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アントンセン氏法(1法)

  中距踵関節面・後距踵関節面・足根洞の観察

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (靴下、湿布等)

【ポジショニング】
  足関節側面撮影の体位から非検側の下肢を前に出し、検側の踵を上げる(足基準線とカセッテを40°とする)
    →四つん這いの形に近くなる
  足底面をX線入射方向に対して垂直とする。
    →管球を2軸に傾けなくて済むようにあらかじめ、患者を寝台の中心からずらして寝かせる
  放射線を頭尾方向に20°で斜入射するため、カセッテを足側にずらして配置する。


【X線入射点/距離】
  内側のくるぶし(内果)の下に向けて尾頭方向に20°で斜入射
    → 背腹方向に斜入射する方法もある
  100cm

【撮影条件】
  50kV/4mAs リスなし

【チェックポイント】
  中距踵関節-足根洞-後距踵関節が均等の間隔で明瞭に描出されていること。

【画像】
46枚目
FIg.3


アントンセン氏法(2法)

1法とは異なる角度から後距踵関節を描出する。

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (靴下、湿布等)

【ポジショニング】
  仰臥位。
  下腿軸とカセッテ長軸を並行とする。
  検側を外旋し足基準線を45°傾ける。  

【X線入射点/距離】
  内くるぶし(内果)と外果の中心に、尾頭方向15で斜入射
  100cm

【撮影条件】
  50kV/4mAs リスなし

【チェックポイント】
  後距踵関節が明瞭に描出されていること。

【画像】
Fig.4
最終更新:2024年03月26日 00:26