- 分類:短編小説
- 初出:「小説新潮」1985年8月号
- 雑誌時挿絵:長尾みのる
- 収録短編集:『もうひとつの恋文』
あらすじ
ヤギさんが……そうねえ、あれは一緒に暮し始めて一年とちょっと経った頃だったかな、「紙でできてたら困るもの知ってるか」って聞いてきたことあった。何でそんな話になったのか憶えてないけど、私が、まず灰皿でしょ、パイプでしょ……うん、そん時もヤギさん煙草吸ってたからネ。
大学生の私は、スーパーで万引きを見逃したのをきっかけにベテラン作詞家のヤギさんの家に転がり込んだ。仕事がなくなってゴロゴロしているヤギさんに尽くす私だったが……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年06月09日 23:10