Colcher-Sussman法 - 一般撮影室

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Colcher-Sussman法

　　産婦人科領域の撮影
　　妊婦の骨盤径を計測し自然分娩か帝王切開の判断をする
　　マルチウス法と比較して胎児の被ばくが少ない ( 1/1.8程度 )
　　 被ばくの観点からグースマンやマルチウス法が優先される 3方向は許容されないということ？
　　 骨盤計測の適応は ①帝王切開後の経膣分娩、②難産既往、③身長150cm未満、④子宮底38cm以上、⑤初産婦の児頭浮動、⑥骨盤位（経膣分娩）、⑦分娩停止

【撮影前チェック】
　　ポケットの中身、チャックや金属ボタンの有無を確認する。
　　妊婦が被ばくする検査であることを理解しているか確認する。

【ポジショニング】
　　背臥位から両膝を立てる。
　　　→ 骨盤前部を拳上することで、骨盤入口、峡部、出口部の横径がほぼ同じ高さとなる。各横径を比較できる。
　　両大腿を少し開く。
　　計測に使用するメジャーを坐骨の高さで照射野内に置く（斜めにならないように、カセッテに平行にする）
　　両手は撮影範囲から除く
　　骨盤に捻れがないようにする。
　　照射野はカセッテの範囲内に絞る。

【X線入射点／距離】
　　大転子よりも3横指上（近位側）の高さで正中矢状面に沿って垂直入射
　　距離は130cm

【撮影条件】
　　100kV 10mAs
　　呼気停止

【チェックポイント】
　　メジャーが10cm以上読み取れること。
　　入口横径、峡部横径、出口横径が計測可能であること。
　　動きによるブレがないこと。
　　左右対称であること。

【画像】