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下顎骨斜位撮影

下顎骨の骨折・腫瘍・炎症の観察。比較のために両方向撮影する。


【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など)

【ポジショニング】
  立位または臥位。

  腹臥位から頭部を回転し、検側をカセッテに近づける。
  頭部を下げ、矢状面とカセッテを25度とする。
  非検側に顔を15度回旋する。

  口を閉じ、上下の歯を合わせる。
  頸部を進展し下顎角と頸椎の重なりを防ぐ。

【X線入射点/距離】
  100cm。
  検側の下顎角に向けて垂直入射。

【撮影条件】
  75kV/16mAs リス(+)

【チェックポイント】
  カセッテに近い側の下顎枝、下顎角、下顎体、オトガイ(あご)が明瞭に描出されていること。
  下顎角が頸椎と重なっていないこと。(首が進展していること)

【画像】
最終更新:2024年02月05日 23:43