夜の肌

  • 分類:短編小説
  • 初出:「小説現代」1993年2月号
  • 雑誌時挿絵:渡邉伸綱
  • 収録短編集:美女

あらすじ

「灯を消してもいいか……」
 縞川はひとり言のような小声でそう聞いた。さっきから黙って目を閉じている妻が眠ってしまっているのなら、せっかくのその安らいだ眠りを妨げたくなかった。妻が病院から帰ってきてからずっと付き添っていてくれた義妹の佳代子からは『姉さん、ずっと寝つきが悪いのよ。しきりに昔の思い出話なんかして……』と聞かされている。

二十年連れ添った妻の和子は、癌で明日をも知れぬ命だったが、本人の希望で自宅へ戻っていた。妻が今夜にも死ぬのではないかと思いながら寄り添う縞川に、和子は思わぬ告白を始める……。

登場人物

  • 縞川
    • 会社員。
  • 和子
    • 縞川の妻。
  • 佳代子
    • 和子の妹。
  • 三村
    • 和子の主治医。

解題

(スタブ)

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最終更新:2017年07月16日 17:30