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胸部側面撮影(RL方向)
【ポジショニング】
体を正確に側面とする。(冠状面を受像面に垂直とする。)
上記の姿勢を保ったまま、受像面にできるだけ近づける。
足を肩幅に開かせる。
両腕を拳上させ、肺野から外す。足下が不安定な患者さんには手すりをつかんでもらう。(手すりは腕が十分上がる高さにする。)
肺野は後部でより長い。前傾姿勢をとる事で肺野後面(肋骨横隔膜角)が欠ける事を防げる。
【X線入射点/距離】
距離2mの点から第7胸椎の高さで受像面に垂直入射。両腕を拳上しているため、肩甲骨下端では合わなくなるが、
正面撮影→側面撮影と撮影すると考えられるので、正面撮影後、管球をそのままの高さにしておけば良い。
【撮影条件】
120kV/6mAs
ブレを無くすため、可能な限り撮影時間を短くする。
「胸部内の心臓・大血管は常に拍動しているため、動きによるぽけを防止し鮮明な画像を得るには1/20~1/200秒以下の短時間撮影にする。」
(引用 胸部撮影 h ttp://square.umin.ac.jp/aoki530t/prorogu_daigaku/CHEST.htm?newwindow=true)
【チェックポイント】
肺野が欠けていない事。
正確に側面になっている事。
ブレがない事。
腕が肺尖部にかかっていない事。
適正なコントラスト、寛容度になっている事。
胸部側面撮影(LR方向)
【ポジショニング】
体を正確に側面とする。(冠状面を受像面に垂直とする。)
上記の姿勢を保ったまま、受像面にできるだけ近づける。
足を肩幅に開かせる。
両腕を拳上させ、肺野から外す。足下が不安定な患者さんには手すりをつかんでもらう。(手すりは腕が十分上がる高さにする。)
肺野は後部でより長い。前傾姿勢をとる事で肺野後面(肋骨横隔膜角)が欠ける事を防げる。
【X線入射点/距離】
距離2mの点から第7胸椎の高さで受像面に垂直入射。両腕を拳上しているため、肩甲骨下端では合わなくなるが、
正面撮影→側面撮影と撮影すると考えられるので、正面撮影後、管球をそのままの高さにしておけば良い。
【撮影条件】
120kV/6mAs
ブレを無くすため、可能な限り撮影時間を短くする。
「胸部内の心臓・大血管は常に拍動しているため、動きによるぽけを防止し鮮明な画像を得るには1/20~1/200秒以下の短時間撮影にする。」(引用 胸部撮影 h ttp://square.umin.ac.jp/aoki530t/prorogu_daigaku/CHEST.htm?newwindow=true)
【チェックポイント】
肺野が欠けていない事。
正確に側面になっている事。
ブレがない事。
腕が肺尖部にかかっていない事。
適正なコントラスト、寛容度になっている事。
RL撮影とLR撮影の違い
疾患が体幹中心よりも右側にある場合を除いて、一般的にはRL方向で撮影される。
もっとも大きい写真の違いは左右の横隔膜が交差するか、しないかである。(RL→交差する、LR→交差しない)
【動画】
最終更新:2024年02月15日 23:52