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グースマン法(Guthmann)


  産婦人科領域の撮影
  妊婦の骨盤径を計測し自然分娩か帝王切開の判断をする
   骨盤計測の適応は ①帝王切開後の経膣分娩、②難産既往、③身長150cm未満、④子宮底38cm以上、⑤初産婦の児頭浮動、⑥骨盤位(経膣分娩)、⑦分娩停止

【撮影前チェック】
  ポケットの中身、チャックや金属ボタンの有無を確認する。
  妊婦が被ばくする検査であることを理解しているか確認する。

【ポジショニング】
  立位。
  L→R方向で体右側をカセッテに付ける。
  計測に使用するメジャーを股に挟む(斜めにならないように、カセッテに平行にする)
  両手は撮影範囲から除くため、あげる。(手すりなどにつかまらせると良い)
  体背面がカセッテに垂直になっていることを確認する。
  照射野はカセッテの範囲内に絞る。

【X線入射点/距離】
  大転子よりも2横指上の高さ(大腿骨頭)で骨盤の前後中心に垂直入射
  距離は 123 150cm

【撮影条件】
   90kV 12mAs
   102kV 34mAs
  呼気停止

【チェックポイント】
  左右の寛骨臼が同心円で重なっていること。
  メジャーが10cm以上読み取れること。
  産科真結合線、解剖学的真結合線、外結合線が計測可能であること。
  動きによるブレがないこと。

【画像】
最終更新:2024年02月23日 02:45