◆火術
攻撃的な術が揃った系統。水術と相反する。
攻撃術が多い割には火力は大したことないので中盤頃は空気になりがちだが最強の単体術クリムゾンフレアに必要なのでがんばって鍛えよう。
◆ファイアーボール
【威力:2(1) 消費:1 属性:熱】
火の基本術。
敵一体に火の玉を敵に投げつけ攻撃する。Lv21以上で周囲にも小ダメージを与えられるようになる。
序盤
ジェラールが一人で歩けるときに宮廷魔術師エメラルドから教えてもらえ、以後ジェラールの主力と成り得る。
序盤の
ゾンビ系や骸骨系といった体力が高かったり武器攻撃が通じにくい敵にはとても便利。
◆セルフバーニング
【威力:5 消費:3 属性:熱】
自分の周囲に炎の結界を張り、直接攻撃を受けた際に熱属性のカウンターダメージを返し消滅する。
敵からのダメージは食らうし、カウンターダメージも大したことはないが、熱属性攻撃を無効化するという効果もあり、
ワグナスなど熱攻撃が痛い敵にはこちらの効果で重宝する。
魔法盾に分類され、金剛盾・ソードバリアとは重複せず最後に唱えたものが上書きされる。
GBサガにあった『さわるとやけど』の発展型と言える。
◆フレイムウィップ
【威力:4 消費:1 属性:熱状 追加:麻痺】
敵一体を炎の鞭で縛り上げる単体攻撃術。
ダメージ自体は大したことないが追加効果の麻痺が重宝する。
ムウン! レッドバインド!
◆黒点破
【威力:- 消費:8 属性:状 即死】
敵一体に3匹の黒龍が襲い掛かり敵のLPを奪う即死技。
命中率は冥力のみに依存なので火術Lvが低くても関係ない。術師キャラより普通のキャラの方が向いている場合の方が多い。
◆リヴァイヴァ
【威力:- 消費:18 属性:状】
味方一人に被ダメージが現在HPを超えるとHP全快で自動復活する術をかける。ロマサガ版リレイズ。
気絶したことにはならないため、リヴァイヴァ状態であればHP0でもLPは減らないが、ライフスティールなどのLPブレイク攻撃には無力。
またHPが全快するだけなので、倒れる前に食らっていた状態異常は引き継がれる点は注意が必要。
幻体戦士法との共存はできず、効果は打ち消される。
◆水術
全てが回復・補助術で固められている。火術と相反する。
序盤は延々と生命の水だけ唱え続ける必要があり育成が面倒だが実用性の高い霧隠れや反則級のクイックタイムが強力。
◆生命の水
【威力:4 消費:1 属性:状】
味方一人のHPを回復。
消費1という高コスパの回復術。
Lv9で睡眠解除、Lv20で麻痺解除の追加効果がつく。
なんといってもその低燃費が特徴でJPの少ない序盤は重宝する。
逆にJPが豊富になる終盤は回復量から月光やアースヒールに見劣りしてくる。
◆元気の水
【威力:- 消費:2 属性:状】
味方一人の石化以外の全ての状態異常を解除できる。
あまり実用性はないがスタンも解除できるのはこの術法のみ。
終盤はエリクサーに押されがちだが消費の低さ、単系統で使えることから需要は高い。
◆霧隠れ
【威力:- 消費:6 属性:状】
味方一人を霧で隠し敵の攻撃を100%回避する術。隠れている間はターゲットからはずされ、攻撃をすると解除される。
隠れたまま安全に味方の補助や回復ができるようになるので打たれ弱い術師には最適。
しかし100%回避と言っても全体攻撃など元々回避不可能な攻撃からは逃れられない。
霧隠れ中から攻撃した場合、相手の回避率を無視するので命中率が飛躍的にアップしほぼ必中になる。
霧隠れ→即死技のコンボが凶悪。霧隠れ→スタン技なども有効。
ただし、使用者の命中率は無視できないため外すときは外す。
霧隠れ→光の壁or炎の壁で隠れたままの攻撃が可能。相手次第では完封もできる。
謀殺したいキャラを残して全員で霧隠れをすれば謀殺も楽ちん。
テンプテーション、催眠、テラーボイス、水鳥剣といった全体・複数対象の攻撃を見切るのにも便利。
◆水舞い
【威力:- 消費:2 属性:状】
味方一人の斬殴突射熱の防御力を (水Lv/3)+2 分だけ上昇させる。
エアスクリーンと違い習得時点で技能レベルが高いため効果を実感しやすい。
