- 分類:短編小説
- 初出:「解脱増刊SUN・SUN」1996年冬号
- 雑誌時挿絵:渡辺宏
- 収録短編集:『さざなみの家』
あらすじ
まな板の上でレタスの葉を一枚一枚はがしているうちに、
『産む、産まない……産む、産まない……』
自然に声が体の中にわきあがった。
妊娠が判明した滝江は、産むべきが否か迷っていた。四十半ばでの出産は危険もあるし、スーパーの仕事もある。本社の重役の三村は「むしろ産むべきだ」と言ってくれるが、店では滝江の子供は三村の子だという噂が流れ……。
登場人物
- 吉川滝江
- 三村謙作
- 吉川達哉
- 吉川ヤス
- 吉川勝広
- 吉川夏美
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年09月10日 22:58