むかしむかし。光の神が6つの武器を創り、それらを世界の此方彼方に隠したとされている。そのうちの一つである篭手は、広大な砂漠の中に埋もれ、長きにわたり人目に触れることはなかった。その砂漠には、都から追いやられた貧しい異邦の民が暮らしていた。
異邦の民は、砂漠で稀に見つかる鉱石を売って暮らしていた。それらは布袋一杯に集めても銀貨1枚にも満たない価値しかなかった。ある日、いつものように彼らが鉱石拾いに精を出していると、仲間の一人が砂の中から黄金に輝く篭手を見つけた。
彼らは、その篭手を女王に献上することにした。それは、女王に忠誠を誓う意思があることを示し、都で暮らすことを許してもらうためだった。都へ上がり、女王に謁見を申し出たが、女王は無慈悲にも篭手を取り上げ、異邦の民を再び砂漠へと追放した。
女王は、輝く篭手をうっとりと眺めた。しかし、それを国庫に大事にしまおうとして触れた途端、篭手は砂となって跡形もなく崩れ落ちてしまった。一方その頃、異邦の民が拾い集めていた布袋の中の鉱石は、すべて本物の黄金に変わっていて、彼らは驚いたという。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 白鉄 |
EN | Alabaster Gauntlet | ||