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肩関節斜位撮影(関節腔撮影、True AP)
肩峰下の関節腔の観察に優れ、骨棘や腱板内の石灰沈着の診断に有用
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
受像面に背中を付けた立位、または座位。
体の捻れがないように非検側を受像面から離し、前額面と受像面のなす角度を40-50°とする。
検側の肘関節を屈曲し、軽度内旋する。(管球の方向へ向ける。)
【X線入射点/距離】
距離100〜150cmの点から肩甲上腕関節に向け、15〜20°頭尾方向で入射。
75kV/16mAs リス(+)または 55kV/12.5mAs リス(ー)
呼吸停止。
【チェックポイント】
肩峰下関節、肩甲上腕関節が抜けている事。
関節内の石灰化が評価できること。
呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)
最終更新:2024年02月21日 20:06