桜前線

  • 分類:短編小説
  • 初出:「解脱増刊SUN・SUN」1999年春号
  • 雑誌時挿絵:渡辺宏
  • 収録短編集:さざなみの家

あらすじ

 年が明けたと思ったら今年も早や三月の下旬になり、花の便りの聞かれる時季になった。
 家の前の桜の木も、まだ枯れ枝と変わりなく殺風景だが、朝出がけに見るとうっすらとピンクのヴェールでもかぶったように見える。

滝江は、姑のヤスにボケが始まったのではないかと疑っていた。『リンゴの唄』を歌いながらリンゴを囓る姑に声をかけると、姑は不意に過去のことを語り始めて……。

登場人物

  • 吉川滝江
    • スーパーの副店長。
  • 吉川ヤス
    • 滝江の姑。
  • 吉川達哉
    • 滝江の夫。
  • 吉川勝広
    • 滝江の息子。
  • 吉川頼子
    • 勝広の妻。
  • 吉川夏美
    • 滝江の娘。
  • 吉川集一
    • 滝江の息子。赤ん坊。

解題

(スタブ)

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最終更新:2017年09月10日 23:01