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手正面撮影
末節骨、中節骨、基節骨、中手骨、手根骨を正面から観察する。第1指は正面とならないため、正面から観察する場合には他の撮影を用いる。
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す(指輪等)
痛い部位はどこか確認する。
【ポジショニング】
手掌をカセッテに付ける。
指は軽度開く。
第3指-橈骨がカセッテ長軸と平行となるようにする。
指先から手関節まで含まれるようにする。
【X線入射点/距離】
中指の付け根(MP関節)に向けて垂直入射。
48kV/4mAs リス(-)
【チェックポイント】
動きによるボケがないこと。
軟部組織まで観察できる寛容度であること。
骨梁まで観察できる画質であること。
マレットフィンガー:
ボクサー骨折:
第4・5指の中手骨遠位の骨折で喧嘩の際によく生じる。本物のボクサーは第2・3指で殴るため発生頻度は少ない。
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指節間脱臼:
ベネット骨折:
ボクサー骨折は第4・5指で頻度の高い骨折であるが、ボクシングなど強い力が原因で
第1指中手骨の近位部に生じる骨折をベネット骨折という。
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ローランド骨折:
第1指近位の骨折で3つ以上に粉砕された関節内骨折脱臼。ベネット骨折の粉砕骨折版。
骨折線は通常、T字型またはY字型。
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親指の付け根(MP関節)にある靭帯のうち、尺側の側副靭帯に緩みや断裂が生じる外傷。
スキーの途中に受傷することが多いためスキーヤー母指ともいう。
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手根中手骨脱臼:
関節リウマチ:
軟骨種:
第4・5指の骨折に対するUlnar gutterスプリント
最終更新:2024年02月22日 00:12