- 分類:短編小説
- 初出:「小説新潮」1993年6月号
- 雑誌時挿絵:宇野亜喜良
- 収録短編集:『美女』
あらすじ
その夜、午後十一時四十五分に帰宅した外浦淳一は自分の鍵でドアを開け、三分後には寝室のベッドの上に妻の絞殺死体を見つけ、およそ一分後、電話で警察に連絡を入れた。
三分間は居間のソファに座り、外浦が煙草を喫っていた時間である。
国税庁職員の妻が国分寺の自宅で絞殺された。刑事の安原は、通報した夫の外浦が犯人だと直感するが、外浦は妻の死亡推定時刻に真鶴の別荘に愛人と居たというアリバイを主張する。安原が真鶴に電話すると、その愛人も同じ時刻に絞殺されていた! それを聞いた外浦は、とんでもないことを言い出す……。
登場人物
解題
(スタブ)
各種ランキング順位
収録アンソロジー
- 日本推理作家協会編『推理小説代表作選集 1994年版』(1994年、講談社)
- 日本推理作家協会編『犯行現場にもう一度 ミステリー傑作選33』(1997年、講談社文庫、上の文庫版)
- 日本推理作家協会編『伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005』(2010年、講談社文庫、上からの採録)
関連作品
最終更新:2017年10月17日 02:45