エアスクリーンとの共存はできないが、魔法盾との共存は可能。
気絶しても効果は持続する。
◆クイックタイム
【威力:- 消費:36 属性:状】
唱えたターンに敵全体を行動不能にし、数ターン必ず先制できるようにする反則級の術。
敵の動きが止まっているため敵の回避率を無視して攻撃が命中し、耐性がなければ状態異常も100%発動する。
地相を戦闘開始時の状態に戻すという効果もある。
消費JP36と膨大だが、毎ターン全員が交代で唱え続ければラスボスすら完封できる。
初心者用の救済措置として実装されたとまことしやかに囁かれており、縛りプレイでは真っ先に封印される。通常プレイであってもゲームを楽しみたいなら使用は慎むべき。
◆風術
どちらかと言えば補助寄りの性能を持った系統。地術と相反する。
コスパ最高のウィンドカッターや隠れた有能エアスクリーンがあるが、無駄の極致・風神剣も抱えている。
◆ウィンドカッター
【威力:3n 消費:1 属性:斬射】
風の刃で敵一体を切り刻む術。Lv5ごとにカッターの数が増え、攻撃力も上がっていく。
一般的な術と違い、Lv5ごとにダメージ係数に補正がかかるため威力が急上昇していき、消費1の基本術だが終盤でも実用的なダメージをたたき出せる。
斬射の複合属性なのでソードバリアで回避可能。
◆エアスクリーン
【威力:- 消費:2 属性:状】
空気の膜で敵の攻撃を遮り味方一人の斬殴突射雷ダメージを軽減する。実際には (風Lv/3)+2 だけ対象の防御を底上げしている。
その為Lvが低いとろくな軽減率が得られず、たいていの人は宮廷魔術師加入直後に使ってみるもののあまりの効果の薄さに二度と使わなくなってしまうというも不遇な扱いを受けることになる。
最大で+18の防御を得られ、特に雷防御は対応する防具が少ないので大活躍できるのだが、ゲーム中誰もそのことを教えてくれないので気づきにくい。もちろん攻略本でも教えてくれない。
箸にも棒にもかからないゴミ術技などはザラだが、本当は有能なのに不遇な扱いを受けている稀有な術。
◆ミサイルガード
【威力:- 消費:6 属性:状】
味方全体を対象に射属性のみの攻撃を全て回避するバリアを張る。
使いどころがピンポイントなのであまりぱっとしないが、運河要塞の門戦では必須級の術と言える。
射属性と言えば弓技が思いつくが、剣技のカマイタチ・つむじ風も防げるためラストバトルでも非常に有用。
パーティーのうち誰かひとりに覚えさせておくといい。
魔法盾と共存できるが、壁術とは競合する。
◆体力吸収
【威力:3 消費:3 属性:無】
敵一体ののHPを吸収して自身のHP回復できる術。アンデッドには無効。
必中・無属性と防御行動以外ではダメージを軽減できないので敵に使われると非常にいやらしい。
冥術以外では唯一冥力によって威力が上昇するので術師なのに術威力がイマイチという方に是非。
一人旅での回復手段としてはかなり優秀。
◆風神剣
【威力:- 消費:10 属性:状】
術で作り出した剣を装備する術。現れた剣は固定装備となりはずせなくなる。
この武器『風神剣』は攻撃力35で固有技に稲妻斬りとカマイタチを持っているのだが、習得できる時期的に武器自体も技も弱すぎて使い物にならない。しかも一度唱えれば武器は残り続けるためあとは術欄と装備欄を圧迫するだけ。
地上戦艦にいい仕事で潜入したとき専用としか思えないほど役に立たない術。おそらく全ての術・技の中で最も無意味。
せめて三段階目の術法か、一戦闘限りで風神剣がもっと強い武器ならもうちょっと活躍の場はあったかもしれないのに。
◆地術
攻撃・補助・回復とバランスよく使える系統。風術と相反する。
水術と同様最初のうちは攻撃術がなく延々と金剛力を繰り返すだけの地味な存在だが、攻略に欠かせない有用な術が揃っている。
◆金剛力
【威力:- 消費:1 属性:状 腕力上昇】
味方一人の腕力を (地Lv/4)+2 だけ上昇できる。
最大で+14もの補正が受けられるので物理攻撃キャラには必携の術法。
微妙にエフェクトが長いので地の精霊が互いにかけあう姿にイライラさせられる。
ヴイ~~~ン・チーン!
