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膝関節軸位撮影

Skyline view, Sunrise views for Patella, Laurin view


【撮影前チェック】
  検側がどちらか確認する。
  湿布などを貼っていないか確認。

【ポジショニング】
  患者が姿勢を保持できる場合は座位(それ以外は背臥位)
  検側の膝関節を屈曲する(オーダーに従い30°,60°,90°の何れか)
  投影される膝蓋骨と大腿骨が欠けないようにカセッテを配置する。
  カセッテは入射X線に対して垂直となる角度で固定する。
  膝関節側面の体位に対して軸方向に入射する。(腓骨の外果から大腿骨長軸に沿って入射する)

【X線入射点/距離】
  膝蓋大腿関節が抜ける角度で入射する。
    個人差が大きいが膝関節を60°屈曲した場合は尾頭方向に20°程度で射入射(この 記事 でも同じ方法を推奨している)
    または
    膝蓋骨を挟むように配置した指がフィルムに重なって投影される角度
  RまたはLのマーカーをフィルムに貼り付ける

【撮影条件】
  58kV/8mAs リス(-)
  膝蓋大腿関節に向けて入射

【チェックポイント】
  膝蓋大腿関節が広く投影される

【画像】
正常例  
膝蓋骨骨折  


Movie


7:35~
)


Merchant法  


【ポジショニング】
  大腿骨と寝台を並行にする。
    →大腿四頭筋をリラックスする
  下腿を45°下げる(下肢は安定するように台で支える)

【X線入射点/距離】
  膝蓋大腿関節を抜く角度( または大腿骨軸と30°の角度で射入射

Hughston法


【ポジショニング】
  腹臥位
  膝関節を屈曲し、下腿軸とカセッテを45°とする

【X線入射点/距離】
  45°の角度で射入射
  100cm

Settegast法


【ポジショニング】
  腹臥位
  膝関節を屈曲し、下腿軸とカセッテを115°とする

【X線入射点/距離】
  垂直入射から15°の角度で射入射
  100cm

編集可能です
最終更新:2024年02月23日 02:51