Gravity test - 一般撮影室

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Gravity test , Gravity Sag View , 膝グラビティ撮影法

膝関節撮影の1種。
Gravity Sag Viewは仰臥位で股関節を45°屈曲し，膝を90°屈曲位で保ち重力により，脛骨が後方に落ち込むサイン（posterior sag‑ging sign）を
可視化した機能的膝側面X線撮影法である。
X線束は側面からカセッテへ垂直に入射する。

膝グラビティ撮影法（Gravity Sag View）の検討　日高国幸・柳川康洋・川本清澄・前田大助・小水　満
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/63/4/63_4_412/_pdf/-char/ja

The gravity sag view: A simple radiographic technique to show posterior laxity of the knee
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S074980630025994X
【要約】
後十字靭帯損傷による矢状面の(後方)弛緩を観察するのが目的。後十字靭帯損傷後の急性期では、ストレスを加えると痛みが生じるため、機能撮影やposterior drawer test(膝を70～90°に屈曲し脛骨を後方へ押す)は容易ではない。Gravity Sag Viewは痛みなく弛緩を視覚化可能。Step-offに3mm以上の左右差が合った場合に後十字靭帯損傷が疑われる。