◆足がらめ
【威力:- 消費:2 属性:状 スタン】
敵全体をスタンさせる補助術法。浮遊している敵には効果がない。
敵が使うとやたらと命中率がいいのに味方が使うと全く当たらない。
それもそのはず、命中率に地Lvしか関係していないため、この術を最も唱える機会の多い序盤が一番命中率が低くなってしまうからである。
しかも序盤は素早さ補正を受けられる陣形がないため先手を打てず敵の行動後に唱えたりして意味がない。しかもはずす。
効果的に使いたいのなら、サイドアタックで行動順補正を狙っていく必要がある。
◆アースヒール
【威力:6 消費:5 属性:状】
味方一人のHPを回復させる。
消費5とコストが重いが回復量も多い。
地Lv20以上で混乱・魅了・狂戦士と状態異常で最も厄介なやつらを解除できるので覚えておくと便利。
◆ストーンシャワー
【威力:6 消費:8 属性:殴】
地術唯一の攻撃術にして高威力の全体攻撃。強力すぎて
合成術の価値を相対的に下げてしまっている。
これを覚えると雑魚戦が格段に楽になるが、殴属性なので
無機質系には無効化されてしまう。
逆にラルヴァクィーンには有効。
術なのに物理属性というのはロマサガならではの仕様で、他RPGから来ると戸惑うが、そもそも岩の塊をぶつけてるだけなのに土属性とか言ってる方がおかしいのでこちらの方がリアリティがある。
◆金剛盾
【威力:- 消費:10 属性:状】
味方一人に斬殴突射攻撃を65%の確率で回避、斬殴突+射熱冷雷状の攻撃は100%の確率で回避する盾を作り出す、最強の防御術のひとつ。
魔法盾なので両手武器や術法使用時でも発動してくれる。また、通常の盾で防げない攻撃も防いでくれる。
そのため防具の盾を完全に要らないものにしてしまった。
他の魔法盾であるセルフバーニング、ソードバリアとは併用できず最後に使ったもので上書きされる。
ソードバリアとは敵によって使い分けるといい。
◆天術
攻撃・補助・回復とバランスよく覚えられる汎用性のある系統。地水火風の他の系統に影響されないのも強み。
唯一冥術とは相反するので一緒には覚えられない。
とりあえず全員に月光とソードバリアを覚えさせておくといい。
◆ライトボール
【威力:1 消費:1 属性:状 追加:暗闇】
敵全体に状属性ダメージと暗闇を与える。
レオンが最初から覚えており、ゲーム中でも最初に使用できる術法。
ダメージはほとんどないに等しいが追加効果で暗闇を与えられる。
また、ダメージが低いと言っても他にろくな攻撃方法のない最序盤の無機質系には圧倒的な殲滅力を持つ。
暗闇耐性を持たない敵は多いので、物理攻撃が厄介な強敵に出会ったらまず一発唱えておいて損はない。
◆月光
【威力:5 消費:4 属性:状】
味方一人のHPを回復させる。
術法研究所を建てればすぐに覚えられるようになる回復術。
消費は少々重いが、他の所有術に影響されずに覚えられる回復術なので火・風習得者には必ず覚えさせたい。
Lv9以上で暗闇解除の追加効果がつく。
◆太陽光線
【威力:4 消費:5 属性:熱 特効:不死】
太陽の光を集めて敵一体を焼き焦がす術。
熱属性で不死特効付き。
ダメージは今一つだがアンデッド相手にはそれなりに使える。
しかし合成術を覚えるまでの繋ぎでしかない。
◆ソードバリア
【威力:- 消費:12 属性:状】
自身に斬属性を自動防御する魔法盾を発言させる最強の防御術のひとつ。
斬属性を含む攻撃を100%の確率で無効化できるので、斬属性攻撃しか持たない
ノエル第二形態や巨人にはめっぽう強い。
ウィンドカッター、サンドストーム、爪による攻撃など一見術の名前からは連想できない攻撃も防げるので守備範囲は広い。
セルフバーニング、金剛盾といった他の魔法盾とは共存できず、上書きされてしまう。
◆ギャラクシィ
【威力:10 消費:13 属性:無】
宇宙線を集めて敵にたたきつける最強の全体攻撃術。
防御無視の大ダメージを敵全体に与えられるため、敵の編成に左右されずあらゆる場面で活躍できる。
これが習得できると他のほとんどの攻撃術法はお払い箱になる。
欠点は消費が重いことと若干エフェクトが長いこと。
そしてこれを唱えようとしたキャラが魅了されること。
ギャラクシィの暴発、それは確実な全滅を意味する。
確実! そうサバンナで寝たらアリが出るっていうくらい確実じゃッ!
