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足関節斜位撮影(内旋位)
正面・側面撮影で観察されない骨折線を描出する
骨折の転移の方向・程度を観察する
側面像と比べ腓骨が後方に描出されるため、脛骨と重なることなく観察できる
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ズボン、湿布、ホッカイロ等)
目的とする場所はどこか確認する。
【ポジショニング】
背臥位または座位から非検側に倒した(内旋した)斜位。
腰~下肢を内旋させ、踵と第4趾を結ぶ線をカセッテと45°とする。
下腿遠位1/3を含むようにする
【X線入射点/距離】
外側と内側のくるぶしの中点に向けて垂直入射
100cm
【撮影条件】
50kV/4mAs リスなし
【チェックポイント】
第5中足骨の近位部が含まれていること
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。
Weberの骨折分類(治療法の決定に用いる)
足関節斜位撮影(外旋位)
正面・側面撮影で観察されない骨折線を描出する
骨折の転移の方向・程度を観察する
側面像と比べ腓骨が前方に描出されるため、脛骨の後結節の観察に優れる
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ズボン、湿布、ホッカイロ等)
目的とする場所はどこか確認する。
【ポジショニング】
背臥位または座位から検側に倒した斜位。
腰~下肢を外旋させ、踵と第4趾を結ぶ線をカセッテと45°とする。
下腿遠位1/3を含むようにする
【X線入射点/距離】
外側と内側のくるぶしの中点に向けて垂直入射
100cm
【撮影条件】
50kV/4mAs リスなし
【チェックポイント】
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。
Weberの骨折分類(治療法の決定に用いる)
脛距関節と腓距関節の関節間隙は均一であり、成人では4mm以下である。
最終更新:2024年03月26日 00:24