【ポジショニング】
体を45度傾け左肩を受像面につける。左腕を内旋し体の後方へ、右手は頭の上に置く。
※大動脈の観察を目的とする場合はさらに角度をつけ60度の斜位とする。
【X線入射点/距離】
距離2mの点から、第7胸椎の高さで斜めになった体幹部の中心に向け垂直入射。
【撮影条件】
【チェックポイント】
肺野が欠けていない事。
動きによるブレがない事。
45度の斜位ならば、およそ(右側の肋骨外側〜脊椎間距離) = (左側の肋骨外側〜脊椎間距離)×2 になる。
適正なコントラスト、寛容度である事。
左の肩甲骨が肺野から外れている事。
ホルツクネヒト腔が広く観察できる事。
AP-window(大動脈窓)が描出されている事。
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