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胸鎖関節撮影(検側を近づけた体位)

  肩の概観を観察するのに適した方法であり、救急などに適している。

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)

【ポジショニング】
  立位または座位。
  検側の胸鎖関節を受像面に近づける方向に体を45°傾ける。

【X線入射点/距離】
  距離100〜150cmの点から胸鎖関節に向け、垂直入射。
  75kV/16mAs リス(+)
  呼吸停止。

【チェックポイント】
  胸鎖関節間隙の正常値:3~5mm
  呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)

【画像】





胸鎖関節撮影(検側を遠ざけた体位)

  肩の概観を観察するのに適した方法であり、救急などに適している。

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)

【ポジショニング】
  立位または座位。
  検側の胸鎖関節を受像面から離す方向に体を15°傾ける。

【X線入射点/距離】
  距離100〜150cmの点から胸鎖関節に向け、垂直入射。
  75kV/16mAs リス(+)
  呼吸停止。

【チェックポイント】
  胸骨と鎖骨は重なるため、胸鎖関節腔は観察できない。
  検側を近づける体位よりも正面に近い像となる。
  呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)

【画像】
最終更新:2024年02月21日 20:14