人気を夢見て故郷を離れたはいいが、僻地に配属されたために、これといった戦いに参加できなかった男。近隣住民さえ足を運ばない施設の見張りをする彼は、名声はおろか、友達すら作ることができなかった。
目が覚めては身支度を整え、窓辺の小鳥へ餌を与えてから家を出る。誰も通らない道の見張りを続け、日が暮れると施設の鍵を閉じて帰路についた。誰とも顔を合わさず過ぎる日々。そんなある日、兵士は小鳥に話しかけられたような気がした。
人恋しい余り、ついに幻聴まで聞こえたか。男はそう自嘲する。その内聞こえなくなるだろうと、これといった対処もせず日々を過ごしていた。しかし、快活な子供を思わせるその声は、何度も男に語りかける。「私が友達になってあげる」。
男は怖くなった。聞く度に鮮明になっていく小鳥の声が、自分が壊れていく証明のようにさえ感じられて。焦った男は窓辺の小鳥を握り潰す。だが、翌日も再び窓辺から声が聞こえる。小鳥の姿はない。男は自らの命を絶った。「私ガ友達ニナッテ……アゲタ」。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 不死鳥 |
追加日 | 2021年9月17日 | ||
EN | Phoenix Lance | ||
NieR Replicant
NieR:Automata SINoALICE |
+ | NieR Replicant |
+ | NieR:Automata |
+ | SINoALICE |
闇属性
拷奪の穿刑
拷問を生業とする一族に生まれた男が愛用していたという槍。
その男は人を痛めつける術に類いまれなる才能を持っていた。
その男は人を痛めつける術に類いまれなる才能を持っていた。
どうすれば人はより痛み、恐れ、苦しむのか。
苦悶に満ちた顔を見ては興奮し、男は不気味に笑い出す。
苦悶に満ちた顔を見ては興奮し、男は不気味に笑い出す。
そんな男も老いには抗うことができず、己の死期を悟る。
神に殺されるくらいならと、自らの槍でその命を絶ってしまう。
神に殺されるくらいならと、自らの槍でその命を絶ってしまう。
その後、槍は他の拷問官に受け継がれたが、全員すぐに手放した。
彼らは口を揃えて言う。「槍から不気味な笑い声が聞こえる」
彼らは口を揃えて言う。「槍から不気味な笑い声が聞こえる」
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 拷奪 |
EN | Tormented Furrower | ||
黒の倨傲
その黒く醜い槍は、曰く付きの業物だった。歴代の所有者を悲劇的な死へと導いた後に、娘想いの愚直な父親の手に収まった。槍を携えて旅をしたこの男もまた、悲劇的な運命を辿った。
男の死後、この槍の行方を知る者はいなかった。なぜなら、人類が滅んでしまったからだ。槍は、気の遠くなるような長い間、自然にさらされ続けた。
人類の文明の上に、いつしか機械たちが独自の文化を築いていた。ある時、一体の機械が、工場の隅に薄汚れた槍を見つけた。彼は、その槍を自分だけの宝物にすることにした。
機械は、その槍を部屋に鍵をかけてしまいこんだ。しかし、戦争で記憶が壊れ、自分ではその鍵を解除することができなくなってしまった。ダレカアケテクレナイカナア?
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 黒 |
追加日 | 2021年3月13日 | ||
EN | Cruel Arrogance | ||
NieR:Automata
SINoALICE |
+ | NieR:Automata |
+ | SINoALICE |
Si'F-unnumbered
道を引き返し始めた時は、まだ小さな違和感でしかなかった。
海を渡る手段を探すついでに、何か情報を探そうと思っただけ。
海を渡る手段を探すついでに、何か情報を探そうと思っただけ。
眠る前に置いておいた槍の位置が、少し違う気がする。
最初に気付いた時は、そのくらいの違和感でしかなかった。
最初に気付いた時は、そのくらいの違和感でしかなかった。
けれど今、状況は前よりもずっと悪くなってる。
だから私は、急いで道を引き返さないといけない。
だから私は、急いで道を引き返さないといけない。
私達に関する情報があるのは、あの研究施設くらいだから。
もしあれが、いつか眠りの外側にまで及ぶのなら……
もしあれが、いつか眠りの外側にまで及ぶのなら……
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年9月28日 | ||
EN | Si'F-unnumbered | ||
解放 | ノエル(無血貌の兵器) |
Si'F-ADVtest
「何か、叶えたい夢とかあったりしないの?」
オリジナルの問いの意味が、私には解らなかった。
夢という言葉の意味を、私は知らない。
オリジナルの問いの意味が、私には解らなかった。
夢という言葉の意味を、私は知らない。
だから、私は研究員にその意味を尋ねた。
研究者は簡潔に答えた。
「睡眠中の人類が、主に視覚で感じていた心像をそう呼びます」
研究者は簡潔に答えた。
「睡眠中の人類が、主に視覚で感じていた心像をそう呼びます」
それから研究員は、いくつかの情報を補足する。
記憶の整理、人が見出した価値について。そして最後にこう言った。 「一般的な睡眠を行わない皆さんは、見る機会はないと思います」
記憶の整理、人が見出した価値について。そして最後にこう言った。 「一般的な睡眠を行わない皆さんは、見る機会はないと思います」
研究員の話を聞いた後、私はオリジナルに答えた。
「私たちは眠らないので、夢を見ることはないそうです」
オリジナルは悲しそうに笑う。その笑いの意味も私には解らない。
「私たちは眠らないので、夢を見ることはないそうです」
オリジナルは悲しそうに笑う。その笑いの意味も私には解らない。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年12月20日 | ||
EN | Si'F-ADVtest | ||
解放 | ノエル(黒緋染の兵器) |
黒趾ノ長槍
街の外れにある、とある屋敷で長年門番をしている男がいた。
槍を持って門の前に立ち、不審な人物や客人の対応を行う、
男は同じ屋敷で、その仕事に人生のおよそ半分を捧げてきた。
槍を持って門の前に立ち、不審な人物や客人の対応を行う、
男は同じ屋敷で、その仕事に人生のおよそ半分を捧げてきた。
長年同じ屋敷で同じ仕事を続けているため、
男は雇い主、つまりその屋敷の主人とはずいぶん仲が良かった。
個人的な悩み事についても話し合う、友と言えるほどに。
男は雇い主、つまりその屋敷の主人とはずいぶん仲が良かった。
個人的な悩み事についても話し合う、友と言えるほどに。
ある日、屋敷の主人は自身の寿命について男に話した。
子供の居ない自分が老死すれば、門番の仕事もなくなってしまう。
早いうちに次の仕事を探した方がいいと、主人は謝りながら話す。
子供の居ない自分が老死すれば、門番の仕事もなくなってしまう。
早いうちに次の仕事を探した方がいいと、主人は謝りながら話す。
しかし、男は結局別の仕事に移ることはなかった。
長年世話になった主人を一人残すのが忍びなかったからと。
男は屋敷が荒れ、黒い鳥や獣の住処になっても門番を続けていた。
長年世話になった主人を一人残すのが忍びなかったからと。
男は屋敷が荒れ、黒い鳥や獣の住処になっても門番を続けていた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 黒趾 |
追加日 | 2022年2月28日 | ||
EN | Blacktoe Halberd |
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星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
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星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |