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骨盤正面撮影
骨破壊、外傷の診断(寛骨臼の骨折では斜位撮影が行われる)
骨盤輪
の断裂があるかないかで重症度・治療法が異なる。骨盤輪骨折では出血や内臓損傷を伴うことが多い。
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ポケットの中身、ズボン、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
背臥位。
下肢は内旋し、膝関節が中間位(もしくは内旋位)とする。
骨盤が正面となるよう、両上前腸骨棘がフィルムから同じ高さにあることを確認する。
カセッテ上端を腸骨稜より2横指上とする。
【X線入射点/距離】
大転子より3横指上の高さで、体幹の中心(正中矢状面)に垂直入射。
100~120cm
【撮影条件】
74kV/20mAs リスあり
【チェックポイント】
骨盤が正面であることを確認する。(腸骨・閉鎖孔が左右対称か)
小転子が左右対称に描出されているか。
骨盤が正面でない場合、非対称となり診断が困難となる。
最終更新:2024年02月23日 02:42