◆冥術
状態異常に長けた系統。天術と相反する。
習得には
サラマンダーを犠牲にする必要があるので本作最大の悩みどころ。
はっきり言って術の効果自体はほとんどが役立たずだが、唯一無二の効果を持つシャドウサーバントが強力。
全体的に非常に癖が強く、玄人仕様の術系統。
◆ペイン
【威力:1 消費:1 属性:無 追加:スタン】
敵一体に身動きすら取れない痛みを与えることでスタンさせる。
尿管結石を患うととてもよくわかる効果。
ダメージ自体は大したことはないが、使用する敵が多く追加効果のスタンが非常にうざったい。
また、無属性攻撃なので回避・軽減手段がない事も厄介。
味方が使うと弱いのは相変わらず。アンデッドに対しては痛覚が無いから意味無いしね!
◆ホラー
【威力:- 消費:2 属性:状 混乱】
敵一体を3段階目の混乱に陥れる。
やはり敵に使われると厄介。全体攻撃術持ちがやられると全滅を覚悟しなければならない。
味方が使う場合は、こんなことしてるよりさっさと殴って殺した方がいいのでやはり使えない。
◆クロウエクステンド
【威力:- 消費:1 属性:状】
自身の爪を伸ばして固有武器を作り出す。風神剣と同じく一度生成するとはずせない。
『爪』には攻撃力18が割り振られているが爪の攻撃は体術に分類され、ダメージ計算に武器攻撃力が考慮されないので意味がない。
固有技の地獄爪殺法も敵が使うと恐ろしいが味方が使うととても弱い。
やっぱり使えない術。
しかし爪がはずせないって、日常生活も長い爪で過ごさなきゃらないってことなんだろうか。
◆デッドリードライブ
【威力:- 消費:9 属性:無 全
ステータス低下】
敵全体の全能力値を一時的に (冥Lv/4)+2 だけ減らす。最大で減少値は-14になるが、受けた敵が何か行動すると効果が切れる。
要は龍脈のデバフバージョンで、龍脈同様重ね掛け可能だが重ねる前に行動されるのであまり意味はない。
一度行動すると弱体化は解除されるので、効果は絶大だが使いどころを見極めなければまったく無意味に終わってしまう。
◆シャドウサーバント
【威力:- 消費:12 属性:状】
自身の影分身を作り出し、本体の行動をトレースさせる。攻撃を行えばダメージが2倍になるので簡単にカンストダメージを叩き出せる。
しかしダメージ表示は合算で1回のみなので、一撃が5000以上だと9999を超えた分は無駄になってしまう。
補助術は龍脈、デッドリードライブのみ有効。
また分身は一度だけ物理攻撃を肩代わりしてくれ、物理攻撃を食らうと消滅する。
術攻撃は素通しだが、逆に言えばずっと影分身を維持できる。
癖はあるが冥術において唯一実用性のある強力な術法。
ただし技能Lvを50まで上げれば補助術のドーピングでステータスが低くても割と簡単に5000以上のダメージが出る上、分身の維持にシャドウサーバントのかけなおしをしていると逆にダメージ効率は悪くなる。
あくまで9999ダメージを連発する爽快感を楽しむロマン術と思っておいた方がいい。
最終更新:2025年07月15日 23:13