未完の盛装

  • 分類:短編小説
  • 初出:「別冊小説現代」1982年冬号
  • 雑誌時挿絵:上村一夫
  • 収録短編集:宵待草夜情

あらすじ

 葉子は、夫が喉を掻きむしって苦しむのを眺めながら、風の音を聞いていた。

昭和37年、弁護士の赤松の元に現れた依頼人は、過去の殺人事件のことで脅迫されているという。その事件は時効になったはずだったが、戸籍上ではまだ時効まで猶予があることが解り……。

登場人物

  • 葉子
    • 売春婦。
  • 宮原定夫
    • 葉子の夫。昭和22年に死亡。
  • 吉野正次郎
    • 闇物資の仲買人をしている男。
  • 田口
    • 医師。
  • 桜井嚇三
    • 元特高の刑事。
  • 水野辰夫
    • 吉野の子分。
  • 村田ミツ
    • 葉子の隣家の住人。
  • 赤松
    • 弁護士。
  • 木島歌江
    • クラブ〝葉子〟の女給。

解題

(スタブ)

掲載号「今月登場」より

 大ファンのピアニスト、ルドルフ・ゼルキンのコンサートに行った。レコードはほとんど揃えているが、初めての演奏会に大感激。

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最終更新:2017年08月10日 12:02