一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。

The English version of the new website is available here !!











有鉤骨鉤撮影

有鉤骨は野球・ゴルフ・テニスなどのグリップ圧によって疲労骨折しやすい骨。一般撮影では手根管撮影・有鉤骨鉤撮影などで撮影しなければ観察できない。


【ポジショニング】
  ※再現性のある撮影をするために補助具を用意することが望ましい
  手関節側面撮影の体位から前腕を20°上げる。
  橈骨側に屈曲させる
  母指は最大外転位とする

【X線入射点/距離】
  100cm
  母指起始部に垂直入射
  48kV/4mAs リス(-)

【チェックポイント】
  有鉤骨鉤基部が豆状骨・中手骨と重ならずに描出されていること。
    →側面像では他の骨が重なる( 画像1枚目


有鉤骨鉤撮影(別法)

  撓屈させないため患者の痛みが少ない

【ポジショニング】
  ※再現性のある撮影をするために補助具を用意することが望ましい
  手関節側面撮影の体位から前腕を23°上げる。
  前腕を50度外旋する

【X線入射点/距離】
  100cm
  母指起始部に垂直入射
  48kV/4mAs リス(-)

最終更新:2024年02月22日 00:11