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下腿骨側面撮影

  下腿骨を側面から観察する

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ズボン、湿布、ホッカイロ等)
  目的とする場所はどこか確認する。(近位、遠位、中間)

【ポジショニング】
  検側を下にした側臥位。
  膝関節は軽度屈曲。
  検側の下肢の踵を上げた、軽度外旋位。
  非検側を前方に持っていく。

【X線入射点/距離】
  膝関節から足関節の中間。
  100~120cm(半切サイズを使用する場合は距離100cmでは照射野に収まらない)
  照射中心はふくらはぎの皮膚面に向けて、垂直入射。
  照射野は下腿前面までギリギリに絞る。(ふくらはぎ側は鉛プレートで遮蔽)

【撮影条件】
  55kV/5mAs リスなし

【チェックポイント】
  脛骨と腓骨の重なりが少なく分離して投影されていること。
  骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。



外国では脛骨と腓骨を分離するために皮膚面に入射したりしない?
最終更新:2024年03月26日 00:22