- 分類:短編小説
- 初出:「小説新潮」1986年3月号
- 雑誌時挿絵:小林泰彦
- 収録短編集:『もうひとつの恋文』
あらすじ
あの二人見てると、オートバイに相乗りしてるんだなあと思うことあったわ。もちろん、運転は純さんのほうで、荷台に座って、恐いから純さんの腰に手を回したいんだけど、それを躊躇って恐いぶん、ムッと怒ったような顔して、体ガタガタ震えるのをこれはこいつの運転が下手だからだと必死に信じようとしているのが晴彦のほう――
六年前、会社の金を使い込んだあげくに離婚届だけを残して出ていった前の夫・晴彦が、突然店に現れた。そのまま晴彦は家に転がり込んでしまい、私と今の夫の純さんと三人の奇妙な同居生活が始まる……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年06月11日 22:34