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胸骨正面撮影(PA方向)


【ポジショニング】
  受像面に向かう立位、又は腹臥位。
  冠状面と受像面を並行とする。
  ※X線を斜入するため、リス目が体軸と垂直になるようにカセッテを置く。
  肩甲骨を除去するため腕を内旋し、肩・肘を前にだす。

【X線入射点/距離】
  距離100cmの点から胸骨に向けてRAO方向に30°で斜入。

【撮影条件】
  • 照射法①
  65kV/16mAs リス(+) 
  吸気停止
  • 照射法②
  放射時間を3秒程度にし、呼吸中に照射する。
  (骨以外を不鮮明に写すことで、胸骨をはっきりさせる)

【チェックポイント】
  心臓の陰影に重なって胸骨が観察できること。
  胸骨が胸椎に重なっていないこと。
  しっかりと吸気で停止してあり、ブレがない事。
  胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。
  鎖骨近位、胸骨柄 ~ 剣状突起までが含まれていること。

【動画】

胸骨斜位撮影(RAO方向)


【ポジショニング】
  受像面に向かう立位、又は腹臥位。
  体の右側を前に出した斜位とする。
  冠状面と受像面のなす角度を30度とする。
    胸骨と胸椎が重ならないよう、胸鎖関節と胸椎棘突起を触りながら角度を確かめる。
    女性患者の場合、胸鎖関節を触る場合には気をつけること。(声かけ)
  胸骨が受像面の中心にくるように
  フィルム上端は胸鎖関節より4横子上に合わせる。

【X線入射点/距離】
  距離100cmの点から胸骨に向けて垂直入射。

【撮影条件】
  70kV/16mAs リス(+)
  吸気停止

【チェックポイント】
  心臓の陰影に重なって胸骨が観察できること。
  胸骨が胸椎に重なっていないこと。
  しっかりと吸気で停止してあり、ブレがない事。
  胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。
  鎖骨近位、胸骨柄 ~ 剣状突起までが含まれていること。


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最終更新:2024年02月15日 23:58