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肩関節正面撮影(内旋位)
小結節に付着する肩甲下筋が投影され、石灰沈着や小結節の骨棘の診断に適する。
上腕骨頭の後外側が投影され、Hill Sachs lesionが描出される。
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
受像面に背中を付けた立位、または座位。
全額面を受像面に平行にする。もしくは
体の捻れがないように非検側を受像面から離し、前額面と受像面のなす角度を30°とする。
検側を内旋する。
【X線入射点/距離】
肩甲上腕関節に対して垂直入射
【チェックポイント】
小結節が肩甲上腕関節(楕円に描出されている)に重なる
呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)
肩関節正面撮影(外旋位)
棘上筋腱の付着部が投影され、石灰沈着や剥離の診断に有用。
腱板を断列すると肩峰骨頭間距離が狭くなる。外旋位ではその観察に有用。
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
受像面に背中を付けた立位、または座位。
全額面を受像面に平行にする。もしくは
体の捻れがないように非検側を受像面から離し、前額面と受像面のなす角度を30°とする。
検側を外旋する。(最大外旋位とする)
【X線入射点/距離】
肩甲上腕関節に垂直入射。
【チェックポイント】
大結節が外側の接線に投影される。
呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)
最終更新:2024年02月21日 20:05